小林典雅さんのレビュー一覧

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

声出して笑った

初読みの作家さんです。評価が高そうだったから挑戦したけれど、コメディ要素が強烈過ぎて、笑えるってこと以外の感想がまったく浮かびません。とにかくBLってジャンルの幅広さに感心するばかりです。面白い作品が好みの方には良さそうですが、個人的には、サクサク読め過ぎてしまうからか読み返すタイプのお話ではなかったです。でもアンケートの面白さは素晴らしくて、特にアフロヘアの回答には何を読んでいるか忘れて声出して…

0

執事と画学生、ときどき令嬢 小説

小林典雅  金ひかる 

軽くて楽しく、ときどき爆笑

時は大正、所は帝都……
とくれば、読まずにはいられまいという、好物の設定だけれど
正確な時代考証やら大正ロマン歴史物語を期待し過ぎずに、
レトロな雰囲気のラブコメくらいに思って読むのがよろしい。

爆笑する程弾けてはいないけれど、軽くて読み易く
気持ちよく笑いながら楽しんで読める一冊でした。

お話は2つ+SS。
1つ目は、失踪した華族のお嬢様の身代わりで
お見合いをさせられる…

4

恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

読者を翻弄するのも、魅力のうちなのか?

前作がとても面白かったので、
これは早速次を読まねば……と、いそいそと購入。
あのぶっ飛んだ楽しいキャラの騎一先輩が主役となれば、
期待が高まろうというもの。

だが、しかし。
結果は、いまいち不発に終わりました。
いえね、まぁ、面白かったんです。
途中までは、笑って読んでいましたし。

でも、その途中までも、ちょっと風呂敷広げ過ぎかなぁ……
という感じで、前作程スコーンと気…

3

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

インチキもトンチキも 笑ってキュン♡

小林さん作品二作目。
初読みだった一作目は不発に終わり、
いやいやいい作品があるんでっせ!という声に背中を押され
ではでは今度は外さずに読みたいものだ……と、こちらを読んでみました。

電車の中、BL本読んでいるだけでなんとなく怪しかろうに
いや、これ、グフフフ……と笑いを噛み殺し、
さぞかし怪しいおばさんになっていたことだろう、ワタクシ。
ああ、思う存分笑える場所で読み始めるべき…

8

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

たとえばこんな甘いお話♪

「『癒し攻』が疲れたあなたの心も癒します♡」
そんな帯文句を目にし、
「先生!私も癒し攻に癒されたいです!」
と思わず本屋さんで挙手しそうになりました。それぐらい、あまーい物を欲していた私。


何度か目にしたことがある小林典雅さんの、初ディアプラス文庫からの発刊となったこちら。
実はちゃんと読んだ記憶がなくて、何となく名前のイメージから、甘い印象はありませんでした(テンガ、なので……

6

「素敵な愛妻弁当」 素敵な入れ替わり ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

愛妻弁当ね

プラトニックなお付き合いに落ち着いた倫己と広海。
倫己が女子高生からキャラ弁を貰ったと聞き、広海もちょっと対抗心を刺激されたりして、、、
倫己のリクエストは、ピンクのハートや海苔で描いたLOVE。
さすがにそれは、広海にはハードルが高いというか、いくらなんでも理性がはたらき、出来るのはおかずにひっそり混ぜた小さなハート型のハム(ハムだからピンクなんでしょうね)

いくら愛し合っているから…

0

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

イケメンパラダイス

息子とお父さんの身体が入れ替わったり、息子が幽体離脱しちゃったりするお話。

1冊に盛り込むにしては、随分と盛りだくさんなような、
入れ替わりと、幽体離脱それぞれワンエピソードでは1冊にするにはネタが薄いような、
途中随分と駆け足で、筋を追うのに追われちゃってちょっと欲求不満なような、

どうしても歯切れが悪くなっちゃうのは、
やっぱり、私も、年の差のありすぎる年下攻めが、、
それ…

4

クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

バカップル∞

前作「恋する遺伝子」の裏話?
キイチ×ナオのリアル編は、無人島でのサバイバル出歯亀生活!?

「恋する遺伝子」の主役に抜擢されたナオは、キイチ相手のラブシーンにどうしても嫌悪感が押さえきれず、座長のだめ出しばかり。
そんなナオが苦手克服のために座長に申し渡されたのは、キイチと二人でゲイカップルの観察をすること。
そして連れて行かれた無人島で繰り広げられる、ジンジン×ユイユイの盛りっぱなし…

4

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

雑誌掲載なので仕方ないのですが…

雑誌掲載分に書き下ろしのショートがついた作品。
小林さんは作家買いしていますが、これはちょっと肩透かし感がありました。


受けの広海は高校生の息子・緑野を育てながら、姑と一緒に総菜屋を営んでいます。
妻は緑野が生まれた直後、事故死。

攻めの倫己は緑野とは幼馴染。
忙しい母にかわり、広海宅で色々面倒みてもらっていて、高校生になった現在は女の子とっかえひっかえのモテ男です。

3

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

途中からダイジェスト版かと思った……

評判の高さに気になっていた小林典雅さん、初読み。
男性みたいなペンネームも気になっていた要因の一つだけれど、
女性作者さんなんですよね?

木下さんの挿絵の新刊を見て、思わず買ってみたのだけれど
正直期待はずれでした。

面白い……、タイトルも洒落ているしコミカルな調子も設定も。
そうして楽しみにしながら最初は面白く読み始めたのだけれど、
途中からアレアレ?

成り行きは予想…

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