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水原とほる いさき李果
久江羽
ネタバレ
既刊「逃亡者」のスピンオフといってもいいのでしょうか? こちらの主人公、大手銀行の支店長を棒に振り、息子と同年代の若い恋人・祐二と逃避行する50過ぎの男・関晃一は、「逃亡者」の主人公・関朋彦の父親です。 大きな街に行けば新しい人生が開けると思い田舎から出てきた祐二は、4年以上経っても思うような仕事にもつけず、初めは優しかった恋人も今はDV男で、自分名義のアパートにも帰れない日があるような生…
水原とほる 草間さかえ
もこ
水原さんの作品おひさしぶりです(*゚∀゚) ちゃくじつに作品は買い集めてるんですが、読みとどまっておりました。 にしてもアレですね。水原さんといえば、心ギュッと痛いイメージだったんですが、今回いやにソフトでした。 心癒されちゃうじゃないかっww もちろんいい意味で。 お話のあらすじとしては、婚約者で、もうすぐ結婚を控えていた女に逃げられてしまった受。あげくに600万もの大金を持ち逃げされ…
水原とほる 山本タカト
クレタコ
恥ずかしながら山本タカトさんのお名前を存じなくて、この作品で初めて絵を見たのですが耽美系でレトロっぽいけれど古いとは感じない独特な美しさを持った絵柄です。 表紙はそれだけで1枚のイラストの様ですし挿絵も同様。 本来小説は文庫本派なのですが、こういったクオリティの高い装丁を見ると装丁も本の楽しみの一つだなという事を思い知らされます。 新書にしては値段高めですが、ページ数の多さと二段組、そしてこ…
水原とほる 片岡ケイコ
痛い系ではなくながーーーーーい密かに三角関係な話。 暴力とかそういうのは無いです。 読んでる最中も読後もなんかモヤモヤするんですよねー。 このモヤモヤの原因は2人が付き合ってる時間が長過ぎるからだと思った。 例えば2年付き合ってる男が出世の為に他の女と結婚するって話だったらそんな男なんて忘れて次行こうよ!次!!ってスパッと聞けるだけど、15年付き合った末に他の女と結婚されたら酷いじゃん!1…
水原とほる 祭河ななを
しの
一人歩きする噂と無責任なイメージは、被害者がこうむる二次被害的に直海をとことん傷つけてしまいます。 誰にも手を差し伸べてもらえず直海が孤独でいるのも物凄く可哀相なんですが、それよりもっと可哀相だと感じるのは、直海自身がそれに慣れて当然だと受け入れていることです。 なんでなんで?って思っちゃう。 直海のせいだったことなんて、ただの1個もないのに! どうしてこの子がこんなにもツライ目ばっかりに…
水原とほる タクミユウ
面白かった~! そして、最後がちょっと惜しかった>< チョイ悪なオヤジとの逃亡潜伏生活は、めくるめく官能の世界……。 で間違いはないんですが、そういうほどの生々しさもなく、必然のように見えるから、そこまでのストーリー展開がお上手なんだと思います。 受けちゃんが可愛いんですよね。 ホント、ヤクザさんたちも言いますが、頭の緩い子っぽい粗忽さで。 賢い大学に通っているのに馬鹿で迂闊で…
水原とほる 新藤まゆり
ミモザサラダ
内容の説明は皆さまのが詳しいのでパス 某人気の場末診療所シリーズを思い出します。 あのカップルも好きですが、個人的には先生はこっちの方が好みです。 歳食って、修羅場も潜って、多少ヨレてはいますがしたたかに医療の現場に 踏みとどまっている姿がいい感じです。 ちょっと下半身がゆるめなのといまさら初恋なんていってるのが心配ですが、 攻め君が大きな男に成長しそうなので任せて安心かも。 元彼君…
大学病院をドロップアウトし、都心の繁華街のはずれで夜間診療所を開いている医師・上嶋とジャーナリスト志望の苦学生・敬のお話です。 はじめは医者と患者の関係だったのですが、敬が足しげく診療所に顔を出すようになり二人の関係は年の離れた友人に、さらに恋人へと変わっていきます。 真面目で正義感溢れ純粋な敬は、どんどん上嶋になつき自分の手の内を見せ、35歳の上嶋も「初恋」だと言うほどに、心では切なく求め合…
水原とほる 小山田あみ
kakasi
ストーリーが悪いとかじゃなくて、ただ単に私のシュミじゃ なかっただけなんですけどね... SMを読み慣れていないせいか、DVを愛だと思えないせいか... ただひたすら強姦まがいのSMエチに萌えどころがゼロでした。 作者さんがBLじゃなくてVL(ヴァイオレンスラブ)だと あとがきで書かれていますが、まさしくその通り! 平手打ちのDVありーの、傷口を縫い針で縫いーの、 イタ過ぎて萌えれな…
ひとクセもふたクセもある人たちが一生懸命生きている姿が好きでした。 爽やかなお話じゃないし、水原作品らしくやっぱり全体的に殺伐とした空気が流れているのですが、それでも登場人物たちがとても人情味に溢れていて重苦しさはなかったです。 受けが大学病院をやめた理由についても、確かに引きずっている過去ではあるけども、受け自身が「トラウマ」というよりももっと前向きに「医療への向き合い方を見つめなおす出…