深井結己さんのレビュー一覧

情熱のイングリッシュローズ 初回限定版 コミック

深井結己 

まさに情熱的

フランスで修業をするために日本を離れた玲也と
イギリス貴族のアレックス。

アレックスは玲也のい従妹が住む家の大屋。
フランスに行く前に立ち寄ったことから始まるストーリー。

初めは薬を飲ませたり乳首クリップなど・・
えっ?そっち系の人?と思いましたが
話が進むにつれて、だんだんアレックスの本当の姿が見え始め・・

真面目で素直な玲也にどんどん惹かれていくアレックス。
玲也も…

0

晴れたる青空 コミック

深井結己 

違う世界観

表題作『晴れたる青空』のほか
短編7作品が収録されています。

『晴れたる青空』の冒頭
「僕はゆうべ母を殺した」
そんなセリフからはじまりました。
優秀で勉強のできる衣川は同じクラス不良の吉見からテストのカンニングを強要される。
いつも授業を妨害され、弁当を横取りされ、当番を押し付けられ・・・
いいことなんて1つもなかったが・・
テストのとき具合が悪くなって吐いてしてしまった衣川…

3

おとうさんは罪作り コミック

深井結己 

かわいいお義父さん

母親の再婚で義父となった誠人にHな本(ゲイ)を見られてしまった睦生。
一度は家を出るものの、誠人に引き留められお互いに想っていたことがわかり
そこからは、もうお決まりのコースです。
お母さんが若すぎたり、お義父さんも可愛すぎたり
その割に睦生は落ち着いていて。
短編なので、割と急ぎ足の展開です。
自分たちを捨てて出ていったと思っていたお母さんが
本当はちゃんと自分たちのことを考えてい…

1

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

おまえだけは、忘れたくない

初めて読む作家さんでした。イラストを描かれている深井結己さんが大好きで手に入れた本でした。100ページ過ぎまで、エロチックなシーンに嫌悪を覚えていつまで続くのかと読むのをやめようかと思いましたが、そのあとからどんどんと展開される話に夢中になり200ページあたりではじんじんと涙がにじんできました。
読み終えて、どうしようもなく辛くて、1ページ目から読み直しました。もう、涙があふれてとまりませんで…

3

さようなら、と君は手を振った 小説

木原音瀬  深井結己 

積み重ねていく時間の中で。

改めてこの本を読んで、どうにも自分が木原さんの描くダメ男が好きなようだと気付いてしまいました。

どうしようもないほどに自分勝手な男・誠一。
昔、恋をした男・啓介が東京に出てきたのをいいことに、それまで放置していたくせに都合のいいように使って。
気持ちなんて昔のようにはなくて、ただ利用しているようでしかなくて。
それでも、何も言わないのをいいことのどんどんどんどん。
どこに気持ちがある…

6

指先で愛を語れ コミック

深井結己 

志向があわない。

うーん。これは又難しい。
は初読みの印象が悪かったので
読むのを読めた作品だった。

数年たった今何が嫌だったのか
思い出せなくて再読してみた。

ノンケだと思い自分の気持を殺していたが、ハッテンバでその相手と遭遇する。

身体の関係をもつ。
両想いになったとおもいきや
相手はそんな気がないようだ。

気持がなくフラフラあちらこちらにだかれる。

それには実は理由があ…

0

さようなら、と君は手を振った コミック

木原音瀬  深井結己 

愛するって難しい

大好きな作家さまの作品。
木原先生の原作に深井先生の絵がとても合っていて、
小説の世界が余すところなく忠実に表現されていました。


「誠一」とは名ばかり。
不誠実で軽く、上辺の見た目にしか興味のない男と、
盲目的にその男の全てを受け入れる「啓介」の物語。

啓介の盲目さ加減は読者をゾッとさせるほど徹底されていて
ただの「優しさ」や「包容力」とはあきらかに違うものを感じさせる。…

3

おとうさんは罪作り コミック

深井結己 

一癖も二癖もあるストーリー展開

深井さんは安定したストーリーと萌えを感じさせてくれるので、時々読みたくなる作家さんの一人です。
この短編集も、全てのお話が全く違うシチュエーションで、話の展開も色々あって楽しめた作品集でした。
ちょっと血のつながりのある義理の親子、執事と主人、大臣の息子と元大臣の秘書、過去に因縁のある2人。
眼鏡やスーツも楽しめるし、ちょっとオヤジも高校生もいるし、その上西洋ものもある。
結構幅が広くて色…

1

六月の丘のひなげし コミック

深井結己 

突然大人になりました

感情に真っ直ぐなルイスと過去に責任を持つピエール。

ピエールの「人の心を弄ぶこと」なんて言いながらセフレのような扱いに徹しきれない。
最初から純粋な気持ちがあるのになぜルイスの元にいけないのか。
そこに深い愛情があって、絡まってる大人の事情が痛々しい。

19歳ですぐに恋に落ちたルイスは感情ばかりが先にたってしまう。
8年後の再開なのに、やっぱり感情ばかりでピエールに翻弄されまくり…

1

光木八尋の甘美な憂鬱 コミック

深井結己 

光木八尋が格好良い

前巻「南美隆輔の傲慢な生餐」のスピンオフ作品。若頭豪太郎のお話。
深井さんにしては、今までの受とは少しタイプが違うような、開き直った強気の受。
2作品だけですが、八尋の魅力は十分に堪能できました。
釣られて、豪太郎のバカ素直な男心も可愛らしくて(前作のイメージから)好感度UP。

リーマンもの。大学生もの。
麗人作品にしては、エロが少なかった感じがしますが、深井さんらしい作品。

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