神楽日夏さんのレビュー一覧

その血は夜を惑わせる 小説

神楽日夏  笠井あゆみ 

甘咬みシーンに萌え萌え

エクスタシーに満ちた吸血描写も良いですが、
牙によるあちこちの甘咬み・撫で回しがエロティックでした~。
挿絵の笠井さんが描かれる大胆なアングルにも目を奪われましたv


唯一の家族であった妹を亡くし、人生を諦めかけていた青年・聖弥と、
元人間で辛い過去をもつ、いわゆる「ヴァンパイア」の血族・テオドール(テオ)の物語。


襲ってくる謎の男から、聖弥を守るテオ。
テオと出会い、聖…

3

プラチナBOX2011 グッズ

ここに続きがn[g

こちらは、プラチナ文庫の全サ小冊子の感想になります。
他の作品は未読なので、いとう由貴さんの作品レビューのみ書いています。

※未読の方はネタバレがありますのでご注意下さい。


■いとう由貴「誘い」より


『happy happy day』


前回(セレクトフェア2011小冊子)のレビューに書きました弟(攻様)のキスマークのお話の続きになっています。

弟...

0

虜にしたい 小説

神楽日夏  サマミヤアカザ 

キャラクターのイメージが、

読む前に持っていたものとまったく違いました。特に陣(攻)があまりにもワンコ過ぎて引き気味に。いや、私は決してワンコが即ダメなわけじゃないんですが、それにしてもここまではちょっと・・・というくらいに暑苦しい年下大型ワンコでした。
表紙イラストでは、いかにも余裕のあるいい男って感じなのに・・・なのに・・・←そのほうがよかったというよりも、違い過ぎて呆然ってだけです。

読んだあとあらすじを見返…

1

彼に棲む獣 小説

神楽日夏  葛西リカコ 

設定倒れ・・・

神楽さんは好きなんですが、時々『なんでこっち・・・?』というのがあります。これもそのひとつ。

なんとなく、気合いはわかるんですよ。『なんかこういうの書きたいんだよ!』というのは。でも申し訳ないですが、気持ちというか雰囲気だけはなんとなく伝わって来るものの、中身が伴ってない気がします。私の好みじゃないから、余計にそう感じるのかもしれません。全然楽しめなかったし。

これは一種のファンタ…

0

恋の味 小説

神楽日夏  鈴倉温 

淡々としたストーリー

神楽さんは結構好きなんですが、時々(個人的好みにおいて)とんでもなく外されるので、新作を買って読むたびにちょっと身構えてしまいます。

でもこちらは結構よかったです。ストーリーとしては、お仕事ものというほどでもなく、ラブ一辺倒でもなく、バランスがちょうどいい感じ。

キャラクターが2人とも、なんというか温度が低いんですが、正反対のようでいて実は結構似た者同士で、この2人のラブには好感が…

2

恋の味 小説

神楽日夏  鈴倉温 

美味しいものが食べたくなります

食べて飲んでおしゃべりして、再び食べておしゃべりして恋になる。
そんな言葉がぴったりくるようなストーリーでした。

フリーランスデザイナーとして都内から郊外へ新居を一新した受け様が、
デザイナーとして尊敬している先輩に引っ越し祝いを兼ねての食事に誘われるが
先に着いてしまった待ち合わせの店で、好みの料理と、何故か初対面から気の合う
店の店主と知り合うが、遅れて来た先輩はその店主と知り合…

1

虎王の祝祭 小説

神楽日夏  カズアキ 

またまた運命なのですね

同時発売された「魔神の婚姻」文庫化再販シリーズのスピンオフ的な続編2作目です。
前作から1年が経過している設定で、今回のカップルはまだまだ幼さの残る若い二人。

1年前に王が亡くなり王族の奴隷制度も廃止されて1年が過ぎたことろの話です。
受け様は日本人なのですが、野生動物の研究者である両親に連れられて色々な国を回り
そして動物保護区で落ち着いた両親と共に暮らしていたが、両親はいつも研究が…

0

魔神の婚姻 小説

神楽日夏  カズアキ 

運命の相手に出会うための試練

文庫化再販、シリーズ1作目で書下ろし付の作品。
関連シリーズとの2冊同時発売ですので、2冊目にはこのカップルも登場してるので
合わせて読みたい作品です。
内容は元モデルで、駆け出しカメラマンの受け様が、長く鎖国が続いていたアラブの国へ
師匠の代わりに隠された砂漠の奥にある王宮の写真を撮る許可を受けて来たのですが
王宮へ行く砂漠の途中で、全身黒づくめの男に引き返せと忠告を受ける。
しかし…

1

天国を夢みてる 小説

神楽日夏  宝井理人 

神楽さんでいちばん好き。

すごく期待してた最新刊が『う~ん』だったので、神楽さん(のお気に入り作品)再読祭り。

ひとことで言うと『浮世離れしたおとぎ話』って感じです。100%いい意味で!

神楽さんは、ご自分でも言われてますが、作品に占める受の女装率がものすごく高いんですね。私は女装そのものには別に興味はないんですが、神楽さんの女装はまったく嫌悪感や違和感を覚えないんです。『女装』が自然に受け入れられる設定・スト…

3

甘い指、熱い唇 小説

神楽日夏  みなみ遥 

ティーンズ向け?

イラストがみなみ遥さんのショタっぽい絵と、ピンクのカラーからも甘いお話だな、というのは一目瞭然だったのですが、作家さんが好きなので読んでみました。
して、その結果・・・
うう~ん、、、ティーンズというかお子様向きの少年少女小説を読んでいる気分になりましたorz。。。
悪くはないんですよ。
すごくまっとうで、真っ直ぐで、嫌な人は一人も登場しなくて、かわいらしくて、甘くて、正統派なんではありま…

1
PAGE TOP