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49/58(合計:574件)
水原とほる いさき李果
茶鬼
ネタバレ
”痛い”が代名詞になっているような水原作品の最近作はここ2作品続けてとても健康的です。 前回は中国拳法ものでびっくりしましたが、今回はスポーツトレーナーが主人公です。 とはいっても、トラウマを抱えているという部分でグルグルするという展開は当然の如く前提でありますが。 題名の『逃亡者』というのも、自分から逃げている主人公のことなんですね。 アメリカでプロスポーツ選手相手のパーソナルトレー…
水原とほる 片岡ケイコ
haruko4869
最初に読んだときは、単純に、 「初恋が実ってよかったなぁ」 と思っただけだった。 先日二度目の読書をしたら…がらりと印象が変わって、気持ち悪くなってしまった。 高校時代の同級生の三角関係。 全く違う個性の3人の、切ない恋物語なのに、何故かもやもやとしたものが残ってしまって困った。 隆晴と多伎の恋愛小説として読めばいいのか、洋人と多伎が初恋を実らせる物語として読めばいいのか……
水原とほる 稲荷家房之介
禁忌モノは異常な執着と依存によって成り立つのですが、変なところで”さすが、水原!”っていうくらいに尋常じゃありません。 多分、この兄弟に共感とか同情とか持てる人はあまりいないかと思います。 しかしながら、昼帯のドロドロ愛憎ドラマの如くの展開が、自分の嗜虐性を呼び起こしてしまったりもして、そんな萌えがあるのですよ。 両親の離婚によって無理矢理引き裂かれた兄弟が再会したとき、母に引き取られた…
水原とほる ヤマシタトモコ
奥条千華
作家とイラストレーターのダブルパンチでKOされました。 ヤマシタ先生は好き嫌い分かれる作家さんなのはわかっているので、嫌いな方には手にとってもらえないかも……というのが難点;;; でもお話はめちゃ感動モノです!!!!! あらすじ以上のことを語ると蛇足になる気がするので、読んで感じていってもらった方がいいのですが……レビューじゃないよな、それ^^; 苦笑 序盤は主人公・遥がいかに不遇…
水原とほる あじみね朔生
たぬき
ん~ おもしろいっちゃぁ おもしろかったです これをもし映像化したら それはきっととても切なくて美しいものだと思うんです 一面の緑の庭に小さな白い花びらが雪のように舞う画が浮かんできます けど お兄ちゃんの壊れっぷりには共感できなかったのですよ そして いくら幼いころの思い出があるとはいえ 身も心もレイプされてもお兄ちゃんに惹かれるっていう 志乃ちゃんも理解できなかったです …
水原とほる 山本タカト
ともふみ
『冬が似合ってるし、楚々としてはかなげないのに、どんなに枝を落としてもちゃんと生きていて、きれいな花をつけるんだ。そういう木と似てるだろ、初乃は…』 という攻めの一人・花村の台詞と、「唐梅のつばら」というタイトルが象徴してるように、この話はボーイズラブというより、過酷な現実に翻弄されつつも決して穢れず折れなかった初乃の、波乱に満ちた人生の物語です。 おどろおどろしい表紙のイメージに相応しく…
最初っから最後まで 文章の8割方痛いです レイプシーンが3回 ち○こ踏み踏み ち○こにピアス 平手打ちは数知れず あまりの痛さに 読んでいて肩に力が入ってしまっていたようで 肩こりがぁ orz BLに限って言えば 兄弟モノに対する嫌悪感ってのは不思議なほど感じないので どっちかっていうとDVの方が印象深かったです 親友面していた高瀬くんがいつ狼になるんだろうとワクテカしていたら 表題…
水原とほる 彩
この3人の関係 恭ちゃんを中心にした「やじろべい」みたい 子供っぽい単語を使ってしまいましたがそんな印象でした この陽介と九鬼はどっちも本命 対等です バランス取れてます 恭ちゃん BLのお約束で美形ではありますが ただ守られているお姫さまじゃない 流されないところがポイント高いです 「水原作品は痛い」との評判でしたので凄惨なストーリーかと身構えていたのですが それほどでも・・・? 事…
水原とほる 水名瀬雅良
お姐様方のレビューをすんごい大雑把にまとめると「水原作品は痛い でもこれは(それほど)痛くない」ってことかなぁと予測しつつ読みました はいっ その通りでした~ヽ(・ω・)ノ うん ちょっとばっかり激しい暴行シーンありましたけどねん 結局 彰信も宏樹も相手が好きすぎて臆病だったってことかな 十数年も... なんとも気の長いお兄さんたちだわw 宏樹の自信のなさにはイラつく向きもあるだろう…
水原とほる 草間さかえ
あけみ
びびりな私は、進んで水原さんを読もうとはしないんですが、「これなら大丈夫」と太鼓判を押してもらったのでチャレンジ。 いや~ん、面白かったです。痛くもないし、暴力も出てこないし。(平手打ちはありましたけど、これくらいは全然気になりません) 受けちゃんの攻めさまへ気持ちが動いていくさまが、よくわかったって言うか。寄り添うふたりが、何だか切なくてもの悲しくて。一気に読んじゃいました。 綱紀と美…