水壬楓子さんのレビュー一覧

真夏のパンツまつり(合同誌) 小説

水壬楓子  鈴木あみ 

花降楼シリーズ番外編の感想のみ

ちるちるで存在を知ってからずっと欲しいと思っていた同人誌。2013年の【J.GARDEN 34】で手に入れることが出来ました。

鈴木あみと水壬楓子の合同誌で、タイトル通りテーマは【パンツ】。全4編の商業誌番外短編集です。「ぱんつの思い出」(花降楼シリーズ)・「温泉とひもパンと俺たち」(男の結婚)は鈴木あみ筆、「カッパのパンツはいいパンツ。」(森羅万象シリーズ)・「お気に入り」(エスコートシリ…

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CHECK OUT グッズ

後日談です。

このサイトのあらすじ表記にもある様に、「商業誌ラストの翌日の2人」のお話です。
ペーパーはもう取り寄せることは出来ませんが、もし興味のある方は水壬さんのHPの「Short Story on Web」から読むことができます。
いつしかエスコートシリーズが再録されればそこに掲載されるかもとのことです。

内容としては、任務終了翌日にホテルをチェックアウトした二人は、エスコート本社にて報告会に参…

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リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

先に弁護士がきたか~

好きなシリーズのスピンオフ
正直、私は弟の組長あたりが次に出るなら主人公かなと思ってました。

いやいやでも読んで面白かったです。
ある程度前作でこの弁護士の性格はわかってたつもりですが
まさか受キャラだとは思ってませんでした。
勝手に顔とか想像してきっとドSの攻キャラに間違いない!!と(^^;)
まぁでも相手がこの佐古ならしょうがないか。

とにかくお互い好き同士なのにすぐにく…

2

晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 小説

水壬楓子  実相寺紫子 

とことんのこだわり

「晴れ男」「雨男」この設定にこだわり抜いて、トンチキか!?と思うほどに雨を降らせたり晴れさせたり、二人揃えばお天気雨とか(笑)を貫いた作品。
あまつさえ、これはお天気擬人化小説なのか?とも。

昔からイベントに自分が参加すれば雨になると周囲の人々から呆れられるほどの雨男・志水が悔しさから努力して頑張って歩んだエリートの道。
現在商社で30の若さにしてデキる課長として活躍中。
その会社に、…

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リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

そうか~シリーズものだったのか

シリーズとは知らず、買ってしまったのですが、
本編を読んでからの方が、色々背景が分かってよいとは思うのですが、
それでも十分ストーリーについていけました。

ヤクザで強面で硬派な男なのに、1人の男のために
心の中で悩んでいる様子のギャップがいいですね。

ただ、
「イカツイ顔して、心は乙女」なんて帯に惹かれて購入に至ったので、
世界観を楽しむというより、
「イカツイ顔して、心は…

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リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

ギャップを楽しむ

RDCシークレットドア(2作目)の番外編。
「イカツイ顔でも、心は乙女――!?」ってのに心惹かれまくりました。
実際は乙女というより、ヘタレ? 強面で強いんだけどヘタレって感じでしょうか。

佐古(攻)と征眞(受)は長年のセフレ同士で、常に佐古は受身。攻めだけど受身。
誘うのも主導権も常に征眞が持っている状態です。
佐古はそれでもいいと割り切っていたつもりだけど、征眞に結婚話が持ち上が…

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晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 小説

水壬楓子  実相寺紫子 

比喩的表現だと読んで見ると

10年前の懐かしい作品の文庫化再販で書下ろしも入った非科学的な雨男晴れ男が
題材のどこかコミカルテイストだけど、自分に無いものを持っている相手に惹かれる、
そんなストーリーです。

雨男や晴れ男、たまにそんな言葉がマジかもなんて思える人間にあたることがあるけど
この作品の主人公はまさに最強雨男、実際にはそんな非科学的現象は偶然の積み重ねだけど
若干ファンタジー要素が入っていると思えばな…

4

リーガルトラップ 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

無骨なヤクザの純情

RDCシリーズの番外編的な「RDC -シークレットドア-」のスピンオフ作品で、
前作の攻め様の弁護士事務所で片腕の如く働く毒舌家の弁護士の受け様と
お抱え組の名久井組若頭の攻め様との腐れ縁的なセフレ関係から心ごと繋がるまでの
内容なのですが、この受け様の毒舌辛辣クールな女王様ぶりは近年では珍しいくらいかも。
同い年で、お互い家庭環境から家出をして、15才の時から名久井組で世話になっていて、…

5

晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 小説

水壬楓子  実相寺紫子 

攻がアホ過ぎて・・・

以前、新書で出ていたものの新装版ですね。私は新書はスピンオフも含め持っていないので(数少ない水壬さんの未所有作)、これが初読みです。

タイトル通り、雨男である志水(攻)と、晴れ男である泉(受)がメインなんですが、この設定自体は珍しくてまあ面白いとは思うものの、この『雨男・晴れ男』がジンクスなんてーのを遥かに超えて、すでに能力者級でした。いっそファンタジーなのか!?と言いたいくらい。握手で雨天…

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幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

クマとおじさん

水壬さんといえば、「スキャンダル」のイメージが強く、
あまりその他の作品を読んでこなかったのですが、
皆さんのレビューに惹かれ、そして、クマとおじさんの
組み合わせに惹かれ購入しました。

幽霊と刑事のお話。
刑事の辰彦は家に幽霊がいるのに気づく。
この幽霊、恵は、自分の死体を探してほしいとお願いします。
辰彦は幽霊に驚きつつも、頼られたらほっとけなくて、
解決しようとします。

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