水壬楓子さんのレビュー一覧

ルール 小説

水壬楓子  高座朗 

甘いですけど

「スキャンダル」シリーズの3組目、「リスク」のスピンオフ作品です。

「ルール」「トゥルース」は、高森(受け)の視点で進んでいき、篠宮(攻め)と甘い恋人同士になるまでの話です。
「メッセンジャー」は、「リスク」の城島が主人公で、二人に恋文を渡す役割に使われるという面白い内容です。

私は前2作品を未読ですが、冒頭に説明があることもあり、なんとなく流れを察することはできました。

ただ…

1

フィフティ 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

シリーズ完結!

ついにシリーズ完結です!

2作品収録されていますが、「フィフティ」は「フィフス」の後日談、「スペシャル」は全カップル集合となっていますので、シリーズ全部読んでいないと話についていけません。もやっとします。

「スペシャル」は各カップルの甘い暮らしが垣間見えます。
どこを読んでもカップル達が登場します。攻めが強気なカップルばかりのなか、清家のワンコぶりが際立っていて笑えました。あと唯一の…

3

クラッシュ 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

シリーズ最強の「攻め」

「エスコート」シリーズですが、主人公は警視庁に務める夏目です。

抱くつもりが抱かれてしまう。しかも相手は高校生?!
という内容で、自分的には「フィフス」に並ぶ、大丈夫なのか?の展開でした。

主役二人に「エスコート」シリーズの面々がどう絡んでくるのかなぁと楽しみにしていたら、榎本が登場してきて思わずニヤリ。私の恋人は14歳年上ですが、と夏目にさらりと語る場面は笑いました。

あとが…

1

ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

シリーズ最強の受け

シリーズ3冊目。オーナー榎本の秘書である水嶋律が主人公です。
作者さま曰く「シリーズ最強の受け」登場です!

最初に「延清と暮らしている」というあらすじを読んで「延清って誰?」と首をかしげながら読み始めたこの作品。律の想像もしなかった辛い過去に切なくなりました。しかし、柳のような強さを持った律は素敵でした!

延清は律の飼い主というセリフもありましたが、読後の私のイメージでは、主役の延清…

2

フィフス 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

フィフスだけどシリーズ4冊目

題名には別に意味があったのですが、4冊目だよね?って思わず確認してしまいました(汗)

満を持してのオーナー榎本が主役です!
毎回私のつたない予想を良い意味で外してくださるシリーズなのですが、この作品はまた意外でした。

今までの主役達を愉しげに見ていた榎本の相手は、国会議員である14歳年上の実の叔父です。しかも17年前の15歳から肉体関係にあるという展開にビックリでした!いやいやいや、…

2

ストレイ・リング 小説

水壬楓子  山岸ほくと 

オトナの恋です

スピンオフ作品らしいですが、そちらは未読です。
これ単品でもよめる作品でした。

愛人関係にある二人のお話で上司×部下(40代と30代)です。
右城には奥さんも子供もいて、藤近も車もマンションも買ってもらって愛人だと割り切ってつきあっています。
1対1できちんと向き合う恋愛が好きな方には不倫のようにみえる関係の作品はう~んてなりそう。
私も不倫はどうなのか、て思う人間なのですが、これは…

2

エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

シリーズにハマる1冊

人材派遣会社「エスコート」が舞台のシリーズの1冊目です。
2冊目、3冊目と順番が前後しても支障がない読み切りで書かれていますが、やっぱり順番に読むのが良い気がします。

1冊に中編、中編、短編ですが、そのテンポが良いです。
展開が早すぎず、長すぎてだらけることもなく。
ストーリーにぐいぐいと引き込まれてあっという間に読み終えてしまいます。そして、急くようにシリーズの別の本に手を伸ばしてし…

1

Secret!(合同誌) 小説

鈴木あみ  水壬楓子 

甘い話多め

鈴木あみさん
九尾狐シリーズと花降楼シリーズ
水壬楓子さん
コルセーアシリーズ、スキャンダルシリーズ、お手をどうぞシリーズ
鈴木あみさんの九尾狐の続きを読みたくて購入しました。
「甘い葡萄」子狐に飲ませる為、乳首禁止を言い渡された(ほむら)お酒を飲ませてなんとか触れるがそのままエイチに。甘甘、ラブラブで買って良かったです!
他のシリーズを初めて読んで、本編が読みたくなりました。どれも…

2

銀の檻~舌とピアス~ 小説

水壬楓子  黒田屑 

「受け」の一つの極北。その名はアレク

口絵の舌舐めずりが全てを表しているかと…。
美しき獣、嶺路・アレクセイ。彼は銀髪のロングヘアをなびかせて男を喰らう「受け」。
腹違いの兄を殺した刑事の氷上をカネで買い、自分のイヌに調教する。
氷上は姪の心臓の移植手術代金をカタにアレクに買われる(飼われる?)ことを受け入れる。
このあたりの乳首ピアスや尿道プレイ、バイブでの調教は、読み応えたっぷりです。氷上ははじめからアレクの言いなりになる…

4

幽霊ときどきクマ。 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

依り代のクマのぬいぐるみのほうがカワイイ?

くたびれた刑事・辰彦の元に突然霊体で現れた美青年の恵。
辰彦は、相手と波長が合った縁か刑事という職業柄か、恵の行方不明となった遺体?だかを探す事となった。

霊体のままでは恵にとって都合が悪いらしく、その際に活躍するのが辰彦の弟の形見のクマのぬいぐるみ。
このクマのぬいぐるみが依り代となったおかげで話全体のカワイイ度が一気にアップして、辰彦が世話焼きだって一面も出てくる。

ただこの話…

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