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小林典雅 松本花
フランク
ネタバレ
小林典雅作品は再読率が非常に高いのに、こちらは一度読んだきりだった作品。 何かもやっとするところがあった気がするけれど、思い出せず状態での再読。 あぁそうだった…… 受けが、女形で陰間茶屋で客をとる色子なので、育ってきた背景が悲惨だったんだわ……。 しかも時代が時代なので、精通も声変わりもまだの頃から客を取らされる。 受けが来るのを部屋で待つ間に、隣の客間からヒヒジジイと声変わり…
月村奎 松本花
碧雲
自分を受け入れて、愛してくれる庇護者、自分の居場所が欲しかったと書けばいいのかな。 親にも愛されなかった美少年、和哉。 素直に寂しいと言っても、容姿目当てのイヤラシイ奴しか寄ってこない。 身を守るために 空元気を装って突っ張っていたら、奇行癖持ちと思われる。 唯一、安心できる愛を与えてくれたのは、教師の遼だけ。 遼の気を引こうと奇行を重ねる。 アイドルになり、業界にいられなくなった和哉…
cmkara
個人的に小林典雅さんの作品の中ではベスト3に入る位好きです。時代物又書いて下さい!
松本花
マミィ。
「がっこうのせんせい」からのこの作品のファンです。あちらはそれぞれのキャラがこの山の中の学校に来るまでのお話がメインで時折切なくなるようなエピソードもありましたがこちらはもうみんなが一緒に暮らしてからのお話なので毎日が楽しくて、時には甘い要素もあって可愛さ100%の構成です。 日誌なので日々の何気ない出来事や七夕、ハロウィーン、クリスマスなどのイベント盛りだくさんですが特に好きなシーンは節分で空…
ふばば
あの「がっこうのせんせい」の続編、後日譚です。 8巻末に、暢・銀が階段から落ちて下にいたハルと妖にぶつかる、という場面があったのですが、そこからのエピソードが語られます。 なんとその時。 4人の心と体が入れ替わった〜〜…⁉︎ …というおもしろ展開です。 いつも冷静な銀はカラダが暢になり、集中できず体温が高いような状態を体感したり。 妖はカラダが銀で、好きな暢(中身は銀だけど)に…
8巻。「がっこうのせんせい」の最終巻です。 ハルが、色んな偶然や事件が重なって、結局「がっこう」の先生になって1年。 河童の兄弟や「野良」も加わって、みんなの勉強も順調に。 ですが、起こってしまうのですよ。事件が。 倉庫の中で、ハルの頭の上に何か重い箱が落ちて… あ〜ぁ… 記憶喪失、です。 私の苦手な「ドラマチック過剰」…その通りにがっこうに大きな大きな波乱。 ハルは記憶を…
7巻。 やっと雪と再会できてこれからもずっと一緒の野良だけど、どうも甘い雰囲気になれず思惑違い。 だけど雪は、がっこうの面々と野良がうまく馴染めるように心を砕いてる。 コドモ組は全く屈託がない。 大人組は… ウサギの暢は、野良と雪の恋愛関係に興味津々。というのも、やっぱり狐の銀が気になってしょうがないから。 後半は、野良の過去。子猫の頃のサバイバル生活が綴られます。 食べ物を…
Sakura0904
◆ふつうのこ(表題作) 美形でクールでモテるけれど、趣味もないし勉強やスポーツが特別できるわけじゃないから、付き合っても振られやすく周りの女子達にも目の保養にされているだけ、と自覚している草壁がなんとも哀愁漂うキャラでした。いそうであまりいなかったキャラかも。そんな彼が明るく爽やかな進藤に惹かれていく過程は、少し安直かな?とも思いましたが、2人のやりとりを見て必然だったのかもとも思いました。と…
6巻。 冒頭は「お盆」のエピソード。 ナスとキュウリの牛/馬に魂を乗せて…というハルの説明に、雪は思うところがある。 大好きだった飼い主さん… たましいを探しに野良と世界に出たこと… 野良と生き別れたこと… そして「野良」のエピソードへ。 今、野良は「隣」の飼い猫。でもスピリットは野良のまんま。ずっと雪の事を考えてる。 さて、偶然嗅いだ雪の匂いと、佐久間とハルの事を考え続け…
5巻。 雪と寒さの1巻から、暑い夏の5巻まで続いてきました。 夏、といえば怪談? というわけで、冒頭は雪・銀・暢・ハルでの百物語。 さて、満を持しての子犬の友(とも)の巻です。 はじめは可愛らしい質問から。 「あかちゃんはどこからくるの?」 ハルは焦っちゃって、どう言おう何言おうとアタフタ。 蓋を開けてみれば蝶のサナギを見ての質問だったわけだけど、そこにはかつて見た人間の赤…