小山田あみさんのレビュー一覧

共鳴 小説

真式マキ  小山田あみ 

こころが揺れている

こんなふうに、書きたいものを書ける、カテゴリであってほしいな
とすなおに思った作品

著者の並々ならぬ熱量が
愛を求め苦悩にもがく主人公の昂ぶりに反映されたような
緊張感の強い場面が続きます

それに見合う短いセンテンスでたたみかけるような描写がいいし
あえて「こころ」をひらいた用い方に、感じるところがありました

それにしても表紙がすばらしく、萌にプラス萌で×2です

※…

3

淫獣~媚薬を宿す人魚~ 小説

中原一也  小山田あみ 

中原流、妊娠しないオメガバース⁈

私好きですv このお話!
設定も面白いし、赤尾の戸惑いと決意がドキドキするし、
久白の警戒心がじわじわと好意に変わっていくのも愛おしいv

お話的に、物凄く幸せ感満載で終わっていますが、
将来的に二人がこのまま穏やかに過ごせるかは分からないし、
まだ続きがあってもおかしくない!
……そうなっても、
今回以上のほわほわvで終わって欲しいと切に願いますが!

それと、入江さんにも幸…

4

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

深い愛に生きた二人の物語を読むことができて、とても幸せ

ときどき泣ける小説を読みたくなるときがあります。ちょっとストレスやモヤモヤがたまっている、そんなときです。
「泣ける」とのレビューがたくさんの凪良さんの本作品。長年暮らした恋人に捨てられ、涙の後も乾かないまま一人公園にいたつぐみ(受)に、朔太郎(攻)が、「泣くのはストレス発散になるんだって」と言うセリフがあります。「泣いてもいいんだよ」と言われたような気がして、私までホッとしてしまいました。凪良…

6

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

バックボーンはツボなのだけれど

小山田さんの美麗表紙につられて購入。



愛のない政略結婚をした両親を持つ、刑事の篠森。両親は篠森がまだ子どもだった頃に離婚し、父親にも母親にも愛されることなく育った彼は「愛」を信じることが出来ない。仕事と、飼っているウサギの玲於奈が心のよりどころ。

ところがそんな彼のもとに父に使える執事の三男である百合永が現れ、父方の家を継がないか、と接触してきて…。


というお話。

10

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

思っていた刑事ものと違いました

鳥谷先生が、新規ブランド一作目ながら、人気が好調で、クラウドファンディングで盛り上がっている「贄の町」というBLゲームのシナリオライターをされていたご縁でこの本を手に取りました。

ゲームの方では、説明描写が端的で読みやすく、会話劇も何気に笑ってしまう箇所が沢山あり、独特な味のあるシナリオに好印象を持ち、鳥谷先生の新刊を手にしました。

思っていた刑事ものと随分と内容が違いました…

3

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

変態攻め

続きものとは知らずに・・・しかも次巻は12月発売(´・ω・`)
続きが気になってしょうがありませんっ!
12月まで待てない~。
変態好きでも、そうでなくてもぜひ楽しめるのでお勧めです。
ただ、続巻があり気になるところで終わっているので~それ覚悟で!

衝撃度MAXなスーパー変態攻め様。
ノーブルでストイックな雰囲気醸し出してるのに、気持ち良いというか、その変態さには逆に清々しさを感じ…

9

捜査官は愛を乞う コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子 グッズ

玲於奈<百合永<篠森 かな!?

本品は『捜査官は愛を乞う』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。

百合永視点で
2度目のHを描いた短編になります。

百合永が自分の腰にまたがり
騎乗位で悶える篠森の手を握ると
篠森は悩ましげに眉根を寄せ
腰を揺らめかしました。

どう、して…あんたは、こんなに…
でかい、んだ…っ

瑞紀様に悦んでいただくためです

百合永は猛る欲望を
猛烈に締め付けられ…

8

捜査官は愛を乞う ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

篠森と愛兎の出会い編

本品は『捜査官は愛を乞う』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編中、篠森視点で
2度目のHに雪崩れた夜の一コマです。

百合永の策略で
人生2度目のセックスを終えた篠森は
ぐっしょりと濡れたワイシャツを
脱ぐのも億劫なほどでした。

そこでこうなった現況の男に
ネクタイとワイシャツを
外させているうちに

愛兎の玲於奈との出会いを
訊ねられます。

玲於…

2

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

セレブな執事×庶民な主+ラブリーな兎

今回は警視庁外事課長補佐の警視と
新宿北署国際犯係長の警部補のお話です。

受様の父親が倒れた事で
執事の三男である攻様が受様に接触、
2人が身体の関係をもつまでと
本編の幕間的な番外編を収録。

受様は
財閥系二宮家と旧華族の篠森家の
政略結婚の末に生まれますが
時代錯誤な婚姻は続かず両親は離婚、
それぞれ新たな家庭を築きます。

受様は母方の祖父母の元で
不自由な…

7

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

ねっとり

この間の狐さんが好きだったので購入。当作は暑っ苦しく感じてあまり萌え上がれず、すいません、現時点中立です。12月だとこの暑苦しい攻めが違った風に感じられるかもと思うので、続きを待とうと思います。

お話は、新宿北署刑事課国際班第三係を率いる警部補である篠森がある事件に呼び出されるシーンから始まります。若干31歳で係長になった優秀な篠森ですが、出自は父方は五大財閥(二宮家)、母方は公卿家というサ…

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