松岡なつきさんのレビュー一覧

FLESH&BLOOD(24) 小説

松岡なつき   

いよいよ!

読み終わった直後に、次を早く、と言いたくなるのは、あいかわらずですね。

アルマダの海戦に入ってから、やたらと進みが遅くてのろのろしてて、とにかく丁寧に進んでいるいんしょう。
今回のラストまでの4冊分くらい、ケイトとジェフリーの初Hの後からのえんえんを、できれば一冊でまとめてほしかったような?

おもしろいし、終わってしまうのはざんねんなんですけど、それでもここまで、やたらとまわりくどか…

3

FLESH&BLOOD(24) Amazon限定特典ペーパー グッズ

ジェフリーが得た永遠の愛

本編の前半部分に、アロンソ様を裏切ったトマーソに会うために
カイトとジェフリーがウェイマスの牢獄訪れる下りがある。
そこでも、気分の悪くなるジェフリーの様子が描かれていたが、
その晩彼は悪夢を見る。

カイトの隣で寝てていたはずなのに、レイヴンの声が聞こえる。
なぜ元に戻ってしまったのか?
カイトに再会したことも、ついに結ばれたことも全て幻だったのか?

恐怖と絶望に慄くジェフリ…

5

FLESH&BLOOD(24) 小説

松岡なつき   

それぞれの戦いは続く

この巻も、前巻同様BLらしさは極めて薄く
ひたすら戦闘とそれをめぐる戦術や駆け引き、
その中での人々の思いや葛藤が描かれている。

スペイン軍にパルマ公が来ないという知らせがもたらされ
ルイス提督とビセンテに焚きつけられて
腰の重かったシドーニア公も、いよいよ戦わざるをを得なくなる。

そうして始まった海戦の行方は……
ついに直接相対する、ジェフリーとビセンテ!

……という…

6

FLESH&BLOOD(24) 小説

松岡なつき   

そして、いよいよ───。

物語も佳境に入り、手に汗握るシーン目白押しの現在。
激化する海戦、多くの血が流れます。

ほんのつかの間、じゃれあいお互いの体温を感じあうだけの、ジェフリーとカイトの戯れ。
軽やかな言葉の応酬と、ただ抱き合って眠るだけのその姿が幸せそうで、その瞬間だけは血生臭さや悲しみはなく、胸が締め付けられると同時に安堵しました。

カイトの葛藤がとても辛い。
親切にしてくれたアロンソ、そして…自…

9

FLESH&BLOOD(23) 小説

松岡なつき   

強い絆に萌えます

今月24巻が発売されるので、積読本から出してきて読みました。相変わらずの、ゆっくりペースで進んでて、続きが気になる展開です。

BL色は薄いけど、時々垣間見える、カイトとジェフリーの強い絆にキュンキュンします。と同時に、ナイジェルのカイトへの諦めきれない想いが切なくて、胸が痛くなります。
そして、気になるのは、ビセンテとアロンソの2人です。こちらの、友情としての熱い絆にも萌えるけど、この先ス…

2

FLESH&BLOOD外伝3 王と夜啼鳥 小説

松岡なつき   

思い出すと切なくなる楽園での記憶

大きなサイズだしちょっとお高めだし、、、とは思いましたが、スペイン組とのひとときの思い出を是非読みたくて手に取りました。
カバーイラストもすごく素敵です。

これを読むとスペインの斜陽や戦いで傷ついていく人たちのことが哀れでなりません。
カイトが彼らと個人的に知り合い優しさや戦う理由や想いを知ると余計辛くなります。
好きになりたくないという気持ちがよく伝わってきます。

ビセンテだけ…

2

FLESH&BLOOD外伝2 祝福されたる花 小説

松岡なつき   

本編を彩る過去編とサイドストーリー

本筋とは関わらないキャラクターの背景や脇道的なストーリーが読めてよかったです。

ーー昨日の友
ジェフリーの小悪魔誘い受けの手管を垣間見ました。
可愛い顔でにっこりされたら落ちない男も女もいなかったでしょうね。
色事に関しては鈍いナイジェルを守るジェフリーの苦労が偲ばれます。

ーー舟遊び
カイトが王宮で道化師稼業をしていた頃のひと時の安らぎ。
ここでも輝く美形のジェフリーは人目…

1

FLESH&BLOOD外伝 女王陛下の海賊たち 小説

松岡なつき   

少年たちの出会いと友情の始まり 本編をより楽しむためのエピソード

『ミニアと呼ばれた男』はヤン・グリフィスがナイジェル少年をイラつかせたり成長させるきかっかけになった頃の話。
イラストの美少年ぶりを見たらきっと誰もが虜になるジェフリーです。
ジェフリーの若かりし頃はそっち側だったんですね。(よくある流れではありますが)
はっきり書かれていませんでしたが、ミニア相手に攻めとか無さそうだから…
そんなことなんでもないことのように言っているし楽しんでもいるよう…

2

FLESH&BLOOD外伝2 祝福されたる花 小説

松岡なつき   

グローリア号に乗りたい

こつこつ雑誌に掲載されていた短編を集めたもの。
それに2編書き下ろしが追加されています。

雑誌の全プレCDのグローリア号の仲間たちが大好き私には
とても満足な一冊でした。
単なるBL話ならジェフリーとカイトが甘く書かれていれば
満足ですが、フレブラは「長編大河海洋ロマンBL」(?)ですから
本編では描かれない脇役の背景やグローリア号の雰囲気までも浸りたい。
今、本編が緊迫感に渦巻…

1

FLESH&BLOOD外伝2 祝福されたる花 小説

松岡なつき   

ひとやすみ

短編集。
とにかく主役の二人が甘ったるい!
本編が息詰まる展開なので、このタイミングで、こういった短編集はよかったです。
脇キャラたちから見た二人とか、なかなかおもしろかった。
長編ということもあって、大きなはなしの流れの脇で、多くのキャラたちも、それぞれの人生を生きてるっていう部分をかいまみれたところがよかった。

あと、amazonの購入特典のショートストーリーが、書き下ろしのタイ…

1
PAGE TOP