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水壬楓子 石田惠美
麗音
ネタバレ
「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」のスピンオフ作品です。 新書版だった「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」は文庫化されたとき、こちらも引き続き出るかと思っていましたが出されないままでしたが忘れたころに出てきました。 すごくおもしろかたです。 私の萌えツボドンピシャなお話で。 好意を持った人には妻がいてそんな相手との愛人契約、やがてその想いが膨れ上がり今ならまだ間に合うと別れを切り出す。 けれど…
水壬楓子 実相寺紫子
自分に責任がなく努力してもどうにもならないことで責められ嫌われる『雨男』が、何の努力もなしに他力本願に利を得て感謝される『晴れ男』をやつあたり的に嫌う気持ちがよくわかって同情してしまいました。 けれど、そんな相手に対する不快感や言動にいちいちむかつく気持ちが、実は好意の裏返しだったなんて…。 何だかわからないけど気になってしまい、落ち着かない不安定な感情に振り回されてた攻めが、それを恋だと…
和泉桂 木原音瀬 水壬楓子
まりぽん812
「ふんどし祭り」を観光の目玉にする架空の地方都市・洋澄市を舞台にした三つの物語。 木原さん目当てで初めて合同誌を買いました。実はふんどしにはあまり興味がなかったのですが、ふんどしから生まれる物語の可笑しみとバリエーションがとても楽しかったです。ふんどし、好きになりました。 それぞれの物語の主人公たちは別々の町に住んでいますが、行き来があり、別の物語ではわき役で登場しています。三つの作品を通…
水壬楓子 雨澄ノカ
fandesu
床に摘んでいた本の山を整理しながら「ああ、何か夢のあるものを読みたい」と思って選んだ1冊。 はい、現実逃避には最適の本でした。結局『片付けが終わらない』というおまけ付きですが。 ピグマリオンものというか、マイ・フェア・レディものというか、これらのお話は何度衣替えしても、やはり楽しめます。 なんてったってドリームですもの。 年上のスパダリ紳士に甘やかされる受け様というのは、読んでいて大変…
あーちゃん2016
2004年の作品の文庫化。どうやらおやじ攻めらしいと知って購入。面白かったー、このおやじ、好きなタイプで無条件降伏。あまりに悔しいので神にはしない。どうにかしてこのおやじ、ぎゃふんと言わせたいのだけど、だめだ、絶対負ける・・・年上ねっとりおやじ好きな方にはおススメしたいです(笑)「本編110Pほど+その続き125Pほど+今回の書き下ろし35P+水壬先生のあとがき+石田先生のあとがき」。 お話…
水壬楓子 周防佑未
M
元々は官僚だった千郷は、同僚から手痛い裏切りを受けて、無職へと転落してしまう。 信じて一番仲良くしていたはずの男の行動に、自暴自棄になり投げやりになっていたところを、鳴神組の組長だった先代に拾われて、ヤクザとして生活していた。 それからというもの、今までのヤクザとは違うしのぎの上げ方で、組を一つ任せられるまでになった。 ところが、急に先代が亡くなったせいで、組長の情夫という立場だった…
水壬楓子 白砂順
ココナッツ
あまーーい!(照 その一言に尽きます。 シリーズ2作目。 順番的には違うのでしょうが、好みのカプからと思いこの作品から読み始めました。 でも最後まで読むと結果的にはその方が良かったのかも…と思う箇所も。 特に狼登場の辺りやラストなど。 攻めは郭都の皇子 咲埜、25歳。 受けはある集団から逃げている少年、真菜。 咲埜は子供の頃から自分の立場を深く理解している為自己の希望や欲よ…
水壬楓子 しおべり由生
『極道と俳優』 寡黙で有能な若頭 狩屋の若かりし頃のエピソード 元子役で一度どん底まで落ちた中堅俳優 ケイの再起のきっかけに関わりことになった狩屋。 短い時間の中で接した極道の生き様やビジネスマンとして仕事のできる男 狩屋の魅力満載です。 シリーズ1冊目で遥に強引にことに及んだ柾鷹の後始末を淡々としていた高校生の姿を思い出します。 この物語では、極道と俳優の二人が出会い10年以上たって再会し過去を…
水壬楓子 サマミヤアカザ
サマミヤ先生の美人さんに目が♡で表紙買い。カラー口絵の2枚目にスカーレット・ナイン(先生命名、王室護衛官9人)の数名が描かれているのですが、どの方も見目麗しくって久しぶりに複数カプ妄想してしまう絵でした!!!!他の方のお話も読みたいなあとワクワクするお話、本編250Pほど+先生のあとがき です。ファンレイがもう少しキレ者だと嬉しかったと思ったので萌にしました。 お話は、緊迫の奇襲シーンから。第五…
ぴれーね
こちら、宮廷ファンタジーになります。 個人的に、水壬先生の宮廷ものが大好きなのです。人外ものだろうと、人間ドラマもの(?)だろうと。 今回も、騎士団を思わせる護衛官と言う設定だったり、幼馴染みで主従と言う主役二人の関係性。そして陰謀にミッションに、読者がすっかり騙される痛快なオチと、私にとってのツボがめちゃくちゃ詰まった作品でした。 内容です。 戦時には英雄扱いされた非嫡出の第…