松岡なつきさんのレビュー一覧

FLESH&BLOOD(20) 小説

松岡なつき   

おかえり!!

やっと、やっと、やっと…!
ジェフリーとカイトが本当の意味で再開を果たすことができました!

19巻では監獄の中、ひとときしか過ごせなかったけど。
ようやく自由の身になって、カイトを抱きしめることができたシーンは、思わず涙が出そうになりました…。

「俺のところに戻ってきた……」

カイトのこの台詞がやばかったです。
もう涙ぐむどころの話じゃないです。

その後の二人は、もう…

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FLESH&BLOOD(20) 小説

松岡なつき   

よかったよ、君らが生きてまた会えて…。

彼らのあのとても辛かった別れ際、そして前回の切ない再会を思い起こすと、今度こそ互いの懐にきちんと戻れて本当によかったと、ただもうそれだけです。
今回は全体的にジェフリー視点からの語りが多く、彼の色々な想いを知ることが出来て、個人的にはとても嬉しかったです。物語の展開的に、19巻での彼は寡黙だっただけに尚更そう感じるのかな。
毎回ながら装画も本当に素晴らしく、表紙・口絵・モノクロ、どれもこの物語…

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Chara collection EXTRA 2007 グッズ

東下り 秋月こお

東下りのためだけに、今では入手困難なchara collection 2007をなんとか手に入れました!
かなりお値段が張りましたが、どうしても手に入れたかった理由は業平×国経の大団円だという風の噂をキャッチしたためなんですよね。『東下り』というタイトルだけで業平さまのお話だと分かりましたし、諸兄×千寿丸カップルの行く末は綺羅星ロマンセで決着付きましたからこの東下りは業平×国経だとあたりをつけて…

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FLESH&BLOOD(18) 小説

松岡なつき   

ナイジェルがんばるの巻

ジェフリーを助けるために東奔西走するナイジェル。
背に腹は代えられぬと袖の下も使いこなします。
生真面目なナイジェルもいいですが、大切な人のために柔軟に変化するナイジェルも格好よかったです。

それにしてもキットとナイジェルの掛け合いを読んでいると、つんつんナイジェルがいつデレるのかワクワク、もとい、ハラハラします。
海斗を一途に思う男前な攻めナイジェルも素敵ですが、美人ツンデレ受けにな…

3

FLESH&BLOOD(17) 小説

松岡なつき   

萌えている場合ではありませんが

はじめにスペインサイド、さいごにイングランドのお話があり、大部分は現代の海斗と和哉のお話です。

対イングランド戦に向けて準備を進めているスペイン。
海斗の予言で和平派の策略を知ったのに、彼らを追放することができません。
結局、ほぼ海斗の「占い」に沿った布陣で戦争に行くことになりそうです。
もどかしいっ!

それにしても、アロンソとビセンテ、レオの掛け合いがおもしろいです。
レオが…

2

FLESH&BLOOD(16) 小説

松岡なつき   

みんながギリギリのところで戦っている

ヤンとラウルの場面から始まります。
ここでヤンがラウルから離れられない理由が明らかになりました。
また、ラウルがヤンの身代わりで死んでいった友人の最期の様子を克明に伝えたことで、
ヤンの心はこれ以上ないほど傷付いてしまいます。
ラウルの残酷さに背筋が寒くなり、嫌悪感を覚えました。
ヤンが解放させる日はいつでしょうか。

一方、海斗はジェフリーたちのことを調べるうちに、灰青色の目をした…

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FLESH&BLOOD(1) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

タイムスリップもの

今更感が否めないのですが、大好きな作品なので1巻のレビューを書かせていただきます。

2013年現在でも連載中の大長編作品です。
19巻という長さに達しても失速することなく、何よりも時代背景がしっかりとしているため、飽きることが一切ありません。
長すぎる作品が苦手だという方も、一巻一巻が孤立したお話ではなく一つのまとまったお話なので、続きが気になって次々と読み進めることができるはず!です(…

8

FLESH&BLOOD(15) 小説

松岡なつき   

離れて気が付く

ジェフリーが体を張って追手から守ってくれたおかげで無事に現代に帰ってきた海斗。
「トンネル」を探しにホーの丘に来ていた和哉に助けられ、病院に入って治療を受けられるようになりました。
一日も早く病気を治して、ジェフリーのもとに戻りたい海斗ですが、
そこに現れたのがリバーズ刑事で、行方不明になっていたときのことを聞き出そうとします。
彼は海斗が過去に戻ろうとするときにも「お邪魔虫」になるのでし…

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天鵞絨(ビロード)の仮面 小説

松岡なつき  櫻井しゅしゅしゅ 

これ、なんで続編ないんだろう・・・

と思ってしまうくらいの終わり方でした。

三銃士の世界を舞台にしたBL。キャラクターはじめすべてがド派手で豪華絢爛です。

歴史ものの宿命で何かと状況説明が複雑なのに加えて、三角関係ものなので余計に人間関係も錯綜するし、なんとも忙しかったです。
それでもまったく逸らせず読ませるのはさすがなんですが、面白かったからこそ『もっと!アレもコレももっといろいろ書いて!』と言いたくなりました。…

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獅子の旗のもとに 小説

松岡なつき  川上ちけ 

なんかのダイジェスト版なのか!?

と言いたくなるくらい駆け足・急ぎ足で、何とも評価に困る作品でした。

そもそも、この内容をこのページでというのはあまりにも無理があるんじゃないかと思うんですが。

読みながら『もう半分近いのに(あらすじにあった)海賊に攫われ~がまだなんだけど・・・大丈夫なのか!?』『あとこれだけのページでいったいどうすんの?』と余計なことばっかりに気を取られてしまって、ストーリーに浸りきれませんでした…

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