水壬楓子さんのレビュー一覧

お手をどうぞ 小説

水壬楓子  雨澄ノカ 

王道マイフェアレディ

帯にも「セレブな紳士×仕事を干されたモデル、BL版マイ・フェア・レディv」とある通り、そのまんまの実に王道でした。
あれ?やけにベタコテだし、作家さんぽくないと思ったら01年の作品の新装版なんですね。
旧版に書き下ろし【good morning?】が入っています。
本当に何も書くことがないくらいに、ズバリなんで困ってしまうw

再婚した母親の夫とそりが合わず、大学の学費を手切れ金のように…

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ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

ベスト・カップル!

自分がまだこの作品をレビューしてないことに、今更ながらビックリした。
この『ディール』の二人が、シリーズが何作出ようとも一番好きで、CDも買いこちらも何度聴いても飽きることはない。

私は割れ鍋に綴じ蓋カップルが大好きなのだが、この二人はまさにそれを体現しているのではないかと思う。
律にとって延清は何者にも代えがたい物凄く大切な存在なのだが、延清にとって律は言葉に出来ないような恋人であり、…

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真冬のパンツまつり(合同誌) 小説

水壬楓子  鈴木あみ 

花降楼シリーズ番外編の感想のみ 2

【J.GARDEN 34】でのお買い物・その2。
パンツをテーマに置いた鈴木あみ・水壬楓子合同同人誌第二弾です。4作品の商業誌番外編を収録した短編集で、「ヒョウとゾウ」(花降楼シリーズ)・「おっぱいとコンビニ」(妖精男子)は鈴木あみ筆、「ある休暇。」(コルセーアシリーズ)・「勝負!」(リスク)は水壬楓子筆となっています。
前作『真夏のパンツまつり』と同じく花降楼シリーズのみ本編既読なので、「ヒ…

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真夏のパンツまつり(合同誌) 小説

水壬楓子  鈴木あみ 

花降楼シリーズ番外編の感想のみ

ちるちるで存在を知ってからずっと欲しいと思っていた同人誌。2013年の【J.GARDEN 34】で手に入れることが出来ました。

鈴木あみと水壬楓子の合同誌で、タイトル通りテーマは【パンツ】。全4編の商業誌番外短編集です。「ぱんつの思い出」(花降楼シリーズ)・「温泉とひもパンと俺たち」(男の結婚)は鈴木あみ筆、「カッパのパンツはいいパンツ。」(森羅万象シリーズ)・「お気に入り」(エスコートシリ…

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CHECK OUT グッズ

後日談です。

このサイトのあらすじ表記にもある様に、「商業誌ラストの翌日の2人」のお話です。
ペーパーはもう取り寄せることは出来ませんが、もし興味のある方は水壬さんのHPの「Short Story on Web」から読むことができます。
いつしかエスコートシリーズが再録されればそこに掲載されるかもとのことです。

内容としては、任務終了翌日にホテルをチェックアウトした二人は、エスコート本社にて報告会に参…

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リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

先に弁護士がきたか~

好きなシリーズのスピンオフ
正直、私は弟の組長あたりが次に出るなら主人公かなと思ってました。

いやいやでも読んで面白かったです。
ある程度前作でこの弁護士の性格はわかってたつもりですが
まさか受キャラだとは思ってませんでした。
勝手に顔とか想像してきっとドSの攻キャラに間違いない!!と(^^;)
まぁでも相手がこの佐古ならしょうがないか。

とにかくお互い好き同士なのにすぐにく…

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晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 小説

水壬楓子  実相寺紫子 

とことんのこだわり

「晴れ男」「雨男」この設定にこだわり抜いて、トンチキか!?と思うほどに雨を降らせたり晴れさせたり、二人揃えばお天気雨とか(笑)を貫いた作品。
あまつさえ、これはお天気擬人化小説なのか?とも。

昔からイベントに自分が参加すれば雨になると周囲の人々から呆れられるほどの雨男・志水が悔しさから努力して頑張って歩んだエリートの道。
現在商社で30の若さにしてデキる課長として活躍中。
その会社に、…

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リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

そうか~シリーズものだったのか

シリーズとは知らず、買ってしまったのですが、
本編を読んでからの方が、色々背景が分かってよいとは思うのですが、
それでも十分ストーリーについていけました。

ヤクザで強面で硬派な男なのに、1人の男のために
心の中で悩んでいる様子のギャップがいいですね。

ただ、
「イカツイ顔して、心は乙女」なんて帯に惹かれて購入に至ったので、
世界観を楽しむというより、
「イカツイ顔して、心は…

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リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

ギャップを楽しむ

RDCシークレットドア(2作目)の番外編。
「イカツイ顔でも、心は乙女――!?」ってのに心惹かれまくりました。
実際は乙女というより、ヘタレ? 強面で強いんだけどヘタレって感じでしょうか。

佐古(攻)と征眞(受)は長年のセフレ同士で、常に佐古は受身。攻めだけど受身。
誘うのも主導権も常に征眞が持っている状態です。
佐古はそれでもいいと割り切っていたつもりだけど、征眞に結婚話が持ち上が…

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晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 小説

水壬楓子  実相寺紫子 

比喩的表現だと読んで見ると

10年前の懐かしい作品の文庫化再販で書下ろしも入った非科学的な雨男晴れ男が
題材のどこかコミカルテイストだけど、自分に無いものを持っている相手に惹かれる、
そんなストーリーです。

雨男や晴れ男、たまにそんな言葉がマジかもなんて思える人間にあたることがあるけど
この作品の主人公はまさに最強雨男、実際にはそんな非科学的現象は偶然の積み重ねだけど
若干ファンタジー要素が入っていると思えばな…

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