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水原とほる 小山田あみ
窓月
ネタバレ
作家様とイラストレーター様の両ファンにしてこの美しい表紙。発売当初すぐに予約いたしました。 大学講師と商業デザイナーの、アダルトなラブストーリー。 職場近くにある大学の学食でランチをとっていたデザイナーの文彦。雨宿りがわりに潜り込んだ教室で、講師の久富が語る東欧の作家に興味を持った文彦は、何度か潜りで聴講していくうちに久富と顔見知りになります。 バイセクシュアルの文彦は、思春期の…
ゆ~
絶妙な距離の縮め方が本当に好み。身体から始まる関係、とか今は珍しくないけれど…こうして接点のなかった2人があるきっかけで徐々に距離を縮めていくのを丁寧に描写してくれて恋をしていくところを読むのが好きなので買って良かったと心から思った瞬間。 雨男というのを情緒的に盛り込んであったのと大好きな大学の先生が、攻めなのも私の中で萌えポイントだった。 気紛れによるひょんな出会いから会うようになり、個…
野原滋 小山田あみ
フランク
ヤクザの主催するオークション、買われた先は浮世離れした書道家親子、用意されたのは蔵、そして春画を描くために縛られ…なので淫美な世界まっしぐら〜の調教しまくりっ!!なお話かと思いきや、買われた受けが前向きなたくましいキャラで買われた先の息子(攻め)と心通わせて現状を打破していくという読後感の悪くないお話で、さらりと読んで楽しむには良かったです。 ただしところどころ中途半端なところが気になるとい…
雀影
そういえば、水原先生の本ってあんまり読んでないなあと思いつつ、カバーイラストの優しい雰囲気に惹かれて購入。 雨の中でずっと佇んでいた人を、外へ連れ出すお話。かな? デザイナーの文彦は、雨宿りのつもりでふと紛れ込んだ大学の教室で、東欧文学の講義と、その講師に興味を持ちます。 文彦はデザイナーという職業柄もあって、何か心惹かれる物に対して常にアンテナを高くてていようしていて、そんなアンテナにて引…
綺月陣 小山田あみ
fandesu
『スレイブ・ゲーム』からぶっ続けで読み始めた本作。 夢中になりました。 そして、泣いたよ。久しぶりに。 前作で弱気な理久をペテンにかけた性悪弁護士、トーマ(藤間だからトーマね)が主人公です。 『どうして彼があれほど拗くれたオネェになっちゃったか』が書かれているのですが…… これがとっても面白かった! いや、面白かったっていうか、非常に苦しいお話でもあったんですけれど。 若かり…
最初に大声で主張したいのは「こっち1冊で辞めちゃダメ!」ということ。 関連作品の『トリッキー・ゲーム』と2冊併せて手元に置いてから読み始めることをお薦めします。 全然印象が変わるから。いやホント。 実は私、かなりイライラしたんですよ、読んでいて。 だって理久って、あまりにも『断れない人』なんですもの。 友人と思っていた女性と『断れなくて』恋人になる。 その人と『断れなくて』婚約する…
名倉和希 小山田あみ
童貞なのは勿論のこと、25歳にもなってキスもまだという奥手なのに、なぜか真珠入りチンをお持ちの真佐人。 兄弟の賭けに負けて入れられちゃったという…… 今回も賭けに負けて装備もなしに一人で山に松茸を取りに行かされ、遭難しかかったところを攻めに助けられるんだけど、ほんとーにこの兄弟、バカなの?バカでしょ!としか言いようがなくて。 おまけにこの子、斜面で滑って転んで足首を捻挫しちゃうんだけど、…
渋茶
ここのところ増えている水原さんの穏やかバージョン。 今回は、攻め・久富が東欧文学を専門とする大学講師という事で、”東欧近代史の社会主義を伺えるプロパガンダとかイデオロギー”云々…(-_-;)… やらの薀蓄が見え隠れしているが、それらに詳しくなくとも読める。 水原さんの作品は作中で攻め受けの半生を振り返るって経緯が織り込まれているのが多いのだが、ここまで叙情的?ってのになってくると何だか”…
朝香りく 小山田あみ
『姐さん』で「トンチキではなくコメディですが」と教えていただいた2冊目。初読み作家さんです。 こちらも『荒み続けている私の今の気分を癒してくれるお話』でした。 こういうことがあると「ちるちる、素晴らしいッ!ありがとうありがとう!」と、2階の窓を開けて叫びたくなります。 受けさんの宇佐美はとにもかくにも運が悪い男なんです。 努めていた会社が突然倒産。社長が雲隠れしちゃっているので失業保険…
鳥谷しず 小山田あみ
ちゅんちゅん
「捜査官は愛を乞う」の完全続きのお話。 今作で前作の謎や百合永のことなどが解決するようになっています。 たくさんのレビューがついているので、感想だけ。 完全に私の好みの問題だと思うのですが、たくさんの神評価がある中、前半部分は私にとっては今一つな感じでした。 執着攻めや受けを好き好き大好きな攻めは好きなので百合永(攻め)は前作よりは好感を持ったのですが、前作に続き篠森(受け)に関しては…