小林典雅さんのレビュー一覧

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

不器用な2人

小林典雅先生のオメガバース、そして笠井あゆみ先生がイラストって知って楽しみにしてました。

今回はいつもの穏やかな溺愛攻めではなく、悪しき先王を倒して王位に付いた奴隷上がりで俺様な敵国の王ロランです。

受けのキリルは小さい時に城で重臣に狼藉を働かされそうになり、森の奥で大切に育てたられた箱入りのオメガの王子なのです。  

キリルの兄が和平交渉の際にロランを暗殺しようとした事から返り…

5

密林の彼 小説

小林典雅  ウノハナ 

さすがの小林典雅先生

切なさは皆無でしたが、月ケ瀬のツンデレぶりが最高でした。

青山が好みのど真ん中だけど、例え好きになっても短期間で帰るノンケだからと邪険に接していたなんて、なんて可愛いのって思いました。

綺麗なのに弓の腕前は凄いし、虫も平気で食べるしと型破りな人物です。

一方で青山は素直でおおらかな性格です。月ケ瀬に邪険にされながらも腐ることなく前向きです。そして月ケ瀬の表面的な態度だけじゃない一…

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深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

鬼畜な攻め様だと思ってたら

 小林先生自身も後書きでおっしゃってましたが、小林先生がオメガバース!?と最初はビックリでした。
なんだか、あんまりイメージじゃないんだけど…と思ったのですが、皆様のレビューを見て、あら、なんだか面白そうね、と購入させて頂きました。

 まずは受け様のキリル。
オメガではあるけど、両親にも王太子である兄にも愛されて大事にされてて、離宮で暮らしてるけど、優しい乳母と乳兄弟のリオドルスとのびや…

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深窓のオメガ王子と奴隷の王 ご購入特典書き下ろしペーパー 王子様はご機嫌斜め グッズ

八つ当たりさえ愛おしい♡

本品は『深窓のオメガ王子と奴隷の王』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、ロラン視点よりで妊娠したキリルのお話になります。

公務を終えたキリルの部屋を大訪ったロランは、キリルの苦しげな呻き
声に出迎えられます。

心配したロランの「大丈夫か」との問いに、いつものキリルなら気丈な
笑みで応えるのですが、悪阻がひどすぎてロランの「大丈夫か」という
問さえもお気軽な他人ごとにしか…

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深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

典雅流オメガバースはがっつり王道でした

今回は奴隷から成りあがった大国の王と隣国の第二王子のお話です。

暗殺未遂の代償として攻様に嫁いだ受様が攻様の番となるまでの本編と
受様の乳兄弟のその後を描いた短編を収録。

受様は通商で栄えるコルトー皇国の第二王子として生を受けます。しか
し5才になったある日、突然王宮の奥深くの森の別棟に連れていかれ、
乳母と乳兄弟の3人で暮らす事になります。

受様は父王に半泣きて許しを請…

5

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

典雅先生×笠井先生

典雅先生のお話に笠井先生の挿絵と聞いて、どんなお話なんだ?しかもオメガバースですと?!とかなり驚愕した本。王道オメガバースですし、ツユだく寄り。オメガバース自体が得意ではないので萌にしましたが、ところどころ典雅先生らしさを感じたお話でした。本編200P超+あとがき+サブキャラ救済SS5P。

コルトー公国の第二王子で、オメガのキリル。5歳の頃に、あまりの美貌に我を失った重臣がキリルを襲ったこと…

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深窓のオメガ王子と奴隷の王 ご購入特典書き下ろしペーパー 王子様はご機嫌斜め グッズ

もはやロランが愛おしい♡

なんだこれは!
本編よりも萌えさせていただきました(´>///<`)

小林先生はよく妊婦(夫)とその夫の気持ちがよくわかってらっしゃいますね^^
つわりで夫に当たる妻と、狼狽る夫ーー
とてもリアルで、〝そうだそうだ〟とキリルの気持ちに寄り添ってしまいました。
そして、当たられるロランが理想の夫そのもの!
あんなに傲慢だったのに、やっぱり尻に敷かれてるじゃないか(笑)

4

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

シリアスからコメディに変わる

今回ばかりは挿絵も笠井さんだし、本当にシリアス路線で行くのか?とも最初は思いましたが、やはり最後は典雅節。素直で素っ頓狂で早とちりの性格の可愛い受けに最後は尻に敷かれる鬼畜だったはずの奴隷王の攻め。時代や生まれる場所は違っても典雅ワールドの住民は愉快な人達で通常運転でした。

でも今回はオメガバースということでかなり早い段階で受けが純潔を奪われ、エロ度はいつもの典雅作品より濃いめでした。笠井さ…

5

可愛いがお仕事です 小説

小林典雅  羽純ハナ 

文字コメ初体験

典雅節、というレビューをたくさん見て。
なるほど、という感想と「控えめ」というレビューをさらに見かけて「これで!?」という気持ちとで本作以上に小林先生の作品に興味を持ちました。
文字で読むコメディはとても新鮮でした。

怒涛の春真節は、特に霧生会長に対しても物怖じしないところが気持ちよかったです。あれでも春真はとても気を遣っていたというのがまた痛快でした。
「わしが口を挟む隙がない」と憮…

3

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

思ったよりずっと典雅節でした

私、典雅さんが大好きなんです。
だから今作のタイトルを知った時、驚愕しました。
おまけにイラストが『耽美の女王』笠井画伯と来れば「何かやらかしてくれるのだろう」と、期待に胸を躍らせるじゃありませんか!

最初にもう書いてしまいますが、あれですよ。
典雅さんの異色作と言うか、シリアスで不穏な始まりなのにあれよあれよという間に何故かコメディ寄りになってしまって、支配されるはずの受けさんが攻め…

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