神奈木智さんのレビュー一覧

優雅な彼と野蛮な僕 小説

神奈木智  日高ショーコ 

恋を知らない出張ホストが?

 出張ホストを天職と自負するトヲルの今日の客に会うために、出向いたホテルにいたのは、何と男だった。
「男とは寝ない」と自負するトヲルは、すぐに社長に電話をしてありったけの文句を口にするが、その客が自分に支払うという200万という大金に目がくらみ、結局はOKしてしまう。
 引き返した先にいたのは、神原と名乗る美形の客。
 別に「寝なくて構わない」と言われたのにも関わらず、自分でも意外なほど簡単…

3

災厄は僕を好きすぎる(2) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

厄災

1巻も可愛かったのですが、この度は俄然可愛いです!
二宮さんてこんな可愛い絵描く人だっけ?普段あんまり読まないのですが
他の本にもうっかり手を出したくなってしまった今回。

厄災~を共有する二人の関係が少しずつ近づいてきている感じがしますな。
思わずニヨニヨしてしまう場面も多かった・゚(●´∀`●)ホェ:*・゚
なんだこのやろうw

無表情に見えていた一条。
この子が意外と・・な…

2

おまえ、私の主人になりなさい 小説

神奈木智  六芦かえで 

食糧×バンパイヤ

人外物好きとしては、見逃せないストーリです。

純潔なバンパイヤであるが故に、特別な血しか飲めない零(受)は、
その特別な血が見つからず、飢えているところに偶然
デザイナーの陽司(攻)と出会う。
この陽司が特別な血の
持ち主なのですが、陽司も、単なる餌に落ちません。
飲ませてやるから、俺がご主人さまだ!となるわけです。

よくあるバンパイヤものの中で、いいな~と思ったのは、
「…

1

噓つきな満月 小説

神奈木智  しのだまさき 

相愛なのに互いに長い片思いの恋の結末

「今宵の月のように」の続編でシリーズの2作目になる今回は前作が小泉家の
3番目の弟とカメラマンのラブストーリーで、今作はお待ちかねの小泉家の
長男と次男のラブストーリーです。
小泉家は、長男以外は全て養子の4人兄弟なのですが、実子の長男が家出して
両親の死を知り、12年ぶりに帰ってきたことから二人の関係が始まります。
この長男の攻め様は、実はかなり臆病な上に、合理的な人物で叶わないと思う…

2

噓つきな満月 小説

神奈木智  しのだまさき 

やっと、待たせたねv

客室5室の小さなホテルを両親を亡くした後、兄弟で切盛りしている「小泉館」の三男・裕編「今宵の月のように」に続いての、血の繋がらない長兄・潤&次兄・抄編。
91年のラキアノベルスの新装版になり、書下ろしに6Pのショート番外編が付いています。

10歳で小泉の家に引き取られて息子になった抄が、家族に遠慮してそして義兄への気持ちを押し込めて、家業を一生懸命やっている姿に、ああー!もっと自分を出せば…

1

やさしく殺して、僕の心を。 小説

神奈木智  金ひかる 

みんなちょっとずつ足りない

 神崎菜央は、二歳で両親と死別し、その後は施設で生活をしてきた。
 そんな菜央は、住むところを確保するために、自分の顔だけを武器にして、好きでもない相手の家を転々としていた。
 ところが、その相手との別れ話がこじれ、菜央は殺されかけてしまう。
 そんなピンチを助けてくれたのは、エリート然とした男で、数ヶ月後、今度は本当に刺された菜央を再び助けてくれたのは、同じ男だった。
 意識が遠のく間際…

5

マエストロの育て方 小説

神奈木智  夏珂 

色あせない一途な思いの攻め様に萌え

ふとしたきっかけで知り合い、先輩後輩として気が合う友人だった攻め様
でも、後輩である攻め様に告げられた好意に応える事が出来なくて・・・
離れて会えなくなってから気づく攻め様への思いと後悔を胸に7年後の
再会から始まる忘れられない二人の思いが重なる時に叶うハッピーラブです。

二人はセレクトショップのバイヤーと海外メーカーの靴のデザイナーとして
再会する事になるんです。
受け様が惹かれ…

3

おまえ、私の主人になりなさい 小説

神奈木智  六芦かえで 

ある意味、俺様×俺様?

作者さん初挑戦のヴァンパイヤものということで、ヴァンパイヤ好きとしては手に取ってみました。
ロシア貴族の血を引きヴァンパイヤの始祖の血を持つ純血と呼ばれる、ある特定の血しか受け付けないという零は、高貴であるだけに貴族的な不遜な態度。
片や、その餌に選ばれた建築デザイナーの陽司も傲慢な態度。
二人の出会いの場面など、高慢のガチンコ対決で思わず漫才かと思うような愉快さが!
しかし、零は不遜なだ…

2

おまえ、私の主人になりなさい 小説

神奈木智  六芦かえで 

ヴァンパイアの食糧の条件は愛!

最近この作家さんの作品を連続して読んでるのですがシリアスになりながらも
上手く気持ちが沈み込み過ぎない感じの作品を書いてるなって思います。
今回の作品はヴァンパイアものなんですが、どこか昭和の匂いがする(笑)
江戸時代辺りから生きてる受け様だけど、母親が日本人の為か吸血鬼にありがちな
英国の匂いは感じないのですよ。
それでも、設定では高貴な血族で純血種という特別で、そして血を飲むけれど

1

恋人がなぜか多すぎる 小説

神奈木智  高星麻子 

いいね

記憶喪失というか人格が入れ替わってしまうというおはなしです。
最初、私はこの作品のタイトルの意味がつかめずに結局誰と誰がどうなんだー
としびれをきらし最後のほうを見てしまった大ばか者です(笑)

簡単に言うと攻め様は志木君で受け様は瑛君
志木君めっちゃかっこよくてめっちゃ萌えたんですけど、彼のイラストが出てくるのは、ななななんと扉絵だけ。
いったいどーなってんの~~~と叫びたいとこです…

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