水貴はすのさんのレビュー一覧

御曹司は初恋を攫う 小説

浅海ゆい  水貴はすの 

オルゴール職人が御曹司に捕獲されるまで

スイスでオルゴール職人として働く詩音(受け)は、オルゴールの修理の依頼にきた日本人に「俺のこと覚えてない?」と聞かれる。彼、史人(攻め)は詩音が幼い頃に仲良くしていた少年だった。詩音をずっと探していた、という史人に、大好きだった幼なじみとの懐かしい日々を思いだす詩音だったが、史人の会社から詩音の働く工房に仕事を依頼されることになり…。


まず、なんでこうなった、と思うくらいこの情報ページの…

4

未必の恋 -BREAK IN- 小説

妃川螢  水貴はすの 

お似合いのコンピ

未必の恋 -KEEP OUT-に続く第二弾。
1作目同様に、殺人事件の解決に向け緒ヶ瀬チームは奮闘していきます。
緒ヶ瀬と御室のコンビも板についてきて、それぞれ得意分野を生かしたなかなかの活躍ぷりです。

そして肝心な二人の関係はというと
相変わらず甘い言葉でストレートに思いを伝える御室に対して、緒ヶ瀬はなかなか歩み寄ってきません。
一緒にいる時間も多く、体の関係もあるのに、どこまで心…

0

未必の恋 -KEEP OUT- 小説

妃川螢  水貴はすの 

読み物としてはなかなか

警視庁刑事部捜査一課の緒ヶ瀬が科捜研特別捜査官として試験導入された法医学者の御室とコンビを組んで殺人事件の捜査にあたるお話。

最初は畑違いの法医学者のお守を頼まれ嫌々だった緒ヶ瀬が、インテリでいつも冷静な御室のペースに引き込まれていきます。
そのうち、御室は仕事仲間という枠を越えた関係までも求めてきます。
理論的で強引さを感じさせない求め方は計算されたものと分かっていても見事です(^^)…

1

傲慢で残酷な純情 小説

妃川螢  水貴はすの 

萌か萌×2か‥

ドラマCDは既聴。
「傲慢で一途な欲望」は未読。
あれれ、レビューが何でこんなに少ないの??ってことで
レビューします。
依頼人(攻様)×ボデイガード(受様)であり
後輩(攻)×先輩(受)であります。
二重においしい。
一言でいうと、
年下のワンコ系攻めが男前強気攻めに成長する話。ですかね。
煌一(次男なのに)が男前でカッコいいんだ。
受様のトラウマの原因になった男に啖呵きると…

2

忘却の報讐 小説

愁堂れな  水貴はすの 

下克上!

表題作と後日談的SSが収録されています。基本的には、柳井の目線から語られます。

「忘却の報讐」
中学校時代、男子校という閉鎖的空間の中で、柳井は少女のような愛らしい後輩・岡橋と秘密の時間を共有していた。しかし、柳井の転校を機に二人は離れてしまい、柳井は岡橋を思い出すこともなくなっていた。ところが、取引先の担当者として再会する。仕事のミスをカバーするかわりに「一晩自由にさせてください」という…

1

砂宮の夜の秘密の睦言 グッズ

幸せな気持ちになれます

本編から繋がる、指輪を巡る甘々なエピソードです。
会えない時間が愛を育てる…という歌が昔あったけど、隆明とシャフィークも正にそうで、3週間ぶりに会えた熱い夜を過ごす2人にキュンキュンします。

指輪をする習慣のない隆明と、父親(殿下)から貰った指輪しかしていないシャフィーク。
お互いに指輪を付けさせて縛りたいと、同じことを考えてるのが微笑ましいです。そして、会えない時は自分のこの指にキスを…

2

砂宮夜話~王子は御曹司に愛される~ 小説

月東湊  水貴はすの 

王子様の初めての恋

恋も知らない、自分の感情の出し方も知らない、砂漠の国の王子様が愛されるお話です。1ページ目から、王子様の喘ぎ声で始まって驚きます。

この王子様、凛としてて、日本から交渉にやって来た隆明を言い負かすほどの教養もあって、国民に慕われています。それなのに、突然隆明の部屋を訪ねて、抱いてほしいと頼むのです。
一夜の遊び相手に指名されたと思った隆明は、交渉に使えるのではないかと応じます。
でも、王…

3

裏切りの蹂躙 小説

音理雄  水貴はすの 

タイトルほど重くない恋愛もの

「裏切りの蹂躙」ってどんなスゴイの?と思いましたが、いたってノーマルなリーマン恋愛ものでした。

美容室を顧客とする美容用品のメーカー担当とディーラー営業のコンビ。
3年来の付き合いで、実直な仕事ぶりで成果を挙げ、互いに尊敬しあい、信頼しあっている2人。

そこへ、宴席の王様ゲームでディープキスすることになって恋愛要素を意識してしまい、さらに受け君が高校時代に憧れていて、手コキの仲だった…

0

PURE SOUL -白衣の慟哭- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

天才外科医に魅入られた2人

高ホモ率、強固なOBネットワークを誇る東都大学の附属病院(と、ときどき医療系企業とホストクラブとヤクザ)のシリーズ。

この作者さんのお話は、割とトンデモ設定で独特の軽妙な語り口なんだけど、仕事にも愛にも、ものすごく熱く一途な人がたくさん出てきて、ついつい嵌って読んでしまいます。

受けの浅香は、医学生のときに天才外科医黒河のオペを見学し、魅入られる。
外回りの看護師のレベルがもっと高け…

1

Bad Luck -黒衣の迷執- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

命のリミットを知った時に本当に欲しいものに手を伸ばす

シリーズものの15冊目だったんですね。
表紙の絵が素敵だったのとあらすじが好みのようだったので手にとりました。
それと「恋人として最期を見送ってくれないか」という帯の言葉が気になって。

このシリーズは残念ながらどれも未読です。
シリーズものでも巻ごとに主役カプが変わる場合は特にそれぞれが独立して楽しめるようになっているものが多いのですが、こちらは前に出ている「Eden ―白衣の原罪― …

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