真崎ひかるさんのレビュー一覧

ホタルノカタコイ 小説

真崎ひかる  小椋ムク 

かわいいけどアッサリ

高2にしては華奢で小さい夏樹
友人に誘われ、軽井沢のカフェで住み込みバイトをすることに
バイト先のカフェで10日分のデリバリを頼んできた、芸能人みたいな長身で整った顔の男・森下
届けに行った先のコテージには、また雰囲気の違う、長身の男前・緒方と犬がいて、、

前半の軽井沢での出会いとか、挿絵と雰囲気ぴったりなカワイイお話
で、冒頭のネタ振りと絡んで、東京に帰ってから色々怒濤の展開がある…

2

皇子の籠鳥 小説

真崎ひかる  祐也 

男しか出てこない王宮ファンタジー?

自国を滅ぼした敵国の皇子に見初められてしまったアスカ。
最初は強引なやり方で押し倒されたけど、ハヤトはアスカにメロメロ。
側近相手にやきもち妬いたり、意外に少年ぽいところがオチャメだったりします。

ハヤトの瞳がオッド・アイという設定が、結局最後まで活かされていなかった。
何か特別にエピソードとして練りこまれてくるかなぁ…と思って待っていましたが、何もなかったです…。
ここらへんが、私…

1

淡雪 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

高校生なのに、こんなに切なくていいのか?

余命わずかな父と二人暮しの佑真には秘密が2つあります。
1つは男性しか好きになれないということ。
もう1つは、武川の父を、佑真の父(元警官)が職務中誤まって事故死させてしまった事。

2つ年下の武川は、学費を免除されている特待生で優等生で、長身でクールな美男子。
小さく童顔の佑真とは正反対。
二人は、焼き菓子専門店のバイト仲間として顔を合わせるようになる。

ぶっきらぼうで口数は少…

5

有明月に、おねがい。 小説

真崎ひかる  宝井理人 

少しズレている17歳

前作の『朧月夜に、あいたい。』に出てくる相原広重の友達・友坂編になります。

友坂は前作から好きだったので読んでみましたが、何かがたりないw
うーん、前作のお話の評価も中立にさせていただきましたが、今回もあともうちょっとって感じですね。

まあ、友坂が侑里を助けるシーンは王道でありましたが、よかったです。
でもあの友坂がふぉもになるとは…!スピンオフが出ると知ったときは衝撃的でしたw

3

慈雨 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

「白雨」の続編です

この二人、好きなんです~。
続きがあると思わなかったので嬉しいな。
「Pommes」のタルトは美味しそうで、静かでアットホームな舞台も良いし、若い方のカップルも可愛い。
加賀の子供(ホントは異母弟)の存在ももちろん欠かせません。
間に小さい男の子がいる設定、基本的に好きなんだ。

今回は「Pommes」が雑誌に紹介されたことで、水沢の安らかな空間にいろいろ細波が立ちました。
取材をし…

4

慈雨 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

慈雨

あぁぁぁ悶えた…
「白雨」の続編です。
一個番外編も出てるので、シリーズにしたら三冊目!
八年の歳月を越えて再会した二人のその後(*´∀`*)
御曹子×タルト屋さん。カフェ営んでます。
カフェもの好きだし、再会もの好きだし、あたしの萌え要素をぎゅっとつめてますなーvv
二人して「相手になら殺されても幸せ」って思ってますからねーwwやばいたまらんww
白雨の続編が出たならもう1カップル…

4

有明月に、おねがい。 小説

真崎ひかる  宝井理人 

Deja Vu …!!!!

「朧月夜に、あいたい。」のスピンオフ。友坂は父の後を継いで医者になり、
どっかの誰かさんを世話しているせいで結婚や恋人にも恵まれずに居ます。
そんな彼の元へある日突然やってきたのは、駆け落ち同然に出て行った姉の息子…侑里です。
母が亡くなったことで独りになり、日本に帰ってきたというのです。

外国に長いこと居て日本に慣れないからか、侑里は17歳なのにどこか浮世離れしています。
喋る言葉…

2

朧月夜に、あいたい。 小説

真崎ひかる  宝井理人 

儚くて綺麗な王子様だが…

相原がかなりの予想外でしたね。あんなに『儚くて綺麗な王子様』だと思っていたのに(笑
いろんな意味で裏切られたキャラでした。


啓杜は最初自分が逆に脅かされたので仕返しに脅かそうと思い、悪友たちと公園で待ち伏せしていたんですが、あることがきっかけで相原と仲良くなるんです。
徐々に相原と親しくなるにつれて辛くなっていくんですが、なんだか恋してるなぁーって感じでよかったです。

しかも相…

1

朧月夜に、あいたい。 小説

真崎ひかる  宝井理人 

優しい顔して実は・・・!

あとがきによると「変な人(たち)の話」ということですが、“変な人”というか、ズバリ「変な話」という印象でした(笑)。

近所の公園に女の幽霊が出るという噂を聞いた啓杜と悪友は、肝試しに来るヤツを脅かそうと、啓杜に女装をさせて真夜中公園に出かける。
そこで大木に身を隠した啓杜は一人の男と出会うが、彼は啓杜に「ナオちゃん」と呼びかけ涙汲む。
何も言えずにいる啓杜に男は次の朧月夜に再び会おうと一…

1

夜に舞う薄紅の花 小説

真崎ひかる  高久尚子 

続編です。

「夜に薫る純白の花」の続編になります。
前作から3年。家で大学受験の準備をしていた一葉が大学生になるところから始まります。
宏晃のために弁護士になる、という希望を抱いて入学した大学で一葉の出生の秘密が明らかに。
同級生の知り合いの先輩が「お前によく似たヤツを知っている」と言って無理矢理その人物に会わせたことから事件が起こってしまいます。

そんな感じで、前作も切なかったですが、今回も切な…

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