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30/42(合計:420件)
深井結己
クレタコ
帯『信じよう…曇り空の向こうを。』 再録本とあってかなり既読作品が多かったんですが、やはりこうやって分厚い本になると感慨深いものがありますね。 痛い系の話から青春モノ、はては最後がギャグオチなモノなど色々ですがやはり病んでる痛い系の話が多かったですね。 それが深井さん作品の持ち味の一つでもあるので納得といえば納得なのですが。 あとがきにある犬兄さんが黒縁眼鏡じゃないのは一生の不覚と…
木原音瀬 深井結己
もこ
ネタバレ
萌えがなかったわけではないのだが、いろいろ「ん?」「う~ん・・・」と思ってしまう部分が多かった。 特に受の行動が突飛すぎてついていけなかったってのもある。 好きになる過程、2人の関係をジックリ描いていく部分が少なかったせいもあるのかなとちょっぴり残念に思ってしまいました。 2人は従兄弟で、高校のとき好奇心から身体を重ねてしまった。 受は、抵抗もしなかった。それが思いのほか心地良く、女に振ら…
イチ。
ストーリーがかっちりした作家さんです。物凄くヒットってわけではないけど、安定してるので安心して読めます。良くも悪くもスタンダードな感じなので、記憶に残るキャラが少ないのがちと残念。 今回は4組のカップルの話です。 ■そろそろ気づけよ/ぎこちないけど愛だろう/めぐりくる白い朝 表題作のふたり。失恋の痛みから重い恋を避けている者同士が、出会って付き合うに到るまでのお話。 身体だけのライトな…
雀影
表題作、いきなり「犬にご奉仕させるご主人様」の図です。 眼鏡でドSなご主人様に犬としてあてがわれたリョウ。 リョウは犬として調教されるうちに… そして、実はリョウは… と、SM調教物としても、首輪やビーズ付きのシッポ、乳首ピアスに、倶楽部でのお披露目、忘れちゃいけないオフィスでの強制奉仕とか、なかなかいい感じに網羅。 そこへ更に、リョウの父や朝人の叔父の専務が絡んで、ちゃんとしたオフ…
表題作は「これは僕の愛じゃない」のスピンオフですがこれ単作でも読めますが前作もおもろいのでそちらもオススメ、ちなみに読む順番が逆になっても大丈夫(な筈) 深井さんのレビューでは毎回書いてますがエロはちょっと生々しい位の絵柄がエロくて良いのだあああ。 今回は腸内の動きとかちょっと男性向エロっぽい描写とかあってこれまたエロかった! エロエロ言ってますが、エロだけじゃなくストーリーがしっかりし…
表題作連作と短編2作の合計3作。 メインとなる表題作は社長の息子攻とワンコ受。 社長の息子であり仕事面はやり手で人格的にも出来た男、朝人[攻]ですが性的嗜好がSでいかがわしいクラブに出入りしている為に、性的処理相手として稜[受]を与えられます。 犬としてなら飼ってやると言われて従う稜。 ビジネス面では彼の秘書となり常に朝人に忠実に従います。 しかし実は稜には秘密があり……って話なんですが…
もこもこ
こういう深井さんの作品を待ってました! 現代ものもありますが少し前の時代の話、昭和初期頃とか大正時代とか、世間も生きる事もままならない、色々な事に翻弄されながらもけれど毎日を生きているそんな少し前の時代の話。 こういう時代設定の話を読むならやはり深井さんの作品が一番好きです。 派手さはなくても、しっとりとしみ込んでくるような話に作画、とにかく大好きです。 全て雑誌で読んでいますが、単行…
帯『重くて、苦くて、せつなくて……そんなあんたが好きなんだ。』 深井さんは好き作家さんの一人、どの本もちょっと心に引っかかる感じの話があって、そこの読後感というかその感じが好きなのですねー。 表題作はクリスマスイブの夜に店の前で失恋して酒呑んで寝込んでたリーマン湯元[攻]をその喫茶店の店主赤羽[受]が見付けてお店の中へ入れます。 湯元を慰めセックスしちゃう赤羽。 始まりは身体だけの関係…
サガン。
初めてこの方の作品を読みました。 ご本人様も「鬱鬱ほっこり鬱ほっこり」と称されているとおりに、ちょっと病んだ感じのお話が多かったです。 独特の雰囲気があるんだけども、はっきりスッキリハッピーエンド!っていうのが少ない。 表題作の「晴れたる青空」 本編ではある意味、清々しくもある終わり方で。 けれど、どこかハッピーエンドとは言い切れない部分もあって。 別離があるからそう思うのかもしれ…
安芸まくら 深井結己
夛椛
事故による記憶障害で13分しか記憶がもたない櫂と自称ハウスキーパー・ツダの2人の物語。 普段は1冊一気に読んでしまう私ですが、じっくりじっくり読ませていただきました。読み終えて、余韻に浸っていました。とにかく、ぐっと物語に引き込まれる。 ここまで、深く難しい作品は初めてかもしれないです。忘れてしまう櫂、忘れられてしまうツダ。どちらも見てて苦しくなりますが、半分まで読んでみると断然ツダの…