水原とほるさんのレビュー一覧

The Barber(2) The Cop -ザ・コップ- 小説

水原とほる  兼守美行 

三角関係?四角関係!?

会員制理髪店の若いオーナー・ハルと、事件を通して知り合った刑事の正田、そしてハルの父であり兄でありアドバイザーでもある陳との三角関係が実に不思議な1作目だった、その続編。
この三角関係に決着はつくのか?
題名が「ザ・コップ」なんてつくから、またハルが事件に関係して今度はサスペンス要素の濃いお話になるのかな?
と思いましたら題名とは打って変わって、確かに事件は存在しますが、ハルと正田が本物の恋…

5

青水無月 小説

水原とほる  稲荷家房之介 

ガチ兄弟

ものすごく イタイ作品。
親近相姦。
弟×兄。
レイプ・輪姦・DV・ち●こピアス
なんでもこーーーい!!なんでもこーーーい!!
読んでいて精神的に麻痺してきます。
オカシクナッテイルハズ。
多少イタイ場面があっても慣れていく自分が 一番怖いです。
心臓に毛が モジャモジャと生えている事だろう。
ブラコンの弟が兄を好きすぎて 違う世界にイッチャッテいる話。
かわいいお兄ちゃんはと…

4

唐梅のつばら 小説

水原とほる  山本タカト 

これぞ!水原作品

いつまでも 心に焼き付いて離れない名作。
水原とほる先生の代表作です。
運命に翻弄された美しい人 初乃。
変態じじいにネトネトいじくり回されようとも
義兄に執着され鬼畜に犯されようとも
初乃の心までは汚れていなかった。
純粋に一途に植木屋を想う。
二人が愛しくなってしまいます。
義兄も捻くれているだけで初乃が好きだった。
ただ愛する事を知らなかっただけなのです。
イビツな三角関…

4

青の疑惑 小説

水原とほる   

本格SM大歓迎!

※SMが好きな方が読むことを前提にレビューも書いてます。興味ない方は楽しめません。

本格的なSM作品って、実はほとんどないんですが、この作品はSM度75%くらいでそこそこ楽しめました(`・ω・´)
また、逆に本格的なSM作品ほどエロス重視でストーリーがおざなりになりがちなのですが、その点、キャラ文庫なだけあって、まずはストーリーありきな骨組みで構成されていたので、読み応えもばっちりです!

12

天の龍・神の龍 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

敵を愛してしまった2匹の龍

今回は中華街が舞台でしたねぇ~、美味しそうな匂いが漂ってくる気がします。
流血騒ぎのお話を読んでも食欲が落ちない中華街!
内容は日本生まれの日本育ちの華僑の受け様、実は皇帝の血筋だと言う設定で
高貴でどの龍よりも強い黄色の火龍の加護を受けてる血筋の末裔。
攻め様は、水龍を祀る日本の山深い神社の息子で子供の時に両親と兄弟を火事で亡くし、
かなりヘビーな子供時代を過ごし、現在はヤクザと変わら…

2

天の龍・神の龍 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

水龍vs.火龍

水原作品のホームグラウンドともいうべき横浜中華街を舞台にした作品。
過去色々と中華街を背景にした華僑組織の話がありましたが、これはまた、ヤクザな世界とはちょっと違う(本質は同じだが)あからさまにヤクザではなく、いわるゆる自警団のような組織。
対する相手もヤクザではなく、ヤクザな不動産業者といったところか。
題名に「龍」がついていることから、かなり龍が主人公たちの比喩として、こだわった設定にし…

3

プラチナBOOK 02 プラチナフェア2012 グッズ

甘々の精霊さん

フェアNO2は、「されどご主人様」と「愛の呼ぶほうへ 」の2作番外ですが
されど~の方は、ほのぼのとした精霊さんで使役の攻め様と一応ご主人様の受け様との
本編後の日常の一コマです。
攻め様の精霊とは思えない程のストレートな愛の語らいに受け様がテレる感じが
ほのぼのとしてる甘い番外編。
愛の~は、本編自体が好みの作品でないので番外編も甘い雰囲気はあるのですが
やっぱり先の本編後なので、ふ…

0

異母兄のいる庭 小説

水原とほる  あじみね朔生 

何も変わっていない

評価が高いのでワクワクで読んだんですが、ちょっと期待しすぎたか、、、

ちょっとトチ狂っちゃってる異母兄も健気な異母弟も良かったんですけど、でも最後がだめでした。

終わり方が納得いかないです。時間だけ経っていて状況が一切変わっていない。
時間が経っていても、兄がお硬い外務省に勤務してて、そのうち父親の後を継いで選挙に出るだろうという事も、その為に誰かと結婚しなきゃいけない事も。二人が一…

6

ラ・テンペスタ 小説

水原とほる  葛西リカコ 

無茶ぶり加減が半端ない攻め様~

元刑事でヤクザの攻め様が、そのヤクザの組長の一人息子である受け様を
ビックリする程の自己中な執着愛で捕まえ逃がさないように愛するお話です。
だからと言って監禁ものではないのですが、それに近い雰囲気もあります。
訳も分からず狙われた受け様がお気の毒で、訳を知った後もその一方的な
理不尽な執着愛には脱帽してしまうような内容なのです。

受け様は関東でも大き目の組のヤクザの組長の息子なのです…

4

ラ・テンペスタ 小説

水原とほる  葛西リカコ 

嵐の後に残った物は

とても良かったです。
執着攻めは大好物だがDVは大の地雷(あと受けが酷い目に遭いすぎるのも苦手)の自分にとって、水原さんは合わない作家さんだと思っていて今まで避けていましたが、
この話のあらすじやレビューを読んだらものすごく惹かれるものがあった為、思い切って購入しました。
この話に限って言えば自分にものすごく合っていました。
DV要素は全くありません。

受けの孝義は一部の女子に「王子…

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