水戸泉さんのレビュー一覧

悪魔はそれをガマンできない 小説

水戸泉  香林セージ 

生意気な受け!

 BL小説って、何となく3種類くらいに分けられるような気がするんです。(大雑把に言えば)
 えちがメインっぽいのと、切なくなる様なのと、ファンタジー要素が強めなやつ。

 これはそのうちの、恐らく一番目に当たると思います。
 まぁ、この分類って割と、作者さんの傾向……ってやつなんだと思ってるんですが(勝手に)。

 ただ、個人的には悪くなかったと思ってます!
 悪くなかったのは、真雛…

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囚われの寵愛 小説

水戸泉  タカツキノボル 

女王の海賊改め、王の海賊へ

以前、水戸泉さんによる海賊モノを読んでどっぷりハマり、繰り返し読んでいたことがあるので、新しい海賊モノということで遅まきながら購入。

無口な攻め― でも、身体は饒舌(*><*)
言葉攻めを使う攻めが多い中、無口というのは珍しいと思いました。

受けも、幼い頃の初恋相手であった攻めを長年胸に抱き続けて来たのに、再会出来たかと思ったら、凌辱まがいの行為。
そんなふうに扱ったのは、攻めがあ…

1

愛罪の代償 小説

水戸泉   

こういうの好きです。


どうやって甘々まで持っていくのかと期待して読んでいたら、以外な結末にビックリしました。
でも私はこういう結末の類が好きなので、ちょっと嬉しかったです。
あまりこういう結末の小説はないので。


続編…は期待しない方がいいのでしょうか。
このまま終わるのも味があって良いかもしれませんが、すれ違いのままは悲しい気もしちゃいますね。
是非、続編が読みたいです。

1

Special Sweets(合同誌) 小説

  かゆまみむ  天城れの  義月粧子  水壬楓子  水戸泉  深沢梨絵  バーバラ片桐  遠野春日  鈴木あみ  愁堂れな  木原音瀬  柊平ハルモ  華藤えれな  榎田尤利  岩本薫  和泉桂  あさひ木葉  スナエハタ 

番外編多し。

「スイーツ」「乳首」「自由課題」の中から一つ選んでお話を作る、というテーマアンソロジー。
執筆陣が商業誌で活躍の作家さんばかりで豪華でした!
収録作品の19作品中10作品が番外編。
9作品が同人誌オリジナル作品。
小説は2段組み、作家さんによりますが5~8頁平均で、10頁をこえる作品は3~4本。
漫画は2~3頁でした。
現代劇・時代劇・学生・リーマン…設定も色々でちょっと統一感が無いな…

1

欲情螺旋 小説

水戸泉  葛西リカコ 

DNAの執着

近未来を舞台にした、DNA操作が当たり前になった時代を背景にしたホラーチックストーリー。
SFといっても、特に遺伝子界について特化してしているので要旨はピンポイント、明確で寄り道がないので、実に分かりやすく謎とおどろおどろしさが際立っていていい。
未来的双子モノの一種とでも呼んでもいいかな?w

遺伝子の研究が進み、その操作によって不老不死さえ身近になった近未来。
その研究は、ありのまま…

2

愛罪の代償 小説

水戸泉   

要注意

花丸文庫blackで水戸泉作品でエロ満載とくればエロ好きなら買いですが、この作品に関しては要注意。
3P有ります、3P?全然問題無い~~~と思われるでしょうが、なんと攻×受×「女性」との3Pなのですよ!びっくりだ。
冷静に考えたらふたなり設定とかよりは現実的に有りそうな気がしますが、有りそうで無かったこの3P!
しかもその理由が攻が「受の子供を女に産ませたいから」と来たもんだ、病んでるなんて…

3

Ring 恋愛連鎖(表題作 Ring) 小説

水戸泉  桃季さえ 

切なくエロい短編集

 なんていうか……普通に読んでて、微妙に切なかったり、いろいろして。
 ちょっとなんか、消化不良になっちまいました……。

 この本は1冊に3つの話が入ってるんですが……。
 どれもこれもが、素敵にエッチで、素敵に切なくて……。
 終わってしまうのが惜しい感じ。
 そして、なおかつ、微妙に中途半端なところで終わってるので、かなりゴロゴロしてしまいます。

 話の内容的に、これ、まる…

1

アンバランスな誘惑者 小説

水戸泉  タカハシマコ 

間違った愛情表現

 モデルで生計を立てながら生活している修也は、人間の中に混ざって学園生活をエンジョイしている吸血鬼だった。
 ただ、未だに日本人女性の国籍不明のハイテンションさには慣れることができずにいた。

 そんな中、修也の通う学校に、年齢より幼く見える、喋ることの出来ないかわいらしい見た目の夏目が転校してきた。
 夏目に一目惚れした修也は、なんとかして夏目に好きになってもらおうと吸血鬼の性的魅力で夏…

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恋のカフェさわぎ 小説

水戸泉  こうじま奈月 

シリーズ第七弾

嘉瑞と高敏(高校2年)
高敏の愛から逃げようとバイトすることに!
このカフェ、いろいろ事件が起きてしまう。
しかも、バイト先で偶然再会した高敏はそのままバイトすることに!
この作品では、
高敏が嘉瑞を色んな場所でエッチする。
体育館の倉庫・・・
バイト先で・・・
すべて高敏のリードのもと、嘉瑞は淫らになる。
リードが上手いと毎回感心する。

1

恋の馬鹿さわぎ 小説

水戸泉  こうじま奈月 

野球싅対決

高校2年になった嘉瑞と高敏。
野球の試合をすることになるが、嘉瑞の高校野球部OBの不祥事がいろいろでてくる。
二人の身体の関係は相変わらずイイ関係。高敏による、嘉瑞を上手く誘導するのには毎回凄い。
前作から出ている怪しい関西弁の葛城が、学校にあらわれ高敏の機嫌を悪くしていく。
嘉瑞と一時も離れたくない高敏による策略で高敏編入へ!
一途な思いは嘉瑞には重いと思える。

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