水壬楓子さんのレビュー一覧

ムーンリット・エスケープ 小説

水壬楓子  白砂順 

シリーズですが順番に読みませんでした

あまーーい!(照
その一言に尽きます。
シリーズ2作目。
順番的には違うのでしょうが、好みのカプからと思いこの作品から読み始めました。
でも最後まで読むと結果的にはその方が良かったのかも…と思う箇所も。
特に狼登場の辺りやラストなど。

攻めは郭都の皇子 咲埜、25歳。
受けはある集団から逃げている少年、真菜。

咲埜は子供の頃から自分の立場を深く理解している為自己の希望や欲よ…

0

最凶の恋人 ―極道と俳優― 小説

水壬楓子  しおべり由生 

BL要素は薄いけど寡黙で有能な若頭 狩屋ファンにはうれしいエピソード

『極道と俳優』
寡黙で有能な若頭 狩屋の若かりし頃のエピソード
元子役で一度どん底まで落ちた中堅俳優 ケイの再起のきっかけに関わりことになった狩屋。
短い時間の中で接した極道の生き様やビジネスマンとして仕事のできる男 狩屋の魅力満載です。
シリーズ1冊目で遥に強引にことに及んだ柾鷹の後始末を淡々としていた高校生の姿を思い出します。
この物語では、極道と俳優の二人が出会い10年以上たって再会し過去を…

2

王室護衛官を拝命しました 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

美人さんの王室護衛官

サマミヤ先生の美人さんに目が♡で表紙買い。カラー口絵の2枚目にスカーレット・ナイン(先生命名、王室護衛官9人)の数名が描かれているのですが、どの方も見目麗しくって久しぶりに複数カプ妄想してしまう絵でした!!!!他の方のお話も読みたいなあとワクワクするお話、本編250Pほど+先生のあとがき です。ファンレイがもう少しキレ者だと嬉しかったと思ったので萌にしました。

お話は、緊迫の奇襲シーンから。第五…

7

王室護衛官を拝命しました 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

痛快な宮廷ファンタジーです!!

こちら、宮廷ファンタジーになります。
個人的に、水壬先生の宮廷ものが大好きなのです。人外ものだろうと、人間ドラマもの(?)だろうと。
今回も、騎士団を思わせる護衛官と言う設定だったり、幼馴染みで主従と言う主役二人の関係性。そして陰謀にミッションに、読者がすっかり騙される痛快なオチと、私にとってのツボがめちゃくちゃ詰まった作品でした。



内容です。
戦時には英雄扱いされた非嫡出の第…

6

森羅万象 狐の輿入 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

なんて可愛い人外なんでしょう(*・∀・*)

妖さんの面々の人間臭さが可愛らしくもいと可笑しいシリーズ3冊目。
コミカル寄りな1巻2巻も面白かったけれど、今回は妖や御祓方の自己主張が抑えられているし、千永×葵の出番もない。
3冊の中ではこの巻が一番ラブ度とオカルトファンタジーのバランスが取れていると思う。

今回は瑞宇叔父さん若かりし頃の那智との出会い編。
長年里を牛耳って私服を肥やしてきた権力者の悪事を暴きにきた知良兄弟は彼らをどう成敗する…

1

森羅万象 水守の守 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

なんて鈍くさい人外なんでしょう(ノД`)・゜・。

妖の面々が人間臭いおかげですっかり『御知花神社の愉快な妖(あやかし)さんたち』とシリーズ名を付けたくなってくる2冊目。
どこに行っても千永(ゆきなが)は口が悪く、方々にケンカを売りまくっていたのだった(笑)

今回は母親亡き後、居候している親戚の家業・温泉旅館でこき使われている苦学生・忍と水守としては未熟すぎる人外・ナギの二人がメインとなる。
この人外受け・ナギが実は泳げない、上手く人に化けたつも…

0

森羅万象 狼の式神 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

なんて不遇な人外なんでしょう(ノД`)・゜・。

以前より面白そうだなとチェックしていた人外シリーズもの。
3冊あるけれど、1冊ごとにカップルが違うらしい。

風来坊な父の代わりに実家の御知花神社の宮司を務めている葵の元に叔父・瑞宇が持ち込んだ、失踪した政治家秘書の行方をつきとめてほしいという依頼。
首輪(繋属の印)付きの狼・千永(ゆきなが)をお供?にさっさと厄介ごとを片付けるぞ!!といった流れからして、これってオカルトファンタジーになるのかな?…

0

半月 -EROTIC ZONE-(合同誌) 小説

木原音瀬  水壬楓子  和泉桂 

両性具有

「群衆」という「モブ姦」をテーマにした、本書と同じメンバーによる合同誌を読了後に、Amazonにオススメされて手に取りました。

こちらは、「両性具有」がテーマです。

神評価にしましたが……
正直な感想としては、別に両性具有にしなくてもいいんじゃない?というもの。

特に、後半の2作品。
和泉さんと水壬さんの作品。
ストーリーは、ものすごく良かったんですけどね。

逆に、木…

3

群衆(合同誌) 小説

和泉桂  木原音瀬  水壬楓子 

モブ姦のアンソロジーって!

この本の存在は、木原音瀬さんの作品として、随分前から知っていました。
表紙の雰囲気からでしょうか?
なぜか非BLと思い込んでいて、手に取ることはなかったのです。

この際、読んでみようとDLしてみたら……
作家買いしている和泉桂さん、水壬楓子さんの名前が。
そして、モブ姦 の文字。
そうです、モブ姦アンソロジーだったのです。

なんてこった!
こんな大好物な作品をスルーしていた…

3

銀の檻~舌とピアス~ 小説

水壬楓子  黒田屑 

喘ぐ攻めはお好きですか?

私は大層ツボにはまりました。
あ、興奮しすぎて前後しちゃった。電子書籍で読了。挿絵有り。

刑事の氷上は捜査中に後輩の片平を庇い、深高組若頭の深高是伸ともみ合っている最中に是伸の持っていた銃の暴発で殺してしまいます。氷上には重い心臓病を患っている姪がいて、海外で手術を受けなければ命が危ない状態なのですが、その費用を捻出することが出来ません。そんな氷上の前に、是伸を唯一の肉親と思い慕っていた異…

1
PAGE TOP