小山田あみさんのレビュー一覧

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前受けだけど

男前×男前でぶつかり合う色気がムンムンする作品でした。

最近は沙野先生の「チェンジリングシリーズ」に「疵物の戀」を読んだばかりで否応もなく期待が高まっていました。それになんと言っても小山田あみ先生のイラストも素晴らしかったです。

謎の男ゼロもカッコ良いし、彼の纏う匂いの描写が好きでした。

でもですね、鹿倉が熱くなってゼロの警告を無視して突っ走って行った辺りから「すん」って冷めだし…

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獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

残り香にエロス

タンデムシリーズって竹書房だったんだぁと振り返りつつ。個人的にこういったカラーの作品に作者らしさを感じます。ディアプラスではちょっと珍しいハードなタイプなんじゃないでしょうか…?

シリアスな警察・裏社会ものは好きです。得意とされる作家様が多々いらっしゃる中、沙野先生が手掛けるものはやっぱりエロが手堅いんですよね。…手堅いエロってなに?笑

それにやみつきになるような独特な暗さがあって、読…

23

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

過去の大好きな作品と同じ匂いが

10年前に刊行された『タンデム~狂犬と野獣~』が大好きな私としては「これぞ沙野&小山田コンビの例のやつ!待ってました!」と叫び(指笛付き)たくなる様な一冊でした。

『恋』と言うより闘いの熱に冒された様なセックス、それぞれ心に決めたことがあるので敵にも味方にも転びうる関係性、獣として互いを威嚇しながらも根幹の部分では強く惹かれあってている……そんな雄2匹が、同じ獲物を追うのですよ。
カッコい…

13

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

これは期待しかないシリーズ!

謎をたっぷり残した状態で終了、続きがちゃんとあるとのことで一安心。
この低糖度な刑事モノの雰囲気がツボにはまって最高だった。

キャラ設定は攻めのゼロが特にめちゃくちゃ好き。カリスマ感とラスボス感と圧倒的な雄感が、挿絵と文章で押し寄せてくる感じ。いろいろと濃い背景を持っていそうなのも、今後明かされていくことへの期待が高まる。
受けの鹿倉は心理描写まで徹底してクール。刑事モノのドラマや映画で…

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獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

硬派なBL!!!!

こういう作品をずっと待ってました(TДT )
最近の流行りなのか、あったかくて優しいほんわかBLが主流ですが、
やはりBLはこうでなくては!!!!

正体不明×めちゃ強×包容力の鬼=男の中の男の攻め!!!!!!
待ってました〰️!!!!
小山田先生のイラストと相まって、男臭さに思わず呻きました最高です。

強い×タフ×男前×(優しさ)=男前の受け〰️!!!!最高です神です。
自分…

21

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

クール!

珈琲でいうところのブラック、甘さゼロです(笑)。「好き」とか「愛してる」とかゆー言葉はいっさいありませんので、糖度高めなものを求める読者向けではないと思いますが、この男前二人の間にある不穏でありながら親密な空気を嗅ぎ取ってドキドキ、むはむはできる作品だなと思いました。タイトルが素晴らしいです。

なにしろ、この二人は、仕事(目的)以外のことには一切興味がないです。
仕事に対しての貪欲さ、特に…

9

龍神様と愛しのハニードロップ アマゾン限定ペーパー  グッズ

可愛い金魚たちの決意

蘇芳に眷属にされた琉金の「紅」と黒デメキンの「クロ」が、八千穂と出会った時のお話でした。

八千穂のとても優しい雰囲気が、紅とクロの目を通して語られています。

前の飼い主から八千穂に譲り受けられた時の処分を逃れて喜ぶ様子。
八千穂に挨拶してもらい名前まで付けて貰って喜ぶ様子が、本編の眷属のままの可愛らしさでほのぼのとしてしまいます。

でも、やはり初めは八千穂の名前の付け方を安直だ…

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獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

続刊希望!

今作を読み終え、レビューを書く前に寝落ち、メモとして下書き保存していたレビュー画面にひと言、男くさいと残していました。寝落ちる前にどうしても書き留めておきたかったのが、それ!?となんだか自分で可笑しかったのですが、まぁ間違ってはいないのかな(*´◒`*)

沙野先生に小山田先生のイラストとくれば、必然的に期待値も上がる訳で。
発売前から、何度、表紙のイラストを眺めたか分かりません。
個人的…

6

龍神様と愛しのハニードロップ 小説

四ノ宮慶  小山田あみ 

優しいお話

カバーイラストそのままの優しいお話でした。

どうしても神様が出で来るお話は、残酷だったり理不尽な事があったりするので身構えてしまいます。
初めこそ龍神として現れた蘇芳は横暴に見えましたが、八千穂の蔵元としての覚悟と熱意に絆されて行くのです。

こちらの作品には悪人が誰も出て来ませんでした。勝手に乗っ取りかと思っていた叔父も、強面の杜氏の清水も不器用ながら八千穂や龍之川酒造を思っていてく…

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獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前受け万歳!

男前攻めと男前受けという個人的に最高の組み合わせ。
さらに沙野風結子さんと小山田あみさんという素晴らしい組み合わせ!
買うしかないでしょう!と発売を楽しみにしていました。
結果、大・大満足。
好みのカップリングということもありますが、最初から最後までノーストレスで読み進めあっという間に読了してしまいました。
そしてまたイラストがとんでもない破壊力。眼福です。


フリーライターのゼ…

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