小路龍流さんのレビュー一覧

絶対運命婚姻令 小説

真宮藍璃  小路龍流 

願うのは貴方の幸せ

今回は大学の医学博士である主治医と厚生労働省の管理官と
天涯孤独の青年のお話です。

助けてくれた主治医に惹かれながらも運命の番である監査官と
引合された受様が幸せな未来を掴むまで。

数世紀前、人類は未知のウィルスにより
生殖能力を破壊され、滅亡の淵に立たされます。

未曽有の危機の中、人々の英知によって男女の性を超えた
アルファ、ベータ、オメガの3つの種が新たに産み出され、…

5

絶対運命婚姻令 小説

真宮藍璃  小路龍流 

お気に入りがどっちかで印象が変わります

間宮先生は「年下アルファと秘密の妊活契約」に続いて読むのは2作目です。そちらの作品はとてもお気に入りでした。

帯からして内容がバレバレなんですが、これはどちらの攻めに感情移入するかで印象が変わってしまう作品だと思いました。

既に情報登録で見えてしまっているので、攻めは2人います。
ただ1人は番になっているのにもう1人はどうなるのかは、お話の確信に触れているので伏せておきます。

6

報われない恋の代償 小説

義月粧子  小路龍流 

高嶺の花に一目惚れした野良犬の10年愛

攻めざまぁそのものではないけど、攻めざまぁお好きな方なら、楽しめると思います。

あとがきで「私の書く話では報われないのは受けと決まっていて、傲慢な攻めたちは読者から大ブーイングを浴びながらも好き放題の限りを尽くしてきた。そんな彼らの罪を背負ったような、そんな攻めになった」とありまして。
つまり、たまには攻め、お前が苦労してみろよ!と、今まで散々な目にあわされてきた受け達の怨念(?)がこもっ…

5

獣欲 ―花嫁は狼に奪われる― 小説

あさひ木葉  小路龍流 

うーん

ごめんなさい。2話は読めなかったです。なので1話のみのレビューとなります。

人狼設定で世継ぎを孕まないとならない両性具有の主人公が、幼馴染兄弟にアレコレなあれなんですが。多分色んな設定満載過ぎて全部駆け足です。
獣萌えにはもふもふ度がほぼ感じられないし、序盤はただ受けが痛々しく2人に犯されるだけ。受けが2人に絆される過程に説得力が足りな過ぎて、読むのをやめてしまいました。
一つ一つの展開…

1

翻訳家は愛を知る 小説

  小路龍流 

美しい男に恋をした軽い男

洸先生の作品は2作目。はじめに読んだ作品はテロ捜査員の男臭い硬派ものだったので、本作は随分タッチが違うなぁと驚きました。
2人がバイとゲイの設定なのがまず拍子抜け。
出版社社員・永倉が翻訳編集部に異動になる。初めての仕事は児童書の翻訳依頼。
だが永倉はイマイチやる気なし。
児童書なんて。
だが、依頼に行った翻訳家の庄野にそんな本心を見透かされ、いきなり口喧嘩をして怒らせてしまう。
人タ…

1

白夜月の褥 小説

ゆりの菜櫻  小路龍流 

たまたま読んでハマりました

受けが女性っぽい感じなのはあまり好きじゃなかったのですが、kindle unlimitedでたまたま読んでハマってしまい、紙で買い直すと言う謎の行動をとった作品です。ちるちるの検索機能を使って「調教」「尿道責め」「強姦凌辱」でたどり着いたのですが、プレイ以上に話が面白くて一気に読んでしまいました。そして読んだ後は呆然自失。ちょっとした景色の描写やラストの後味が好み過ぎました。攻めが2人いて先が読め…

4

金欠と愛とズボンの下 小説

バーバラ片桐  小路龍流 

予想よりもキュン度高め

表紙からフェチものだと思ってたのだが、意外と変態度は低かった。むしろ受けが潔癖症になった理由とか、攻めの受けに対する年季の入った純愛にキュンキュンくる、いいお話。

佐藤は仕事のストレスを感じると女性用の下着を身につけるんだけど、それ自体にはエロい気持ちはないというのが、どっか不思議な感じ。素材の良さとか、デザインの可愛さとかに惹かれて、とても大事にして楽しんでいるのが面白い。繊維の研究開発を…

2

手錠 小説

剛しいら  小路龍流 

これぞ、ほだされ受け

受けが一方的に手錠で繋がれて監禁…というのではなく、攻めと繋がれる、というシチュがちょっと変わっていて萌えた。
相手は自分を拉致したヤクザなのに、大怪我をしていると見ると、救急救命医らしくきちんと手当をしてあげる松浦のキャラが絶妙。じつに肝が据わっている。容態が危なくなり薬が必要になると、祐司とふたりで病院に盗みに入ったり、ふたりで手錠を嵌めたまま、街に買い物に行ったり食事をしたり。変な話と言え…

1

比翼連理 小説

あさひ木葉  小路龍流 

時間返して欲しい

申し訳ないけど長かったです。途中で挫折しそうになりました。
無駄な描写が多いと思います。悪く言えば中身が薄いです。それから時代を意識してかの表現が古い!それが読みづらさに繋がっています。
受けの心情描写が鬱陶しいくらいあって長いです。
もっとスッキリ書いても分かるってと途中いらつきました。
攻めとのエチシーンもやたら長いので、正直なところ半分で終わる内容だと思いました。
攻めの想いに気が…

0

危険なブツを召しあがれ 小説

バーバラ片桐  小路龍流 

危険すぎてもはや命懸け

理想の恋人を求めているゲイの悠輝と、恋愛に縁のない人生を送っていたエリート研究員の柏崎の物語。
理想の相手とつき合い始めても、すぐに振られてしまうという経験を繰り返していた悠輝は、自分ではその原因がわからずに悩んでいた。そんなある時、酔ったはずみで一夜を共にした柏崎とお試しでつき合うことで、原因を探ってもらうことになる。
実は美人で社交的な悠輝は、地味な柏崎が密かに憧れていた相手。柏崎にとって…

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