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小林典雅 松本花
ふばば
ネタバレ
小林典雅さんの江戸時代もの。 主人公はお堅いお武家さま。だから口調がとっても凛々しくて生真面目なのです。 『榊鉄之丞には嫁がいない。』 からはじまる物語、しかも榊には人に知られると気まずい嗜好があるという。 これは「男色」の事かと思いきや、設定は全然違うのです。 嫁がいないのは、まとまった縁談の相手が祝言前に必ず病気や不慮の事故で命を落としてしまうから。その数、何と4人!おかげで榊は「呪…
松本花
トッキュウ8号
大好きな松本花先生の新刊。 ほわほわかわいいイラストと、少し不思議なストーリー。 切なくてやるせないような部分もあるけど、暗くはならずに可愛いで満たされている。 ネタバレ無しで読んだ方が楽しめると思うのですがひとつだけ。 薫さんと真樹さんの話をもっともっと読みたかったー! 一冊で読みたいくらいにキャラクターもビジュアルも大好き。ただBL的には終わりがダメになっちゃうかな。 でも…
muccu
独り身で堅物な武家・榊が、大部屋役者の音弥に一目惚れしてしまうお話し。 音弥も優しく親切な榊に好意を抱いていますが、身分の違いや堅物な榊の態度に、 自分に好意を抱くはずがないとあきらめています。 一方の榊も、自分の周りで不幸が続くことから、音弥を失うことを恐れ、 あくまで贔屓としての距離を保とうとします。 お互いを思い、勝手に誤解し、気持ちが噛み合ていない様子が面白いです。 特に真…
雀影
小林典雅さんが描く無口無表情な堅物藩士。 典雅さんというと饒舌すぎる変態な攻めって言うイメージが強くて、 武家物で堅物藩士? どんなやねん と、興味深く読み出したのですが、、、 確かに主人公は過去の曰くもあってか、鉄壁の無表情、このまま人生を独り身で貫くのもよしとする、謹厳実直なお武家様ですが、とにかく地の文が饒舌。 主人公のセリフが極端に限られている分、情景、状況、心情が、やたら…
本編後、榊の屋敷で音弥も一緒に暮らし始めてからのお話。 今夜も音弥が寝所へとやって来たのを待ちかねて、声が掛かっただけで、つい自ら障子に駆け寄って開けてしまう始末。 本編では、全然感情を表に出さない、寡黙で冷静な武士然としていた「鉄さま」。 まあ、榊にしてみれば、実際に声に出して言ったり、自在に表情が変わらない(変えられない?)だけで、内心ではいろいろ忙しく独白しまくっていたわけだけど、…
てんてん
本品は『武家の初恋』の フェア書店限定特典ペーパーです。 本編後、 嫁入りした音弥のその後のお話になります。 音弥が榊家にきて以来 榊は一日のうちに何度も幸せを感じますが 湯浴みを済ませた音弥を寝所に 招き入れる時もたまらない幸せを感じます。 いつも泰然とかまえようと思いながら 襖に駆け寄って自ら招き入れてしまうのです♪ 今夜も白い寝間着で微笑む音弥の美しさ…
ポッチ
協力書店で購入すると頂ける、書き下ろしSSペーパー。私はコミコミスタジオさんで購入して頂きました。大きさはA4サイズ、緑色の薄手の紙に片面印刷されています。 内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。 時系列は本編終了後。榊視点で書かれています。 『嫁』に来た音弥との閨でのお話。 夜になり、自室で音弥が訪れるのを心待ちにしている榊の元へ音弥がやってきます。 そん…
作家買いです。小林さんには珍しく、表紙やタイトルからも分かるように武士もの。 内容は、というと。すみません、ネタバレしてます。 主人公は藩士・榊。28歳、独身。 家柄もよく容姿端麗、寡黙ながらも思いやりにあふれ家老からも重用されるナイスガイ。 がしかし、嫁の来てがない。理由は彼と婚姻が決まったおなごが、祝言の目前で立て続けに不幸な事故で亡くなる、という事例が続いたため。 …
表紙がとてもいい感じなので購入してしまった! はにかんだような、誘うような、探るような、その目つき。(その上美形) 「ふつうのこ」 表紙の美形君が主人公。表紙では少しかわいい系かと思ったら、意外と細身でカッコいい系でした。ルックスのせいで草壁慧は幼い頃からのアイドル人生。でも性格は地味メンのふつうのこ。 そんな慧とクラスメートの進藤悠太の恋模様です。 悠太は自分がDTなのでグルグル悩…
マキヲ
絵本のように可愛くてきれいで平和なお話です。実は弟王子カップルのお話がメインディッシュで、主人公カップルは前菜という感じでした笑 続刊があるので、そこでもっとドラマティックな展開があるのかも。 弟王子はショタかなと思うので地雷の方は要注意。といいつつ私もショタはできれば読みたくない派ですがあくまでも脇カップルだったせいかそこまで気になりませんでした。 松本花さんの作品は十年以上ぶりに読…