小山田あみさんのレビュー一覧

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

読んでて楽しいあまあまカップルでした

「不浄の回廊」って、ハリーポッターに出てきそうな石畳の…
みたいなのを想像してたのですが、全然。
ちょっとコメディタッチの、楽しく読める幽霊ものでした。
幽霊ものは基本ダメなんですが、
ミステリー性も薄く、幽霊への描写も少ないので、
これなら私も読めるというものでした。
とにかく2人のやり取りが読んでて楽しい。
漫才みたいっというのとは違って、
一生懸命な歩と、
人間関係や生に執…

1

溺愛オトコと純愛ヤロウ 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

パワーアップした面白さ

まず一言、すごく面白かったです。
前作に増してスピード感があり、ストーリー展開もとても練られているように思えました。
そして小山田あみさんの表紙、挿絵、何より口絵が!本当に素晴らしい。
めくってドーン!の破壊力。書店でのカバー依頼は要注意ですよ!

「ウワサのカレシ」
聡の「初めての男」登場です。上野のゲイバー「RIKUJI」のマダム・タカコこと陸上自衛隊出身のガチムチオネエ孝雄。懐が…

10

溺愛オトコと純愛ヤロウ 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

続編を出してほしいです

前作『デンパ男とオトメ野郎 』に続く続編。続きが気になっていたので、いそいそと買いに行ってきました。

さて、内容はすでに書いてくださっているので感想を。

まず、表紙が素敵すぎます、小山田さん…!
和巳と聡のカッコよさは言うに及ばず、この二人の背景にちらりと描かれている絵柄も良い。一度読んでからまた見直すと、その細かさと表現力にに圧倒させられます。
が、一点どうにも気になるところが。…

9

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

読んでよかった。

涙は、出ませんでした。
でも少しほっとしました。なぜなら、泣くのがいやで、この作品を読むのをずっとずっとためらっていたからです。
自分が年齢を重ねてきたせいか、今日と同じ明日が来るとは限らないこと、ままならなかった沢山の想いや、選ばなかった方の人生の選択肢を考えても詮のないこと、そんな事をよく実感するようになりました。
だから、越えることの難しい困難を抱えているような、いわゆる「泣ける物語」…

6

「溺愛オトコと純愛ヤロウ」出版社SSペーパー グッズ

柏木が納得しても読者としてはモヤモヤ

本品は『溺愛オトコと純愛ヤロウ』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーです。

本編直後
百回目の馬鹿記念にHするお話です♪

出会った時から西村は
柏木に「馬鹿」言われ続けていますが

持ち前の記憶力でカウントし続け
川上の逮捕で一応の決着が着き

大隈の店で飲んだ帰り道
めでたく(!?)
百回目の「馬鹿」を浴びせられます。

西村は百回目記念を喜んで
柏木を…

2

追憶 コミック

小山田あみ 

小説家と編集の時代もの

知らなかった!小山田さん、漫画描かれていたのですね。
小説家と編集の時代ものなんて、好物中の好物です!

ああ、やはり絵がしっかりしているといいですね。
皆さんの評価の低さに逆に「え?そうなん?」という感じですが、劇画好きの所為か描き込まれた画面に関しては特に思いませんでした。
話に関しては、確かにお互い家庭がある上で心中とかないよなあと思いますが、親同志の方に重点置きすぎてもメインカプ…

7

溺愛オトコと純愛ヤロウ 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

口絵のチョイスが神です!(≧∀≦)vv

積み本から偶然手にした前作でなんと萌え萌えしい二人なのっっ
と思ってたら、間を置かずにまた彼らに会えるなんて。(≧∀≦)ヤター
えぇ、発売当日に書店へ走りましたとも!!

で。

うきうきと表紙をめくったら肌色率120%な二人にお出迎えされました。笑
柏木がぱっかーんと御開帳です。(//∇//)キャー
背後から抱きしめる西村のつま先で秘部が隠されるという絶景。
そんな素敵シーンを…

11

溺愛オトコと純愛ヤロウ 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

超骨太刑事ドラマ

『デンパ男とオトメ野郎』の続編。
前作同様、同人誌の内容に一部加筆修正されたものです。

最初の短編「ウワサのカレシ」は、柏木(受け)がバーのマスターに西村(攻め)のことを惚気るという話。
このマスター、マダム・タカコ(本名:孝雄)というオネエですが、実は元陸上自衛隊員で、柏木の初めての男。
一見アーミー兄貴系でカッコいいのに、口調は完全にオネエというギャップが面白いです。
表題作でも…

13

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

心震える物語

BLから遠ざかっていた私を一瞬にして、
この世界に引き戻してしまった作品です。

色々な事に傷つき、臆病になっている二人が少しずつ歩み寄って行く姿は切なく、胸が打たれます。
メイン以外の登場人物も個性豊かなキャラが揃っており、特に祖父の優しさと温かさが素晴らしい。

そして巻末のSSで号泣。
このSSを掲載するかどうか迷ったと作者があとがきで書かれていましたが、この後日談あってこその…

7

デンパ男とオトメ野郎 コミコミスタジオオリジナル書き下ろ小冊子 グッズ

エロエロ・甘々な二人

コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただける書き下ろし小冊子です。読んだのはだいぶ前なのですが、『デンパ男とオトメ野郎』の続編にあたる『溺愛オトコと純愛ヤロウ』が発売になるとのことで再読してみました。

A4の紙3枚を真ん中で折ってつくられているA5サイズの大きさの小冊子で、表紙・裏表紙合わせて12Pで、小説部分のページは7P。

さて内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。

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