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新田祐克
むつこ
読み応えのあるシリーズでした。 もし読むなら、シリーズの一番最初から読んでもらいたいなァと思います。 冒頭いきなり、新川と鷹秋が別れちゃってました。 波乱があるだろうなとは思ってたけど、BLのセオリーだとなかなかここまで思い切った展開には持っていかないから、新鮮ですねw 最後にはおさまるところにおさまって大円団でした。 登場人物に一言ずつ。 鷹秋→ぶっちゃけシリーズ初期の、女王様として君臨し、…
『男が男を愛する時』→『ホワイト・ブランド』→『ラストワルツ1~2巻』→『イロコイ1~3巻』と続いてきたシリーズの最終章です。 ホストクラブを舞台に、男たちの戦いをよくぞここまで描きあげたもんだなと思いました。 最終章は、イロコイのラストでやっと付き合うようになった新川と鷹秋の軋みから始まります。 新川には男としてのプライドがあり、鷹秋に釣り合う自分になりたいと、必死で大きな男になろうとしている…
いやはや、そうなりましたか。 めちゃくちゃ興奮してしまいました。 ついに鷹秋が選びます。 こうなっちゃうと、あの人もあの人も可哀想だなァ…。 といってもこれでシリーズが終わったわけじゃなく、『ウブ』へと続いていくわけですが。 そう、まだまだ波乱が待っているのだ。 しかし、今更ながら、『男が男を愛する時』の漆〇さんはどこにいっちゃったんだろうな。 今更出てこられても困るんだけどさw 『ワズライ』…
うあああああ。 どこに行くんだ、こいつらの感情は。みんなギリギリじゃないか。 切羽詰まった三角関係に、鼻血出そうなほど興奮しながら読みました。 面白いです。 鷹秋の迷いって、「俺は誰を一番好きなのか」っていう部分にあるんじゃなく、「俺はその一人を本当に愛し抜けるのか」という悩みなんだよね。 しかし「病気の母」という存在は、なんだかションボリしちゃうな…。 スリルや切なさを感じつつ男たちの駆け引き…
うひゃー、 めっちゃドキドキしました。 『男が男を愛する時』『ラスト・ワルツ1~2巻』『ナイトキャップ』と続いてきたシリーズ。 先にそっちを読んでおいたほうがいいです。この作品から読んでも、面白さは半減してしまうと思う。過去の色々な因縁を知っておかないと、男たちの葛藤を理解しにくいんじゃないかなと。 新川×鷹秋派の私としては、望まない方向へ望まない方向へと進んでいく巻で、ハラハラさせられっぱな…
濃ゆいー。 なんか濃ゆい。 新田さんの濃さというのは独特で、ハマると病みつきになってしまう感じ。 新田さん流の美学を感じます。私の好きな種類の美学です。 世界中のカジノを転々としてる男のお話です。 カジノ・リリィと呼ばれてて、他人の金でしか勝てないというジンクスを持っている。 カジノに関する話は、確率計算も何もないから特にスリルはないし、ぶっちゃけこの主人公は根本的にギャンブルに向いてない性格だ…
『男が男を愛する時』『ラスト・ワルツ 1~2巻』と続いてきたシリーズ。 時系列的にはこのお話が一番最初です。登場人物の過去が語られる。 とにかく面白いです。 水商売には必ず付きまとう倫理観との戦いや野心との戦い(これは自己との戦い)と、同じ店の中での他人との戦いや他店との戦い(これは相手との戦い)。そういうものが新田さんの独特の切り口でつぶさに描かれている。 しかも、男の戦いなのだ! ただライバ…
『男が男を愛する時』『ラスト・ワルツ1』と続いてきたシリーズです。 冒頭、いきなり石井が鷹秋に陥落。 あーあ、そうなると思ってたんだけど、やっぱそうなっちゃったか。 女王様鷹秋すごいよ。 でも私も男なら、貴方の前にひれ伏します! 玉を抜かれちゃった石井、すっかり可愛くなりました。ワンワン。 で、次は剣崎。べつに鷹秋が狙ったわけじゃないんだけど、彼もまた…。 ワンワン。 新田作品に共通したことな…
『男が男を愛する時』の続編です。 ホストクラブでの男と男の戦いのお話。 やっぱり面白い! 虚飾の世界で、馬鹿馬鹿しいほど真摯にズル賢く戦ってる男たちが愛しくて仕方なかったです。 分かりやすいアホホストが登場しないのも良かったし、客の女性がストーリーのなかでへんな絡み方をしてこないのも良かったし、なんかもう、なにもかも良かったです。 新キャラが増えましたが、メインは新川と鷹秋。 新川の一途なワンコ…
『ホワイトブランド』 「黒いものを身体が受け付けない」というトラウマがいまいちよく分からなかったです。肌が黒いとはいっても黒人さんじゃないわけだし…髪の毛は?黒い服とか鞄は?日陰とか暗闇とかは?などなど、細かいことを考えてしまって、なんかモニョモニョ。 褐色の肌と白い肌の対比を描きたいために作られたお話なのかなァ。 ストーリーそのものは面白かったですが、ツメの甘さも感じました。 『テール・エンド…