松岡なつきさんのレビュー一覧

FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

ついに。

いよいよ始まってしまった、アルマダの海戦。
ジェフリーと海斗のラブラブは一旦お預け(まぁ目を盗んでいちゃいちゃしてるけど)。

この二人を見ていると、恋だとか愛だけでは語りきれない絆を感じられずにはいられません。
指先、視線、行動、言葉そのどれもに胸が締め付けられる。

最後、ついに海斗の存在がアロンソに知られてしまいます。
さぁ、アロンソはどうするのか。
ビセンテに告げる?告げな…

0

流沙の記憶 小説

松岡なつき   

過去も未来も星座も越えるから……、3千年の時を駆ける恋

相変わらず『FLESH&BLOOD』に夢中なのだが、
作者が20年前に書いた原点とも言えるタイムスリップ物があるとのことで
手に取ってみた。

現在22巻にして、ようやくアルマダ海戦に突入したF&Bに対して
こちらは、ちょっと厚めの1冊で綺麗に完結。
しかも、行っちゃった先がF&Bの400余年前に対し、なんと3000年前!!
発掘調査の為に訪れたアレンは、エジプト・ア…

4

Chara BIRTHDAY FAIR 2014 C キャラ創刊19周年記念バースディフェア小冊子 グッズ

是非一冊☆

キャラバースデーフェア2014の小冊子です、
4つの作品の番外編がそれぞれ4Pずづ載っています。
フェア参加店でフェアの帯の付いた対象の本を1冊買うだけで、その場で貰えますよ♪
お好きな作品があれば買ってみてはどうでしょう?


■日高ショーコ「憂鬱な朝」より「Long ago」
桂木視点の正月三ヶ日のお話。
桂木28才、暁人17才の正月、
ふてぶてしい態度を取る暁人を見て、桂木…

6

FLESH&BLOOD(20) 小説

松岡なつき   

生還に乾杯とありがとうを伝えたい

『FLESH&BLOOD』の20巻です。

出だしはスペイン組の航海。
陸軍や徴兵された者たち、海に不慣れな者たちの招く不幸の一端は、やはり自分大事の貴族たち。
スペイン組の描写はこの手の話がどうしても多いので、気が滅入ります。

かといって、イングランド側もまだジェフリーの体が回復できていませんのでわたしの心はすっきりとは晴れませぬ。
でも、一歩また一歩と進む、もう二度と諦…

2

想いは黄金の旗に乗って「FLESH & BLOOD (22)」Amazon限定特典ペーパー グッズ

緊迫した本編を読んだ後に、優しい一編

ついに戦いに突入した本編22巻。
主人公カイトは勿論イングランド側として戦いに赴くのだが
戦う相手スペイン軍には、心通じた人々がいる……

カイトの心引き裂かれる痛みは、そのまま読者の痛みだ。
自らの信じる旗のもとで、戦う男達。
相手を知らなければ、相手は悪魔だと思えれば
それはどんなに簡単で楽なことか!

スペイン側とイングランド側に視点が行きつ戻りつする本編は、
すっかりま…

7

FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

歴史の嵐に立ち向かう男達

待ちに待った新刊。
ついに、アルマダ海戦の火ぶたが切って落とされる。

相変わらず見事な彩さんの表紙は、
St.George'sの旗を手にするカイトと剣を手にしたジェフリーだが
めくると目に入る口絵は、稲光を背に鬼気迫るアロンソ様!
その裏の赤の色彩も鮮やかなジェフリーとカイトの絵もうっとりする美しさだが、
このアロンソ様は反則!!
読み出す前から涙が出てしまう……

6

FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

まだまだ前哨戦?

毎回、発売日が待ち遠しいし、常に続きを待ちわびているシリーズですが、今回はいよいよ開戦だという前振り中心で、すべてはこれから、というところで続いています。
もどかしい。
ここで切るのかと歯がゆいくらい。
しかも、カイトの知っているとおりに戦いが進むのかもわからない状況もあって、読み終わった途端、早く続きが読みたくなるのも、あいかわらず。
まだ、2,3冊以上はありそう?

口絵の2ページ…

1

FLESH&BLOOD(7) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

ガ―ン!!

 現代の高校生・カイトが大航海時代にタイムスリップする冒険活劇、7巻目です。
 ヘタレ気味な現代っ子であるカイトが数々のピンチを切り抜け、味方を増やしていく様子は見ていて爽快! 敵も味方も魅力的なキャラクターばかりで、ラブは薄くとも男vs男のやりとりが楽しい!

 ですが!
この7巻で起こった事件が尾を引き、落ち着かない気分で読み進めて現在10巻。日が経てばモヤモヤも晴れるかと思いましたが…

1

FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

表紙がすべてを物語る

F&Bの19巻です。

前巻は海斗が現代から戻り、ナイジェルと合流したところまででした。
はー、やっと帰ってきましたよ。
ただすれ違いで、ジェフリーは拷問で弱った体で牢へ再び拘束されていました。

ヤンたちが前巻同様、一番初めに書かれています。
ヤンがラウルに従っているのは、己の体よりも大切なものの居場所を探るまでの時間稼ぎのようなものです。
それが解決に近づきました。

3

Chara Collection EXTRA 2013 グッズ

惚れ込んでいる作品があれば、二重丸◎

円陣さんの美しい表紙の全サ小冊子。

お目当ては、
英田サキさんの『秘めたる願い』(ダブルバインド番外編) 
松岡なつきさんの『夜会の華』(FLESH & BLOOD番外編) 
の二編。
どちらも、本編のファンにとっては満足度の高いSSだった。


『秘めたる願い』は、『ダブルバインド』の番外というよりは
葉鳥忍が主人公なので『アウトフェイス』の番外編というべきだろう。…

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