Sakura0904
耽美な雰囲気が全編に亘って漂っていました。儚い青春の中で輝く少年達に、小野塚先生のタッチがとても合っていますね。三枝が美しいのはもちろん、主人公の少年もあどけなさが残りつつ、大きな瞳が愛らしい美少年。三枝に心酔していく彼のいじらしい葛藤や、歓喜に共感できました。
初めて三枝が主人公を誘った時、彼の大人びた仕草が目立って、きっとからかっているだけなんだと感じたんですね。実際、彼自身も最初は…
◆「僕は天使ぢゃないよ。」(表題作)
いわゆるクズ攻めの関と、彼になら何をされても構わないというポチ。こういう組み合わせの場合、一見受けの方がずっと可哀想に見えるのだけど、関係性をより深く掘り下げていくと、実は攻めの方が不安定だったりするんですよね。ポチは無体をされれば悲しむけれど、関さえ傍にいてくれればいい。でも、孤独を暴力や言葉で覆い隠していた関は、少し突かれれば簡単に崩折れてしまう。傲慢…
