新田祐克さんのレビュー一覧

春を抱いていたALIVE(6) コミック

新田祐克 

流れるような…

流れるように読み終わった…。
ずっと一緒にいるというのはやはり墓の問題に行き着くのかな。

一緒に老後の楽しみにしようって桜の木を植えたじゃない!縁側置こうかって言ったじゃない!どうして(泣)

やはりその先一緒になるには同じお墓に入ることなのかな、と考えさせられました。今までは自分のお骨はいらないしなんなら残さなくていいし、義理両親と一緒のお墓になるのは嫌で、どこかのお寺の永代供養にで…

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春を抱いていた ALIVE(5) コミック

新田祐克 

最高のパートナー

復習なしで久しぶりに続きを読んだので、思い出しつつも親子関係の葛藤などヒリヒリ感を忘れてしまってました。

香藤と岩城は本当に一蓮托生というか最高のパートナーですね。そして何事にも誠実に向き合ってきたからこそ今回の騒動も対応できたのではないでしょうか。

村井夫婦や岩城や翔の今後が気になりますが、これで落ち着くといいのですが。
彼女のプライドというか思い残しや鉤爪発言に、岩城たちは理解し…

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春を抱いていたALIVE(6) コミック

新田祐克 

長年愛される作品の完結

BL歴の浅い私でも何度も見聞きしていた作品名(表紙)で、「名作」とか「切ない」というワードで検索すると必ず出てくるのに、「AV男優2人の出会いから始まる」的なあらすじや初期の絵柄に苦手意識がはたらき、いつか読めばいいかと後回しにしていた私。
最近になってイッキ読みして衝撃の余韻が凄かった。

ALIVE6巻も序盤はまるで今まで通り撮影場所やその間に何か事件が起きる感じだと思わせてのアレ・・・…

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春を抱いていた afterward コミック

新田祐克 

ありがとうございます

はじめて春抱きを目にしたのは、15年以上前シリーズの途中の話で、2人の関係性もよく分からず絵も苦手でした。
冬の蝉を観ても悲しい話とは思いましたが、そこまで思い入れることもなく…。
alive1巻が発売されたキャンペーンでなんとなく1巻を読んだらすっかり2人の恋愛にはまり、人間性が好きになり、私の中で最も好きな作品になりました。
alive6巻が衝撃すぎて、真っ白になりしばらく無かったことに…

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春を抱いていたALIVE(6) コミック

新田祐克 

今でも信じたくない

BLコミックスにおいて、「春を抱いていた」は20年以上私の中のトップワン作品で、神作品の中でも別格です。
とはいえこの巻だけは、読むたび涙が流れ、悲しく寂しく切なく、「何で!?」「嘘だ・・・」と心が乱され、心に深く刺さる作品です。
新田先生のあとがきでも泣けてしまいます。先生が悩まれつつもああいう終わり方を選んだこと、描き切った先生のすごさを思うと、感謝しかないです。

フィクションなのに…

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スピリチュアル ポリス 2 コミック

新田祐克 

葵と進展はないけれど、永妻の変化が甚だしい

 葵の環境にはほぼ進展がないのに対し、永妻を取り巻く環境は目まぐるしく変化していて、ついていくのがなかなか大変でした。榊と一線を越えたのに留まらず、いつの間にか刑事局長の愛人にまでなっていて、何も知らない人から見れば堕ちる所まで堕ちた、というような展開に。しかし、彼は自暴自棄になったわけではなく、まだしっかり芯はあって、葵に繋がる糸を探し当てようと足掻いている。そんな印象でした。

 秘書から…

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スピリチュアル ポリス 1 コミック

新田祐克 

気性に惚れる、究極の愛

 新田先生のお堅い職業ものは最高ですね。表紙の雰囲気が柔らかいので穏やかな話かと想像していたんですが、180度違ってかなりシリアスな物語でした。刑事である永妻の生真面目さは最大の魅力。元々の気が優しいので、刑事であるために他人を常に疑わねばならない日々にストレスを感じ、そう感じてしまう自分は刑事に向いていないと気を落とす悪循環。そんな自分の心を癒してくれる盲目の葵に惹かれ気持ちも序盤で通じ合うにも…

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春を抱いていた ALIVE(4) コミック

新田祐克 

親心とベストカップル

親心と役者の矜持といつまでも愛し合ってる香藤岩城カップルですね。

翔の父村井との対面。村井さんに心を打たれました。男ですね!
岩城も彼なりに悩んできたけど香藤の方が上手でしたね。二人に二人の息子。しかも共に役者。
岩城の親心もしみます。

恋をしたから…。いつまでも玄関でおっ始めちゃうくらいお熱い二人です。恋をして色彩が豊かになって輝いて見えて。表現力に繋がって。本当にベストカップル…

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春を抱いていた afterward コミック

新田祐克 

春抱きロスに尊い贈り物

鮮烈な最終話の衝撃の後、もう彼らの活躍を見ることができない喪失感を忘れられずにいたファンにはありがたい贈り物でした

最初の短編では彼らのことを一番近くにいた洋介くんから見たその後の日々が描かれていました。
二人をどれほど大切に思っていたかよくわかります。
そして、香藤を愛する岩城と岩城を愛する香藤の愛の形を愛していたのだと思えました。
できればこれからの活躍も見ていきたいというのは贅沢…

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春を抱いていた ALIVE(3) コミック

新田祐克 

拗れる親子

翔のことでてんやわんやですね。
ただでさえ隠し子発覚!と同性パートナーのいる岩城には大問題なのに、しかも翔が枕営業してたなんてわかったら…。

追い詰められていく岩城と翔。
岩城だってやっと子供の存在を少しずつ認め活躍を喜んで見守ろうとしてたのに。
香藤が自分に内緒で翔を度々呼び出して家まで送ってたとか、枕営業のことを知っていたのに教えてくれなかったとか。

それは大人の対応だったの…

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