水貴はすのさんのレビュー一覧

Eden -白衣の原罪- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

ちょっと迫力に欠ける巻

しばらくぶりの東都ドクターシリーズ、13作目のPower から1年以上の間があって
このシリーズもいつまで続くのかとロングランシリーズの仲間入りですね。

それでも今回の主役たちは今までの主役キャラたちに比べればいささか迫力に
欠けるかもしれない、脇キャラさんのままなら気にもならないのですが、
今までの主人公キャラが、攻めにしても受けにしてももっと華やいで見えたからか
あっさりした感じ…

4

侯爵様の手ほどきは愛をこめて 小説

松幸かほ  水貴はすの 

男の子版マイフェアレディ⁉

作家買いです。
設定はベタな展開でしたけど、侯爵家という別世界のお話に、日本人(ハーフですけど)の主人公を後継候補にする事で自然と溶け込ませていたので、違和感なく、結構楽しんで読ませて頂きました。

内容は、侯爵&教育係•サーシャ×大学生&侯爵の卵•唯の伝統貴族&年の差もの。

唯の先祖は、100年位前に貴族の長男だったのに、日本人の女性と恋に落ちて、国を捨て日本にやってきた人物。侯爵直…

1

侯爵様の手ほどきは愛をこめて 小説

松幸かほ  水貴はすの 

このタイトルは読み手を選ぶ気がする。←もったいない!

読む前はまったく期待していませんでした。タイトルで。

まあ、ベタであまあま・しかも貴族とたぶん他の(作家買いではない)作家さんなら手にも取らないでしょうが、松幸さんの持ち味がいい方に出ていたと思います。

松幸さん、こういう『貴族もの(とか王子さまもの)』もかなり多いんですが、どれも王道でベタに違いなくても、そういうテイストが好みじゃない私にも(ベタ甘王道は好きですが『貴族』『王子さ…

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共犯&愛バクシリーズ総集編 小説

中原一也  水貴はすの 

気になるあの二人も登場

『共犯』『愛とバクダン』の番外編を集めた同人誌。
両シリーズに登場する、深見兄と橘のお話も入っています。


◆『共犯』番外編(國武×北川)
【G行為】
出張先から電話をかけてきた國武に促されるまま、北川の手は…という話。
今でも男に抱かれることに背徳感を感じている北川。
「課長」呼びも含め、真面目でストイックなのにエロイです。
帰ってきた國武とのイチャイチャもあり。王道オフィス…

1

熱風王子 愛とバクダン3 小説

中原一也  水貴はすの 

話は日常系、絡みはマニアックな方向に!

『愛とバクダン』シリーズ3作目。

トラウマにヤクザに薬に…とシリアスな展開だった1~2巻に比べ、ぐっと日常色が強くなった印象。
謙二郎の将来や周囲の人間との関わりがテーマで、ホームドラマのようです。
竜崎との関係も、恋人というより親子のように見えることもありました。絡みはドライなどあって相変わらずエロイですがw

謙二郎がレーサーにスカウトされる話と、
オリーブさん(謙二郎のママ的…

3

傷だらけの天使ども 愛とバクダン2 小説

中原一也  水貴はすの 

愛が深まる2作目

『愛とバクダン』シリーズ2作目。

今回は謙二郎に初めて友達ができます。
竜崎はそのことを喜びつつも崇(友達)に軽く嫉妬し、謙二郎を甘く攻め立てる(生クリームプレイ!!!激甘です)。
しかし、その崇がヤクザの金を持ち逃げしたことで竜崎たちはヤクザからの逃走劇に巻き込まれることに。
崇は、その後の展開をみるに性格良く頭も回る人物に思えるだけに
最初のこの行動には少し違和感が。頭にきたから…

3

愛とバクダン 小説

中原一也  水貴はすの 

オヤジ萌えの原点

初めて中原作品のオヤジ攻めに出会ったのがこの作品。
今読むとストーリーなど荒いところはあるのですが、オヤジ萌えの原点ここにありという感じで感慨深いです。

最近の中原作品のなかでオヤジ攻めと言えば「愛して」シリーズの斑目が一番好きですが、斑目の言動やキャラ造形には本作のオヤジ・竜崎のそれと共通するところが多々あるなと思います。
セクハラかまして受けに殴られ「おー痛て」とか言ってる台詞なんて…

2

モノクローム・キス 小説

安曇ひかる  水貴はすの 

葬儀社?

とりあえず『変わった職業』を選んでみたんですか?としか感じませんでした。

安曇さんは正直言って何読んでも面白いと思えないんですが、その中でも特に『お仕事もの』はつまらない。

これ、例えば泰知(受)が学生なら、まあその場合『お仕事BL』にはならないわけですが、まだ受け入れられたかもしれません。それならこの無能さも問題なく流せます。

とにかく、28歳という年齢設定がもう失敗なん…

5

極龍の褥 小説

眉山さくら  水貴はすの 

この出会いは運命?

ちょっとロミジュリ風な雰囲気もある軽めのヤクザもので、ちょっとしたきっかけで
直後に流石ヤクザの若頭と思える傲慢さでマンションに連れ込まれ訳も分からぬまま
強姦されてしまう医大生の受け様。
それにしても受け様も気弱なのか、無自覚で一目ぼれしていたのか、流されまくってる。
強引で傲慢なのに何故か受け様に対しての激甘な雰囲気がたっぷり漂っている作品。

内容は医大生の受け様が大学の先輩に3…

4

凍えるまなざし 小説

姫野百合  水貴はすの 

わりと王道的なのかな?

昔、自分の父親が起こした事故の被害者と偶然の再会を果たした幸弘。
その被害者・支倉はでその事故で両親・弟を亡くし、本人も足に怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされていた。
幸弘の働くレストランの新オーナーとして紹介された支倉に、幸弘はてっきり自分に復讐するために近づいてきたのだと思い…。

早い話が勘違い物語なんですけども(爆)
自分のせいで店に迷惑がかかるのかもと考えた幸弘は自分にでき…

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