水壬楓子さんのレビュー一覧

最凶の恋人 地上の楽園(表題作 A Long Distance Call 長距離電話) 小説

水壬楓子  しおべり由生 

う~ん、まったく面白くないわけじゃないんですが・・・

前巻でめでたく(?)結ばれたはずの征鷹(攻)と遙(受)なんですが、なんと遙がアメリカに逃亡してしまうんですね。いえ、ホントの意味で逃げたんではなく、期間限定の留学なんですが。

それで、飛行機嫌いで自分は動けない征鷹に代わって、若頭の狩屋が様子を見に出張に行かされたり、生野(征鷹の息子・知紘の恋人)が見張り役としていきなり留学させられたり・・・ホント、まわりはいい迷惑というか、とばっちり受け…

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最凶の恋人 ルームメイト 小説

水壬楓子  しおべり由生 

『ヤクザもの』に見せかけたコメディ?

このシリーズは、水壬さん自ら『お笑い方面で最右翼、えろ面でトップ3』と言われるだけあります。Hは・・・元レーベルが黒ラキで、新装版はスラッシュすからね。推して知るべし、ですよ。

しかしこれ、設定やあらすじからのイメージでは『ヤクザもの・鬼畜攻』なんですが(それが間違ってるわけではないんですが)、その実コメディというよりいっそギャグなんじゃ、と思うほどです。征鷹(攻)があっという間にヘタレて…

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幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

これは面白い!

ファンタジーと推理サスペンスとの見事な調和のとれた作品でとにかく面白い。
一気に読み進めたい衝動に駆られる作品で、後味もすっきりして素晴らしい!
それに、可愛い萌え心も十分に満足させてくれる萌えツボアイテムのクマさんが、
とってもラブリーで、いい意味での裏切りが何度もあって飽きのこない展開なのです。

内容は、いつもはダラダラ書いてしまう私ですが、これはノベルのあらすじ程度で
我慢して…

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幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

とても良いファンタジー♪

水壬作品ってシリーズが多いので最近敬遠してましたが(スミマセン)単発だし、”幽霊””クマ”の単語に非常に惹かれて購入!
ただし、イラストが苦手な作家さんで(涙)クマのぬいぐるみだけ見てました(大汗)
しかしながら、非常によいファンタジーでして
以前成瀬かのさんで「ぼくはクマちゃん」という非常に痛い(?)幽体離脱ものがあったんですが、こちらは事件性があるものの、ドキワクと共に推理サスペンス風味…

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幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

いやぁ可愛いお話しでした‼

幽体となった受け様の身体を探す手伝いをしつつ、現在膠着中のバラバラ事件の捜査も行う刑事さんのお話で、もちろん攻め様視点です。

攻め様の仕事中は受け様はクマのぬいぐるみの中にいるのですが、四六時中強面の刑事さんはクマを片手に仕事をします。
後輩になんと言われようとクマを小脇に抱えどこにでも連れていきます。
デスクワーク中でも捜査で外に出る時も、もちろんベッドで添い寝もしてあげます。

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At the New Year グッズ

『ムーンリット・プレシャス』のウサギさんたち。

巳年の年明け早々の初レビューに、コレはあまりにも外し過ぎですか!?でもここまで時期を合わせられることもないと思われますので、このまま行ってしまいます!

水壬さんの同人サークルのウサギ年記念無料配布ペーパー(つまりちょうど2年前)です。商業誌『ムーンリット・プレシャス』のウサギ兄弟・レンとユキに、お相手の皇子兄弟・珀苓と葉月。

王宮の大晦日の夜更け。仕事に追われ、ようやく自室に戻った珀苓…

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本日、ご親族の皆様には。 小説

水壬楓子  黒沢椎 

設定はともかく『ラブ』は地味。

CP違いで2編ですが、緩やかに繋がっていますので、1編目のラストに少々触れています(それを受けての2編目なので)。未読の方はご注意ください。

1編目・表題作は、美容王国の女帝と言われた華さんの遺言で、集められた親族の中から『(華さんの養子となった)恭吾(受)を幸せにしてくれる男に遺産を相続させる』ということに。

恭吾とは大学時代からの友人で、彼に告白され断ったことから疎遠になっていた…

2

優しく、して 小説

水壬楓子  天野かおる 

他愛ないと言えばそうなんだけど、すごく好き。

え、なんで評価もレビューもないの!?と思ってよく確かめたら前世紀の作品だったんですね(私のお気に入りは古いものが多いので全然気にしてなかった・・・)。

私はこれすごく好きなんですが、それでも特に『何か』というものはない作品だなあ、とは思います。

水壬さんのごく初期の作品は、決して悪くはなくても個人的に『ちょっと何かが・・・』というのが多いんですよ。まだ書き慣れてないぎこちなさのような…

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幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

待望の!←単行本化を待ち望んでたんです。

かつての雑誌掲載作を大幅に加筆修正して新書化された作品ですが、辰彦(攻)の職業はじめ細かい設定がかなり変わっています(大元の部分は同じなんですが)。
ただ、作品の可愛らしい雰囲気そのものは維持されています。

しかしこれ、何言ってもネタバレになりそうで、すごくレビュー書きにくいんですよね。う~ん、『ネタバレ』とは言っても『メインキャラクターが幽霊』というパターンのハッピーエンドだとすれば予定…

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森羅万象 水守の守 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

可愛くて面白い

表紙のイメージとは、かなり違うと思いました。
もっと、しっとり系の水守かと思って読み始めましたが
まさか本体がカッパとは。しかも強気で可愛い。
確かに、頭のてっぺんが薄いとか漬物が好きとか
所々にカッパの特徴が書かれていましたね。
ナギのカッパ時のイラストを見た時に
なるほど犬に見えるけど、面白い顔だなと
笑ってしまいました。
正体がバレても、その事を知らずに奔走するナギに
萌え…

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