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3/4(合計:39件)
真堂樹 浅見侑
M
ネタバレ
とりあえず、これにて、青龍編はおしまい! な小説でした。 結局、マクシミリアンは、飛に弱音を吐かせたいがために、こんな回りくどいことをしていたのか! と思うと、呆れるの半分。その根性を拍手でたたえたい気持ち、半分……でした。 もう、この時点でネタバレ……かな? 相変わらず、この二人の恋なのか、何なのか、感情はねじ曲がってるなー……と、思いながら、まぁ、それはこの二人の勝手だか…
真堂樹 緒田涼歌
ジェイ
真堂樹さんは本当にいろいろな世界観をお持ちの作家さんです。 本作は穢れ知らずの騎士アルウィンと魔男・クリストフェルのめくるめく?お話。 ブルーロータス騎士団の面々が、最初はアルウィンを歓迎しない態度で、だらだらと、本当にお前たちは騎士か?と思える振る舞いをしていたのには、過去にまつわる理由があって・・・ 騎士団の面々と、アルウィン&クリストフェルの関係に要注目です。特に、クリストフェ…
真堂樹 麻々原絵里依
水蓮
『神々の、麗しき額』の続編、神々シリーズの第二弾です。と言っても、この巻からでも登場人物と物語は分かるので、一巻を読んでいなくても安心して読めます。 ストーリーは前巻での冒険(?)を終えて寺院に帰っていたヤシュダが、再び王都に赴くところから始まります。随行していた師の望みで娼館に泊まることになりますが、そこで女に化けた悪鬼のラシュナーンと再会します。その直後、ラシュナーンは客の男に指を食いち…
舞台はインド風の王国。 主役は悪鬼と苦行者。 妖しく、美しいヒンドゥー・ファンタジーです。 悪鬼の長ラシュナーンはある日、一人の人間に出会います。その人間の名はヤシュダ。剣術で二人は戦いますが、ラシュナーンは負けてしまい、渋々ヤシュダ達の探し物を一緒に探すことになります。 ラシュナーンの目付け役のキンサラ、オカマみたいな蛇神ナーガ、ラシュナーンの従者の少年(正体は猿神)アラヤ…
真堂樹 潮見知佳
真堂樹先生の原点と言える作品なので読んでみました。 後の真堂作品はコミカルなものが多いので、シリアスでハッピーエンドではないストーリーに驚かされました。しかし、燕王と蘭綾、加えて天蛾の素直ではないけれどまっすぐな相手への感情は真堂先生の小説らしいです。愛憎劇として、とてもよく出来ています。言葉で上手く表現できませんが、読了後は心に確実に様々な感情が『澱』となって残るはずです。 オスス…
これは本当に初期の作品で、四龍島シリーズ(現在まで出ているもの)を読破したあとに、これも読まなきゃ真堂樹先生を語れないと思って読んでみました★お話は、二つに分かれており、~その後という形で続いています。BLというか、そういうつっこんだ描写はないですが、憎しみやいろんなものを抱えながら、二人が思いあっている、というのはわかります。憎しみを抱きつつも籠の鳥がごとく、粛々として燕国の王のそばで過ごす蘭…
ネグリン伯の淋しさが印象的でした。いくら体を重ねても満たされない。だって、それは愛じゃないから。彼が本当の愛を得るところまで、物語は描きませんでしたが、答えは見つかっています。あとはネグリン伯の努力次第。
シリーズ第3巻。前作にひきつづき、クリストフェルは妖しさMAXです(笑)。背中に残る傷が、彼の謎めいた過去に関係しているようで、とても気になりました。 でも、それ以上に気になるのは団長とエドワードです。 説明しますと、団長ことグレゴリーは所謂オネエ系で、いつももみあげの手入ればか…
魔術シリーズ第2巻です。第1巻を読んでから1年ぶりにシリーズを読んだのですが、すぐに物語に入ることができました。やっぱり面白いです! 物語はアルウィンが女王に逆らってブルーロータス騎士団に入団しようとするところから始まります。不良騎士たちはアルウィンに反発し、荒っぽい‘歓迎”を画策する者も。そして事件が起こり、、、。 …
魔術の街ウォルロックを訪れた清廉な騎士アルウィンが出会ったのは、闇をその身に纏う魔男クリストフェルだった・・・。光と闇という正反対の世界に暮らしていた二人の出会いが、やがて国の行末を握る戦いへ繋がっていく! というファンタジー小説のシリーズ第1巻です。基本的にはシリアスですが、騎士団の不良騎士グレゴリーとエドワ…