小山田あみさんのレビュー一覧

龍神様と愛しのハニードロップ アマゾン限定ペーパー  グッズ

可愛い金魚たちの決意

蘇芳に眷属にされた琉金の「紅」と黒デメキンの「クロ」が、八千穂と出会った時のお話でした。

八千穂のとても優しい雰囲気が、紅とクロの目を通して語られています。

前の飼い主から八千穂に譲り受けられた時の処分を逃れて喜ぶ様子。
八千穂に挨拶してもらい名前まで付けて貰って喜ぶ様子が、本編の眷属のままの可愛らしさでほのぼのとしてしまいます。

でも、やはり初めは八千穂の名前の付け方を安直だ…

1

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

続刊希望!

今作を読み終え、レビューを書く前に寝落ち、メモとして下書き保存していたレビュー画面にひと言、男くさいと残していました。寝落ちる前にどうしても書き留めておきたかったのが、それ!?となんだか自分で可笑しかったのですが、まぁ間違ってはいないのかな(*´◒`*)

沙野先生に小山田先生のイラストとくれば、必然的に期待値も上がる訳で。
発売前から、何度、表紙のイラストを眺めたか分かりません。
個人的…

6

龍神様と愛しのハニードロップ 小説

四ノ宮慶  小山田あみ 

優しいお話

カバーイラストそのままの優しいお話でした。

どうしても神様が出で来るお話は、残酷だったり理不尽な事があったりするので身構えてしまいます。
初めこそ龍神として現れた蘇芳は横暴に見えましたが、八千穂の蔵元としての覚悟と熱意に絆されて行くのです。

こちらの作品には悪人が誰も出て来ませんでした。勝手に乗っ取りかと思っていた叔父も、強面の杜氏の清水も不器用ながら八千穂や龍之川酒造を思っていてく…

1

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前受け万歳!

男前攻めと男前受けという個人的に最高の組み合わせ。
さらに沙野風結子さんと小山田あみさんという素晴らしい組み合わせ!
買うしかないでしょう!と発売を楽しみにしていました。
結果、大・大満足。
好みのカップリングということもありますが、最初から最後までノーストレスで読み進めあっという間に読了してしまいました。
そしてまたイラストがとんでもない破壊力。眼福です。


フリーライターのゼ…

25

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

イラストを裏切る浅い内容。小山田さまあぁッ!

 あまりにも安直なストーリー運びは、テンポのリズム感を狙った結果の失敗のようであり、早急になだれ込むセックスは、小説のキモである説得力と共感を無視したある意味でスグレモノ。

 まるで、八百長プロレスか、アダルトビデオの早送り。 か、よくてもその脚本。愉しむヒマもなかったよ。
作られた男前受けがわざとらしくて白々しい。
 
小山田氏のイラストがめっちゃ良かった分の落差が、ひっ、………ひど…

9

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

足りない

先生買い。甘さがすくな――――――――――い。受けが強くカッコいいのは嬉しいのですが溺愛大好物人間には、ちょっと物足りないので中立よりの萌にしました。先生あとがきによると来年以降に続きが雑誌掲載されるとのこと。甘さを盛ってもらえると嬉しいが、この二人じゃあなあ・・・・・雑誌掲載分本編150Pほど+その続き90Pほど+あとがき+雑誌掲載時の全員サービス7P。

海外マフィアと手を組んでいる半グレ…

5

龍神様と愛しのハニードロップ 小説

四ノ宮慶  小山田あみ 

攻めさんに萌え禿げる

小山田さんの描かれた可愛らしい表紙につられて購入。
四ノ宮さんは時々めっちゃ痛い作品を書かれることがありますが、今作品はこの可愛らしい表紙の通り、優しくって温かなストーリーでした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




主人公は八千穂。
小さいながらも味に定評のある酒蔵・龍之介酒造の跡取り。大学を卒業したばかりで、これからまだまだ修行を積んでいかなくてはならない彼だが…

3

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前受けに飢えている方にお勧め

刑事受け大好きな私ホイホイの本。しかも作家も絵師も最高。ディアプラス文庫っていうのがレーベルのカラーとしては意外性がありました。今回の表紙の雰囲気みたいなちょっとダークなイメージが今まであんまりなかったので。BL文庫レーベルの数が減ったのでディアプラスでもこの路線の本も出してくれるの嬉しいです。元々エロだけでなくストーリー性の高い話は多いレーベルですが。

今回は先生によると表テーマも裏テーマ…

12

華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

将軍の妻で、攻めで、男の純皓お姉さまっ……!!!

あらすじから、てっきり純皓VS側室の戦いが中心になるかと思いきや、そんな浅いお話じゃない。
登場人物の絡め方がうまいなぁと思いましたし、見せ場のあれこれにぐいぐいと読まされてしまいます。

そして、あらためて純皓の女優(?)っぷりに唸らされました。

光彬の前では、自分が御子を産めぬばかりに……としおらしくいじらしい妻を演じて、光彬から全力否定よしよししてもらい。
やってきた側室候補の…

3

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

最後の短編

★ 後遺症の記憶障害と認知症の健忘 
事故の後遺症の健忘症についてが先にあり、後編は、50年後の話。
「最後の短編のためにここまでの物語が存在している」というあとがき。

私の偏見に満ちた感想
「50年後の要介護世代を書いている後半部分の意味が分からない」というレビューが他サイトにいくつかありました。
作者買いしている読者なら理解している事でしょうが、「一見読者」には伝わりにくいのかな…

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