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5/6(合計:55件)
松崎司
ジェイ
アンソロで読んだときも思ったけど、今回の表題作のカプ好きだ~♪ 攻めの刃矢は、靴・足フェチで、老舗靴屋の息子。 いや~、まさに天職ですね。 受けは職探し中の俊太郎、40歳! 俊太郎は、刃矢のお眼鏡にかなうレアな足の持ち主(美足?)で、刃矢の変態な要望にも、金銭面の関係で仕方なく受けてしまう。 そして、流され、情も生まれつつ~で、いいんじゃないんですか?今回も松崎先生らし…
茶鬼
松崎氏が「筋肉男」アンソロに、商業として初めて長編を描いたと解説されている一冊です。 現在の絵に比べて02年作品ですから、何かね、生生しいですよ♪♪ 二本目の作品なんてチ●コに刺青ですから~~!! ヤクザの大久保さんは、鬼畜(?)なテーラー田中のリクエストでヘビの刺青を入れたんですけど・・・ その作品の主人公の彫り師は、ムカデですよww しかもフェラ絵がぁーーーーーー!!ムカデを呑みこん…
ネタバレ
肉体派のアンソロで既読の作品ですが、単行本になっても買ってしまうというのは、やっぱり好きだから? 改めて思ったのですが、やはり肉体を売り物にしているだけあって、ちゃんと全裸のスッポンポンは必ずだし、きちんと裸足で、しかも足の指とか足の裏とかきちんと描きこまれているのがいいのですよね♪ ということで表題および『金の斧』は足フェチの男と、その男の理想の足を持つ男の話。 雪駄履きのオヤジの足は…
葡萄瓜
全体的に主題を無難にこなしましたよと言う感じで、 今一つ切れが鈍い感じを否めません。 それも道理で後書きを視ると収録作を描いた期間が どうも作者さんにとって厄年に当たっていたらしく… 筆のノリが悪いとはこういう事なのか、としみじみ感じ ました。 それでも恥らうおっさんを描く手腕が一切落ちて いないのは流石でございますが。
久江羽
【夜来香】1994年の作品だそうです。 っていうことは、雑誌掲載分を読んでいたことになりますね。(その頃はマガビー愛読者だったからね。)確かに既読感がありました。 ただ、お話としては(あとがきで松崎さんもおっしゃっていますが)、BL未満な展開です。 戦後の横浜で繰り広げられるファンタジックアクションと言ったらいいんでしょうか? ロマノフ王家の血筋だとか、龍の末裔だとか、主人公たちの背景は壮…
ガチムチマッチョの作家さんの15年前の作品と聞いて、どんな画風なんだろうと興味を持ちました。 多少の古さを感じるものの、さほどではなく、当時のBL黎明期事情のわかる展開になっており、ある意味歴史を知る一作品集になっているのかな?とも思います。 表題はSFアクション風な作り、封鎖された臨港都市横浜が舞台。 臨港地区には妖魔と華僑が混在する中国租界が、山手には英仏共同租界、本牧には米租界と、…
表題作は、サーファー×サーファー(但し、オヤジ)だけど、舞台はほとんど会社の中。 双子の叔父さん×フラフラしている甥っ子、IN 南の島で3P・・・叔父さん二人が攻めなのも珍しいわ。 ホラーものや、釣りバ○的社長×社員、着ぐるみ青姦、プロレス(めずらしく、オヤジ攻め)などの短編集。 お話としては、表題作もなかなかですが、着ぐるみ青姦ものの「ぼくのクマちゃん」がなんだか好きです。お互…
宮内庁特務局の非合法要員・霊能力者の 香原一成とその相棒で霊体の正宗は特務 局次官・袴田から一件の依頼を受ける。 スイスの生化学研究所で造られた「アダム」を 人間であるかどうか判定しろ、と言うのが その依頼だった。 その依頼の関係者と関わる内、脳死した 袴田の弟の体に寄生していた正宗は自分を 見失いそうになり…。 軽快なSF仕立てながら骨太な表題作を始め、 一癖も二癖もある…
幼児体験から犬を恐れる様になった元格闘王が 犬と同等に飼い慣らされて行く表題作をはじめ、 新人アナウンサーとサドっ気のある料理研究家との 素直じゃない恋模様・彫師と少年の行きずりの関係・ 外人野球選手とキューバ料理コックの穏やかな 関係・罠に墜ちた奔放な宅配ドライバー。そして 息抜きとして古典ネタでのキャラクター弄り。 出力されているのは筋骨隆々とした肉体でありますが、 進行の…
BLを性差論の材料として用いる方はいらっしゃるの ですが、そう言う方は果たして松崎司さんの初期 作品の存在をどう認識しているのだろうか、とふと 気に掛かりました。 国文学界の重鎮・大江山京介が没した後、遺児の 文人は驚愕の事実を知らされます。彼には一切の 遺産が残されない事が判明したのです。 その理由として故人の一言。 「ホモの息子とホモの弟子を持った老人の苦悩を 知るが…