水壬楓子さんのレビュー一覧

リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

無骨なヤクザの純情

RDCシリーズの番外編的な「RDC -シークレットドア-」のスピンオフ作品で、
前作の攻め様の弁護士事務所で片腕の如く働く毒舌家の弁護士の受け様と
お抱え組の名久井組若頭の攻め様との腐れ縁的なセフレ関係から心ごと繋がるまでの
内容なのですが、この受け様の毒舌辛辣クールな女王様ぶりは近年では珍しいくらいかも。
同い年で、お互い家庭環境から家出をして、15才の時から名久井組で世話になっていて、…

5

晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 小説

水壬楓子  実相寺紫子 

攻がアホ過ぎて・・・

以前、新書で出ていたものの新装版ですね。私は新書はスピンオフも含め持っていないので(数少ない水壬さんの未所有作)、これが初読みです。

タイトル通り、雨男である志水(攻)と、晴れ男である泉(受)がメインなんですが、この設定自体は珍しくてまあ面白いとは思うものの、この『雨男・晴れ男』がジンクスなんてーのを遥かに超えて、すでに能力者級でした。いっそファンタジーなのか!?と言いたいくらい。握手で雨天…

8

幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

クマとおじさん

水壬さんといえば、「スキャンダル」のイメージが強く、
あまりその他の作品を読んでこなかったのですが、
皆さんのレビューに惹かれ、そして、クマとおじさんの
組み合わせに惹かれ購入しました。

幽霊と刑事のお話。
刑事の辰彦は家に幽霊がいるのに気づく。
この幽霊、恵は、自分の死体を探してほしいとお願いします。
辰彦は幽霊に驚きつつも、頼られたらほっとけなくて、
解決しようとします。

6

幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

可愛い♡ときどき物足りなし

妻に逃げられた疲れた刑事・辰彦のもとに現れた、自分の死体を探して欲しいという幽霊・恵。
幽霊の状態だと不安定だからと、彼は辰彦の弟の遺品のクマのヌイグルミを憑り代にする。
そのクマがちょこまか動いたり、トテトテ走ったり、手を上げたり…
いやー、想像すると可愛くて思わず笑ってしまう!

そのクマを連れて歩いて捜査をしている辰彦、という図。
時々話しかけたり、洗って上げたり、そのミスマッチ…

3

幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

BLにおけるクマのぬいぐるみ登場率高し?

水壬楓子さんの名前の読みがやっとわかりました…という初心者です←

長編シリーズもののイメージが強く、なかなか手にできなかった水壬楓子さんの作品ですが単作かつコミカルっぽいので初買いしてみました。

オッサン喋りのクマのぬいぐるみ映画が配給される、ずっと前からこういう話があったんですね~。
攻めの職業が記者という雑誌掲載時の作品も読んでみたかったなぁ。

この浮幽体…初めて交わした言葉が『おかえり…

3

幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

検挙率ナンバーワン間違いなし!

ミステリーとファンタジーとBLの融合という感じの作品。
辰彦は刑事で連続バラバラ殺人の捜査員の内の一人。でも事件は進展がなく、こう着状態にある。そんな中ある日辰彦がアパートに帰るとはかなげな幽霊がいて恵と名乗る。恵は自分が殺されたようだと言い、自分の死体を探してくれと辰彦に頼む。恵は特殊能力の持ち主で心が読めたり未来が見えたり幽体分離したりする能力を持っている。実は恵は捜査の協力のため警察に呼ば…

1

幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

期待負けでした…(^^;)

みなさんのレビュー(他サイトを含む)を読んで購入。

が、レビュー(褒めちぎってる)読んで期待しすぎたためか、
はたまた、沢山のレビューで既に内容が把握できてたためか、
自分が思ってたよりも普通でした(^^;)

なので本編よりも後半のカップルになってからの方が楽しめましたvv
クマにのり移って、なんとなくコメディーのようなところとか
恵も守る2人のキャラとの掛け合いとか笑える。

2

真冬のパンツまつり(合同誌) 小説

水壬楓子  鈴木あみ 

世の中には色々なパンツがあるのですね。

水壬さん・鈴木あみさんの合同パンツ本・第二弾です。
表表紙も裏表紙も、気軽に置いておけないパンツが前面に出ている仕上がりの同人誌です。
鈴木あみさんが自分で購入して撮影したそうです。
これは読む場所に気を使いますね。

まずは『ヒョウとゾウ』
これ、花降楼シリーズの上杉先生と玉芙蓉のお話なんです!
後半に諏訪さんと藤野も出てきます。
私、このシリーズで上杉先生と玉芙蓉のお話が一番好…

3

イロイロ。5(表題作 いねむり。) 小説

水壬楓子 

巳年ですね、ほのぼのしてます。

冬のイロイロ。は干支本で今回は巳年なのでミトちゃんが登場でした。
表紙も蛇を想像していたのですが、違いましたね。
これは横浜でしょうか!?何はともあれミトちゃんのお話は最後に出てきました。
来年は馬で手持ちがないとコメントされていたので、もしや今年どこかで馬BLが登場したり…。

まずは『いねむり』。
ジルがボリス叔父さまの膝枕で寝ているところに、アヤースが登場するのですがジルは気が付…

1

幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

とにかくかわいかった!

突然自宅に出現した美青年幽霊の死体を探すため奔走する35歳バツ一刑事のお話し。

題名の可愛さに惹かれて購入したのですが、内容もかわいらしかったです。
受け様が霊体なので、大体いつもくまのぬいぐるみにはいっているんですけど、そのときの仕草がかわいいったらありません。
ぬいぐるみを持ち歩く35歳のおじさんの図もなんだかかわいかったです(笑)
話中で繰り広げられている事件はともすればグロテス…

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