水戸泉さんのレビュー一覧

雌犬 小説

水戸泉  桜井りょう 

親父受け?

 警視庁捜査一課を辞職した曽根崎裕太は、誰もしたがらないような日雇いの仕事をしながら、命を削るようにして生きていた。
 家族を火事で失い、仕事も失った裕太を現実に引き止めるものなど何もなくなっていたのだった。
 そんな裕太にもただ一人、身内と呼ぶのに近い人間がいた。
 それは裕太が散歩中に保護したたった一人の少年だった。
 明らかに虐待と思われる傷を受けていたその少年は自分のことを「まや」…

3

愛罪の代償 小説

水戸泉   

まさしく『愛罪の代償』!!

話が壮絶すぎてなかなかレビューできなかったんですが、今日頑張ります!
あらすじは他の方のレビューに載っているので、感想だけ。。

攻めの豊口の執着が凄まじいです。
受けの佐々谷を手に入れたい、どうしても手に入れられないならせめて佐々谷の遺伝子を持つ子供がほしい。
そこまでの執着ってちょっと他で見ないですよね。。

受けの佐々谷は抱かれてみて初めて、自分が豊口を好きだと気付く。
でも…

7

駄目な男 小説

水戸泉  サマミヤアカザ 

もや……もやもや!!

歪み・執着攻めや、読後のもやもや感、好きです(きっぱり)

基本的にヤってばかりいるお話でなんでもやもやするかっていうと、やっぱり
・真澄(攻)の母親の思惑
・康平(受)の真澄に対する思いは本当に恋愛の愛なのか?
というのがぼやけてるせいかなぁと。

ほぼ最後まで、真澄→康平→真澄の母という矢印関係で進んでいます。
康平と真澄の母は夫婦だけど一緒に暮らしていなくて体の関係も無い、

2

生徒会長と紳士なケダモノ 小説

水戸泉  あんべ 

タイムリーかつ古いネタがちりばめられてる

水戸先生はエヴァが好きなんですかねー。
割とちらほらとエヴァネタがちりばめられた、バカエロ話です。

12歳の時に林の中の祠をぶっ壊してしまって以来、祠の主である銀狐に満月の日は体が疼いてしまう呪い?をかけられてしまった彩斗と、
昔から彩斗に仕えている毒舌真田とのお話。

呪いで疼く体は従者の真田に鎮めてもらって、小早川という当て馬を挟んでギクシャクしたり、
銀狐の正体に気づいたり(…

1

陵辱の再会 小説

水戸泉  亜樹良のりかず 

どっちが病んでる?

ちょっと期待しすぎちゃったなぁ…残念。

本の後ろ書きに『超濃厚エロスラブ』って書いてありましたけど、濃厚なのかなぁ?

確かにHの回数は多いし単語もセリフも湿度及び粘度も高めではあるけど何か、もの足りない。

そして陵辱の定義にもよりましょうが…。
陵辱されている受け様の方が精神的に攻めを陵辱している側な気すらしました。
受け様の方がよっぽど病んでるー。

本の薄さが原因なのか仕事関連が甘い。

2

陵辱の再会 小説

水戸泉  亜樹良のりかず 

本は薄いが中身は濃い

とても面白かったです。
初読み作家さんでしたが、あらすじにものすごく惹かれて購入。あと攻めが眼鏡だったというのも決め手でした。
あと年下敬語攻めは自分のツボのようです。

本の実物を見た感想は「薄っ!」でしたが、実際読んでみると厚さは薄いですが内容は濃いと思いました。
200ページに満たない本なのにHが五回もある(回想シーン含む)からかな。
かと言ってH以外の話が薄い訳では全くありませ…

2

愛罪の代償 小説

水戸泉   

凄いの一言

私、これ以上のヤンデレな攻めって見たことないです。
というかデレてるのか…?という疑問はあるんですが…

最初っから病んでる攻め×どうしようもなく病んでいく受け

最初本をとった時「薄い本だな~」なんて思ったんですが、これはこれでいいですね。
これ以上厚かったら読むのがしんどかったかもしれません。

受け一人称、攻め一人称のお話が二つ入っています。
一人称の小説を読むのが苦手な方…

4

陵辱の再会 小説

水戸泉  亜樹良のりかず 

執着の行き着く先

萌×2と少し迷いましたが、イラストが好みだったので神とさせてもらいました。
過去(回想)と現在、受け、攻め、第三者の視点が織り交ざっているので、
読むのに少し注意してくださいね。

受け視点では主に、過去のトラウマから現状の心境、
攻め視点では主に、過去の現実、受けへの執着、
第三者視点では、受けが過去に巻き込まれた事件・顛末、現在の攻めの動向
などが綴られています。

物語のか…

4

陵辱の再会 小説

水戸泉  亜樹良のりかず 

ワンコがヤンデレになった理由

無自覚天然で相手を苦しめる受け様とその仕打ちに可愛いワンコが捻くれて豹変し
手の付けられないヤンデレ君になってしまうエロエロストーリーです。
告げる事の出来ない思いを悟られないように親友と共に警察に身を置き、
腐った権力と共に戦う事を目指していた受け様は、親友と言う愛する人を
自分を庇った形で永遠に失ってしまう。
心の一部が壊れてしまった受け様ですが、亡き親友と入れ違いのように入って来た…

6

陵辱の再会 小説

水戸泉  亜樹良のりかず 

ページ数が足りない!

 あらすじを読んですごく楽しみにしてたのですが、いちばん肝心の二人の出会いシーンがなく、再会のシーンまでない!というのにがっかりしました。
過去にこんなことがあったよ~という説明文程度です。なんでそこをカットするのよ~!すごい重要なシーンじゃないですか。そこの二人の心情をじっくり読みたかったです。

それと、もうひとつあれっ?と思ったのが、大槍が咲良を裏切ったみたいに見える事件が起こり、咲良…

4
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