小山田あみさんのレビュー一覧

淫魔を孵す 小説

沙野風結子  小山田あみ 

予想外の展開でした

“恋敵は、淫らなもう一人の自分”の帯に隠されていますが、
取ると受けのおヒップが…!!
“孵す”というタイトルどおり、卵の殻が割れているのも素敵です。
さすが小山田さん!と痺れました。

祖父と父のように医者になる為、
努力を惜しまなかった兄が自ら命を絶ってしまい、
苦悩を知りながら静観視していた事を悔い
兄の代わりに医者になる道を選んだ宰(つかさ)。
医学部に進み、鳥羽という遊…

5

溺愛オトコと純愛ヤロウ 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

エロラブからハードへの神展開でした!

井上さんはペンネームを変えてからラブコメ路線に行くのかなとちょっと残念に思っていたんですが違いました。
「デンパ男とオトメ野郎」はラブコメ度が高かったけれどこれはいつもの井上さんでした。

「ウワサのカレシ」
聡の昔の男マダムタカコが絡んでくるお話でどちらかというとラブコメ。
前回和巳が渡した腕時計が300万円以上するものだと発覚して慌てる聡と、その時計は婚約指輪の代わりだと言う和巳。

11

夜叉と羅刹 小説

四ノ宮慶  小山田あみ 

読み手を選ぶ作品だと…

なんともレビューが書きにくい本なのだろうと…
評価も何にしたら良いのか悩みました。
読んだ後に読み返してしまう本だったので、この評価にしました。

レビューというより、読んで感じた事を書かせてください。
いろんな意味で痛いです。
精神的にも物理的にも。
読む人を選ぶ本だと思います。
甘くない。
甘いだろう部分はあるけど、甘さを感じません…
どちらも強く惹かれ合っているのだろうけ…

10

夜叉と羅刹 小説

四ノ宮慶  小山田あみ 

絵師買いなら覚悟を決めて読んだほうがいい

小山田さんの美麗なイラストに惹かれて購入。

こ・・・これは・・・
ものすごく読む人を選ぶ内容だと思います。

自傷他傷を繰り返す病み系の受け鉄二と、鉄二の病んだ愛を丸飲みするように受け入れてしまう攻め一鬼。

奪われる不幸と、与えられない不幸は、よりどちらが不幸か――。

冒頭にそう問いかけられますが、鉄二に与えられたのは母の負の愛情なんですね。
何も与えてもらわなかったわけ…

12

溺愛オトコと純愛ヤロウ 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

続き~♪ルンルン♪と読んだら、撃沈…

前作の『デンパ男とオトメ野郎 』が、
キャラが立ってて内容も面白くエロエロで、サクッと楽しく読めたので、
その続編なら同じような娯楽作品テイストだろう~~
そう思って読んでみると、考えが甘かったですね…
そりゃそうか、エロエロで面白いだけじゃ賞はもらえないか。

引き込む展開という点では、前作よりもコチラの方が断然よかったし、
前作ではちょっと気になった主語の多用も見られなくなってい…

9

夜叉と羅刹 小説

四ノ宮慶  小山田あみ 

痛い話でした

小山田さんの美しすぎる表紙につられ購入してみました。内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。



夫の関心を引くためだけに、幼い息子の体を傷つけ続けた母親。
それでも、そんな母親に愛してほしくて、自分に笑いかけてほしくて、自ら進んで自傷し続けた息子の鉄二。
自分に無関心な父親、狂った母親から体を痛めつけられ続けた鉄二は、自分の存在価値を見いだせずにいます。そんな彼が唯一安心で…

15

仮面の秘密 小説

秀香穂里  小山田あみ 

ドキドキ&キュンキュンできました・・・

秀先生の書籍は、「くちびるに銀の弾丸」がツボに入って以来、ちょこちょこ読んでいます。
その事プラス、この作品は表紙にも魅かれて購入しました。

仮面を着けて夜な夜な乱交パーティーと言うようなお話には今のところまだ全く萌えを感じられない私なので、万が一そういうお話だったらダメかもなぁ・・・と思いながら読み始めたのですが、心配は杞憂に終わりました。

攻め様も受け様もある意味可愛すぎる!!!…

8

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

お二人の人生をのぞいちゃった感じです

最初読み始めは、「そりゃないやろう!」と怒りから、ほんわかとした温かさに、そして最後は思わずありがとう!といいたくなる作品でした。
読んでよかったと思える作品です。

2

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

次作があるなら、もう少しシリアスなのも読んでみたい。

前作から甘々の2人でしたが、
その甘々度は更にヒートアップしてました(笑)
霊能力が纏わる話というのは変わりませんが、
霊能力が、というより同窓会に行く事で、
前回2人だけの話だったのが、
今回は少し他者が絡んでくるのが話の発端。
なので、ミステリー性もほとんどなし。
モテモテで男前の西条と純粋でまっすぐな歩が
悩んだり嫉妬したり仲直りしたりというもの。
なので前回のレビューでも…

3

「溺愛オトコと純愛ヤロウ」出版社SSペーパー グッズ

伏線SSになってるし。

本編の直後っぽい、「馬鹿100回記念H」の場面です。
例によって、激しめな行為を好む聡に合わせていつも以上に責めてくる西村。
何度果てたか分からなくなるまで狂わされた聡に対して、西村は『あともう一回くらいならいけそうだ』という絶倫振り。
『もう打ち止め』と笑う聡に『どうせ明日は休みだ』とまだまだやる気の西村。
聡はそんな西村の過去が何となく気になって。
聡は西村の素性や過去をよく知らない…

1
PAGE TOP