松幸かほさんのレビュー一覧

しあわせになろうよ、3人で。 小説

松幸かほ  北沢きょう 

両手にイイ男でした

元同級生で初恋の人と現在親友の2人が、小動物系の天使ちゃんに迫る三角関係モノです。
それぞれの相手との繋がりや気持ちの変化などが丁寧に書かれていて、あらすじに書かれてるような状態になるのは終盤近くでした。

義理の父親の会社に入社した俊が新人研修で再会したのは、中学の時に同級生だった幸成。
お互いにわだかまりがあって気まずい再会だったけど、誤解がとければ以前よりも仲良くなって。スポーツ万能…

2

ぎゅっとして そばにいて 小説

松幸かほ  三池ろむこ 

ウサギっぽい受けの可愛い話

あとがきによりますと動物シリーズの3冊目とのことですが、未読でも問題なかったです。コイツは誰だという怪しげな人物もいなかったです。

1冊すべて表題作。生活力のないウサギのような拓海(受け)と、そんな彼をうさみみ帽子をかぶらせて愛でる仁(攻め)の話です。帽子をかぶるイラストはカワイイの一言ですね!

拓海の兄達が強烈なキャラなので、彼らが主役のシリーズがあるかも、むしろあって欲しい!と思い…

1

狐の婿取り 神様、旅立つの巻 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

伽羅のピザ…私もたべたい…

今回も癒されましたー。大好きです、このシリーズ!

白狐からお使いが来て、本宮(伏見稲荷)へ行くことになった陽と琥珀。人間である涼聖とはしばらく離れ離れになる。(ま、出発の前日にはしっかりねっとり愛し合っていたわけですが)涼聖は京都で行われるシンポジウムに出席後、琥珀や陽たちと合流することになっている。
陽は道中、駅弁と新幹線に喜ぶのも束の間、本宮に着いてからは琥珀や伽羅と別々の場所で寝泊ま…

4

狐の婿取り 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

読みづらさに★マイナス1…

男前のお医者さん×美人な狐の神様+子狐の陽(はる)が織りなす、山の麓の不思議な家族のお話です。

シリーズ続編が沢山あり、この作品は出会い編に当たるのですね。個人的に、人外モノに欠かせない(?)二人の生き物としての感覚の違いや現代社会に対する戸惑いにあまり言及されていなくて、気軽に読める反面ちょっと物足りない気もしたのですが、そのへんは続編で補填されていくのかしら。

さてさて。子育てBL…

4

狐の婿取り-神様、危機一髪の巻- 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

ほのぼの甘め

狐の婿取り3巻です。

涼聖たちがいつものように自宅で団欒していると、突然地震が起こる。その後どういうわけか雨が降らなくなった村では、お年寄りが次々と体調を崩してしまう。ただの熱中症ではない雰囲気に、不審に思った琥珀たちだが、一先ず雨が降らないことには問題が解決しないと判断。琥珀が雨乞いの儀式を執り行うことに。
だが、その途中で妖力を何者かに奪われ、琥珀は意識を失う。

今回の萌えポイン…

3

それは、やさしい思い出 小説

松幸かほ  Ciel 

いろいろツッコミどころもあれど、可愛く読了。

色々とツッコミどころのある作品だけれど、
可愛いから許す!という感じの作品。


幼い頃から養父母の虐待にあい、
成人してからも暴力的にお金を無心され
逃げても逃げても追いかけられている曉海。

そんな曉海を常に助けてくれる幼なじみの信介。
最初、この信介こそが攻めかな?あれでも、表紙はケモノ耳だったよね?
冒頭に出てきた優しい犬はどんな関係?
と思いながら、読み進め……

3

狐の婿取り2.5 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

はー…。癒しと萌えしかない!!

みずかねりょうさんのイラストに惹かれて、一気に読んじゃいました。

妖力を持って生まれた子ぎつねの陽を育てていた狐の神様琥珀。祈る者の居なくなった山奥で、すっかり力も衰えてしまっていたが、近くの村で診療所を開業することとなっていた医師涼聖と出会い、琥珀は力を取り戻す。

さて、今回はそのサイドストーリー的な一冊となっております。もちろん、涼聖と琥珀のイチャラブシーンもあります。
が!!そ…

3

こんな、はかない恋。 小説

松幸かほ  実相寺紫子 

執事 × 画家の主従プレイ

こんな、切ない嘘。 のスピンオフになります。
前作の主人公と顔が双子のようにそっくりな夏の友人拓実の出番です。
お相手は、夏の恋人で拓実の異母兄の住む屋敷の執事さんです。

拓実が好きな人の書いた”いってきます”の文字にさえキュンときてしまう気持ちにキュンとしてしまいました。

拓実を脅迫していた木下のことを脅し返した遠野かっこよかった!
愛する者を守る騎士のようで。

エピロー…

1

こんな、せつない嘘。 小説

松幸かほ  実相寺紫子 

大人げない攻め

恭一、いい歳した社会人が大人げない、それも義弟になんて酷い仕打ちでしょう。
いくら父親の浮気でできた異母弟が気に入らなくたって鬼畜すぎる、実際は違ってても弟を強姦するなんて。ていうか、半分でも血の繋がった兄弟とのエッチができちゃう人なんですね。
夏は強姦犯にコーヒーでもいかがとは呑気すぎる。
その後は、強姦なんかなかったのように仲良くなったりのどか過ぎて不思議でした。
恭一にしても泣かせて…

3

それは、やさしい思い出 小説

松幸かほ  Ciel 

思ったより黒いお話

もふもふ&ちみっこに癒されたいと手に取ってみましたが、小さい頃から養父母に虐待され、成人してからも金の無心に来る養父母から追い回される話が大部分だったので、表紙の三人の甘々な部分がほとんどなく少し残念でした。
私は電子書籍で読んだのですが挿絵はありませんでした。
文章からもふもふ感とちみっこの可愛さがあまり伝わってこなかったので、少し消化不良気味です。

このちみっこの昴は、早くも…

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