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中原一也 新藤まゆり
ふばば
ネタバレ
安定の「中原節」とも言える渋オヤジ攻め(推定40前半らしい)モノです。 主人公は、ネット通販会社のクレーム処理担当・神木(31)。←示へんに申すの神です。変換できない。 会社では厳しいクレームも穏やかに的確に処理する、頼れる主任。しかし実際は客には頭を下げ、社員には疲れた顔は見せまいとし、そんな日々のストレスを酒で紛らわす。しかも何度も飲みすぎて保護される警察署では有名人… そんな神木がまた…
秀香穂里 新藤まゆり
maruchan
30代後半となり、ますます仕事に燃えるコバと時田の物語。「他人同士」のスピンオフ「大人同士」の続編です。 付き合って10年の2人は公私ともに夫婦のような関係を築いていて、ちょっとしたいさかいやぶつかり合いはありつつも、実に理想的。 リアリティのある大人カップルを描いた作品ですが、男女のカップルであれば、この年齢ともなると出てくる「妊娠」「出産」「キャリア形成と人生設計」などが出てこず、…
「他人同士」読み返しの流れでスピンオフも再読。 「他人同士」では40代の敏腕編集長である小林たちの若い頃のエピソードなので、舞台がちょっと昔です。その当時の仕事風景が(ちらりと描かれていることも含め)懐かしいなぁ…などと思い、「あれ? コバたちって私とちょっと世代近いんじゃね?」と気付き、おおぅ…^^; となったり……。(出版・印刷関連業界は、怒涛のDTP化の流れで一種の恐慌状態だったのですよ。…
読み返しの3巻。メロドラマ的展開ありの大団円。ほぉ〜っと思わずため息をついてしまう完結編です。 しかしこの諒一という男、仕事に対するスタンスも恋愛に対するスタンスも「うっ…分かるわ」という部分が多くて、読んでいて心がキリキリすることがあります。無理に仕事を詰め込んだ挙句、ドツボに入ってしまう描写など「いやぁ〜〜!」と叫び出したくなる感じです。ああいう時、周囲に助けを求めるタイミングってホント…
久々読み返しの2巻め。 この巻の前半は、主人公・諒一が見た夢の体裁で、彼にトラウマを残すことになった過去の恋が描写されます。 ここで作者様が上手いな、と思うのはしっかりとしたキャラ造形。ちゃんと年数の分だけ若いけど同一人物である……ということがきちんと描写されているんですよね。だから、彼がこの経験を経てその後どんな人生を歩んで今の姿があるのかがストンと胸に落ちる。無理なく納得出来るんです。 …
なんとなく電子書籍で購入して夜更けに読んでいたのですが、読んでて気付く。…あ、これ何年か前に読んだことあったと。 しかし久々に読んで、こういうバランスの作品って好みだわ……と改めて思いました。 BLって「ボーイズラブ」だから、……ボーイ(少年)なのかよ?…というツッコミは置いておくとして……ラブが中心に書かれていればいいのかもしれませんが、せっかく読むからにはそれ以外の部分での読み応えも求…
「大人同士」続編。小林x時田の10年後、38才の2人の仕事と恋の物語。 時田一筋の小林の誠実な愛し方は健在。そこは本当に素晴らしい!「神」! 私、小林だーい好き!(ってそこは関係ないですが…) 本作の仕事面は、未成年の犯罪と実名報道について小林と時田の捉え方の違い。仕事なので馴れ合わず、でも仲間なので意見をまとめつつ、の線をチームで磨いていく。 恋路に関しては、小林の元カレ岩崎登場!こ…
すごく良かった〜! 読んでて「あ、私はこういう話が好みなんだな!」って再確認した感じ。 つまりは「お仕事BL」ベースで、攻めが受けをすごく誠実に愛して甘々に押してく、みたいな話。 内容は「他人同士」のスピンオフで、諒一の先輩ゲイ小林と時田の馴れ初めの時の話です。 目を惹く容姿と色気でビッチ道を歩んでいた時田に熱血正義漢の小林が本気で惚れて、誠実な心と愛撫で身も心も、そして仕事面でも名実…
完結巻。 帯に引っ掻き回されて暁と上手くいかなくなった諒一は、そのイライラを紛らわそうと仕事に逃げる。捌けないほど仕事の量を増やし、結局取材先への連絡ミスを起こしてしまう… (この取材先は「くちびるに銀の弾丸」の澤村と水嶋。こういう遊び方スキ。) 弱る諒一に周囲は優しい。会社のゲイ先輩小林も、編集部の戦友菊池も、みな素直になって暁にぶつかれ、と言ってくれる。肝心の諒一だけが過去の呪いに囚われ…
冒頭、諒一の見る「夢」の形で、1巻から暗示されていた諒一の過去、忘れられない痛手を刻み込んだ一人の男とのエピソードが語られます。 この諒一の初恋の男、7才年上の「帯」(たい、通称オビ)は、まだ大学生で心の恋を知らずヤリチン放題だった諒一を一目で魅了し、その優しい物腰や社会人としての振舞、物知りな所、ベッドでの感度の良さで諒一を骨抜きにする。帯以外何も考えられなくなった諒一との2〜3ヶ月の関係の後…