神江真凪さんのレビュー一覧

恋の在り処 番外編 グッズ

遠距離恋愛

本編後の二人ですが、遠距離恋愛は続いています。
この秋、譲は公務員試験に合格したようです。
・・・って!?彼が一体どんな公務員試験を受けたのかわかりませんが、もし地方公務員だとするとこの遠距離恋愛は一体いつまで続くの?
そんな一抹の不安がよぎるのですが・・・

さておき、その公務員試験合格のお祝いに三条が飛行機のチケットを送ってくれたために、年末譲は東京へやってくるのです。
仕事で遅れ…

1

恋の在り処 小説

神江真凪  みずかねりょう 

誠実さがあふれています。

この作家さんの過去作品の印象は、とても地味だけど堅実な文章というイメージです。
今回もとても平凡なお話なのですが、丁寧さが際立っています。
ものすごく感動したとか、よかった!とか激しく心を動かされたりはしないのですが、優しさが溢れているような気がします。
ただ、それが萌えかといわれると実はそうではないのです。
しかし、読み終わって読者がよかったね~と思える話なのは確かなのではないでしょうか…

3

First Love 小説

神江真凪  祭河ななを 

不思議な受けでした

不思議と言っても所謂「不思議ちゃん」ではなく
攻めがいなかったら一つもドラマがないまま人生終えそうな無感動な傍観者タイプです
BLお決まりの、ピンクの唇で無自覚だけど可愛くて眼鏡を取ったら~なんですけどね
当然予想はしていたのに、なんだかこの人があんあん言ってるのに痛烈な違和感を感じます
地の文も無感情で淡々としています

攻めと会ったことで
生徒とのコミュニケーションも上手くいくよ…

2

満天星 小説

神江真凪  立石涼 

やりきれない気分になる

ちょっと切ない話でした。
君塚のこういう裏切り方はあとに残りますね。
悲しいことに君塚が過去を乗り越えた頃に喬が真相に気づいてしまう。
気付かない方が幸せだったんじゃないでしょうか。
過去は変えられないですし、喬は少なからずこれからもそれを意識してしまうと思います。
でも君塚にとって自分の描く小説は神埼いわくラブレターのようなもの。
君塚が書いた小説から自分への思いをひしひしと感じるく…

1

夏からはじまる【コミコミスタジオオリジナル特典番外編ペーパー】 グッズ

恋する男子の悩みとは

本品は『夏からはじまる』の
通販書店限定配布の特典品になります。

2人がまとまった後、
本編の後日談になります。

二学期に入って早々の席替えで
窓際の一番後ろの席を手に入れた朔は
視界に映るしなやかな背中にご満悦です。

その背中の主は
もちろん朔の大好きな圭一郎(笑)

この席もクラスメートに頼んで
手に入れたモノなのですが

じっと見つめていても怒られず…

1

夏からはじまる 小説

神江真凪  鈴倉温 

彼だけが特別

今回は顔も運動神経も良く集団の中心にいる有名人と
真面目で融通がきかない優等生の図書委員のお話です。

受様視点で攻様と恋におちるまでの夏の日々と
攻様視点で受様とのノロケ過多な秋の日々を収録。

受様と攻様は
同じ高校に通うクラスメイトですが

受様は男にしては貧弱な体系に
黒縁眼鏡のいかにもな優等生で、

攻様は外国の血が入った美形な上
人懐こい性格から女子に人気の好…

2

臆病者の嘘 小説

神江真凪  高峰顕 

一つの嘘

一度だけ、一回だけついた嘘がその後何年も彼を苦しめる嘘となり、その嘘への罪悪感に苛まれ続ける、話。

亨との出会いは、悠人の妹と亨が付き合いだし、議員で娘の交際に厳しい父親に反対された妹の恋愛に悠人が協力した所から始まります。
交際は続くも悠人がそこに居るのが当たり前になり妹と亨、そして悠人を交えた奇妙な恋人関係となり、やがて亨と2人で会って話をしている内にいやおうもなく彼に魅かれていき、よ…

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満天星 小説

神江真凪  立石涼 

読み返したくなる作品

良い作品だからというのもありますが、一回大きな山というか谷というか・・・があるので、そこを読んだとたん今までのシーンを思い出し、引っかかってたあの言動あのシーンを読み返して、こういうことだったのかと思わせる仕掛けが。
とにかく感動できるし、泣ける作品で胸が熱くなります。
文体も綺麗で安定感があり、情緒ある作品なので読み終えても余韻が残ります。この人の他の作品も読みたくなる本でした。

1

臆病者の嘘 小説

神江真凪  高峰顕 

長所は地味なこと、短所も地味なこと

いやー、地味なお話でした。
読み終えて改めてあらすじを考えてみると、一冊ぶん引っ張るプロットだと思えなかったのですが、面白かったです。
するすると読みやすくて綺麗な文章で紡がれる、地味ながらツボを押さえたお話にキュンキュンさせられました。神江真凪さんの作る物語世界、やっぱり好きだなァと思いました。
しかしこの攻め、セコいですな!w 相手に言わせようとしないで自分から言えよ!と思ったのは私だけじゃな…

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MOON DIVE 小説

神江真凪  車折まゆ 

人魚設定は必要ないと思います

人魚設定じゃなかったら、神にしてたかも…。
先にレビューしたお二人ともが書かれてますが、攻めは人魚の息子という設定です。満月の夜にだけ女になる。この設定がなくてもお話は作れたと思います。
この攻めが、私好みのイヤな性格の男でした。
俺様で傲岸不遜で遊び人で嘘つきで。
でもそんな彼が、見事に「ハマって」しまいます。ついに本気の恋をしてしまうのだ。
私の大好きな展開キター!と思いました。

でも攻めは…

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