といけさんのレビュー一覧

そして長い夜が明けたなら 上 コミック

といけ 

丁寧に描き込まれていて読み応えが半端ない❤︎

上下巻まとめてのレビューです

全然、知らない作家さんで
商業デビュー作らしいんですけど
めちゃくちゃ良かったです。

四年半かけて描かれた同人誌をまとめたものらしいんですけど、自分の為に描いたという内容は本当に自由で、一切の妥協がなくて
作画から、モノローグから、
モノローグなんて、哲学者の言葉を引用してたりしますからね。
(それもさり気なくなので、難しいとかはないんですけど)…

4

そして長い夜が明けたなら 下 コミック

といけ 

パートナーとの向き合い方を考えるお話だった

過去の別離から受けたショックとか、カムアウトの考え方の違いとか、仕事が多忙な中でのお互いの存在とか…。働き盛りの2人が直面する問題は色々

相手が同性というだけでなくパートナーとの向き合い方、コミュニケーションの重要性、価値観の擦り合わせ…みたいなものを考えるお話だったなぁ。自分にとって相手はどんな存在なんだろう、相手にとってもどうだろうか、1つタイミングがズレてそのままだったら…?

だ…

4

そして長い夜が明けたなら 下 コミック

といけ 

再会後に訪れる試練。ちょっと腑に落ちない攻めの言動も

同い年、だけど立場的には後輩×先輩、のゲイリーマン同士の物語、下巻です。

上巻は「神」評価だったんですが、下巻は序盤の攻めの根津の行動で「解せぬ……」となってしまったところがあり、こちらの評価に。
最終的には根津も反省し、謝ってくれるんですけれども。。

こちらの下巻、根津が退職してから、二人が久しぶりに再会するシーンから始まります。
緊張しながらも喜びを噛み締める西片。西片の家で楽…

3

そして長い夜が明けたなら 上 コミック

といけ 

クローゼットゲイの主人公の感じる疎外感が切ない

夜のオフィスで、背を向けて座っている二人のリーマン。
視線は絡み合っていないけれど、お互いに意識していることが分かる印象的な表紙に惹かれ、手に取ってみました。
帯に「やまねあやの先生推薦!!!」と書いてあり、読む前から期待でどきどき。

こちら、30代のゲイリーマン同士の恋のお話。
…ではあるのですが、性的マイノリティ(ゲイ)であるゆえの疎外感や、失った恋の痛みに悩む主人公・西片(受)の…

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