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新田祐克
迷宮のリコリス
ネタバレ
新田先生がイロコイを封じて描くNOT BL作品です。元刑事の永妻恭秀(ヒデ)と警視庁の耳と呼ばれた音無要が挑む謎の事件。物語はヒデと要が警察をやめて3年後から始まります。 新田先生、すごいです。キャラの設定も面白く、二つの事件が絡み合い進んでいくストーリーは本格的で、ドラマに出来そうな作品です。 関西弁のヒデは、決してやかましくなく、とても誠実で真っ直ぐで、見た目も中身も男前です。そし…
先日、新田先生が体調不良の為、この『スピリチュアルポリス』の連載をしばらくの間休止すると発表されました(T_T)『春を抱いていたALIVE』の連載も抱える新田先生。とても残念ですが、早くお元気になることを祈っております。 表紙に驚愕した2巻です。永妻が全裸で1巻の最期の方にちらりと登場した少年(表紙では育って青年に)と抱き合っていますΣ(゚д゚;)なぜ??? 更なる驚愕は、永妻と先輩刑事…
新田先生が描くNOT BL作品『オトダマ音霊』のスピンオフです!オトダマの主人公の音無要と、彼のバディのヒデ(永妻恭秀)。そのヒデの双子の兄で警視正として登場していた永妻恭優(やすひろ)がこちらの主人公です。時系列では『スピリチュアルポリス』1巻が先で、2巻の途中に『オトダマ』時代が挟まっています。こちらだけを読んでも楽しめる展開になっていますが、『オトダマ』を先に読んだ私には、永妻の過去(新人…
美しすぎる極道BLの最終巻。ここに来て展開がすごく早まってしまった感じがあります。お題の縛りがなかったら、後1冊分は増やしてじっくりと描いてもよかったのでは?と感じました。皆様もレビューされているように、透が女っぽい容姿に描かれ過ぎてる様にも思えます。表紙の透が1巻とはまるで別人のようで戸惑いました。ただ物語の展開的には、容姿がそうなるのも納得できるところがあります。そして未遂だと理解された方が…
美しすぎる極道BLの第2巻です。極道モノのBLって沢山ありますが、新田ワールドで展開されるストーリーは、複雑な関係や心情が交錯するものの、破綻のない構成で、本当によく練られているなぁと感心してしまいます。透と六実の関係、透と麻人の関係、麻人と透の父の関係、桐亜夫妻の秘密。謎解きのような展開は目が離せないし、すべてを超える六実の透への思いは一途でドキドキします。 何よりも透が欲しいと言う六実と…
熱い男同士を描かせたら右に出るものはいないと思えるほどの、熱くて濃厚で本気なストーリーを描かれる新田先生。ちょっと古臭くて癖のあるセリフとストーリー展開は昔から変わらず、そこが最大の魅力です。そのストーリーにぴったりな線の濃い絵柄も合わせて、今時のお洒落なBLでは味わえない満足感があります。 『キスアリキ。』は新田先生が自ら禁じ手としていたと仰っている極道物ですが、先生の濃厚で熱い個性に…
声優業界を描いた第2巻。1巻のレビューにベッドシーンが唐突だったと書いたんですが、そういえばカバーの前袖に「BLとして大事なHシーンが溢れた」と書かれていました。加筆したのがベッドシーンだったのですね。 2巻の前袖にはBLであることを「しっかり思い出した」と書かれているだけに、Hシーンが多めになりましたよ\(^o^)/ 1巻で体を繋げた渉と廉示。喘ぐと喉が疲れると、月に1度だけと制限…
声優の世界を描いた新田先生の作品。BL作家様にとって「近くて遠い業界」の物語を描くにあたり、十分に調べなきゃいけないと決めていたそうですが、ちょこっと調べて分るような浅い世界ではなかったとあとがきされています。 私はアニメ鑑賞も大好きなので、好きな声優さんもいるけれど、基本、声がキャラに合っていればいいと思う方なので、声優業にも、ましてや私生活や人となりにはそれほど興味はありません。それでも…
新田先生が初めて『お題』を頂いてから描いた漫画だそうです!しかも「絵柄をいかしたゴージャスできらびやかなものを」というリクエストらしく、ラスベガスを皮切りに世界のカジノが舞台になっています! 主役の二人は『春を抱いていた6巻』にも出てくるキャラなので、これは春抱きのスピンオフとも言える作品です。春抱きから読んでも、こちらから読んでも楽しめますが、彼らの時系列的にはこちらが先になります。…
新田先生の麗人初コミックスです!学園モノは苦手だという新田先生が「30近い役者が無理して高校生を演っちゃいました的、なキツイ感じになりますけど」という問いに麗人サイドが動じることなくOKを出して描き上げた漫画だそうです!学園モノなのに学校にいない男子たちが主人公のこの作品、昭和の香りがぷんぷんするんですよ。台詞もやってることも青臭くて、気恥ずかしくなってしまうんですが、嫌いじゃないんだなー。むし…