小山田あみさんのレビュー一覧

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

優しいまなざしは変わらず

毎回バラエティに富んだ設定で楽しませていただいています♡

『Brave』の舞台はアメリカ西海岸。日本人の父親と日系二世の母親との間に生まれたイサムが主人公です。小山田先生の挿絵効果も相まって、思いのほかアメリカ〜ンでした。小説だけれど本場のドラマや映画を観ているかのように違和感がなく、あやうくBLを読んでいるのを忘れそうになりました。ストーリやテーマはBLみに溢れていますが、少しだけファンタ…

7

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

サスペンスとホラーの香りが漂うストーリー

小山田あみ先生がまたやってくれました。ハリウッドの新作映画みたいなカッコいい表紙。BL界に小山田先生がいらっしゃって良かったなあといつも思います

ストーリー…イサムは幼い頃隣の家に住んでいたジェイクと高校で再会します。しかし火事で家も家族も失ってしまったイサムは裕福な家庭のジェイクとはずいぶん立場が変わってしまいました。火事の時の記憶も曖昧でトラウマ持ちのイサム。なんと自分の体から炎を出す事…

7

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

攻めと隊長がすごく好き

消防士もの!しかも舞台は海外!!
あらすじと設定だけでも、これは面白そうだなあと思っていたら、なんとイラストが小山田あみ先生ですよ!
こんなの最高の組み合わせじゃないか!と。
がっしりめの身体つきが説得力大です。モノクロイラストのダグラス隊長の腕の筋がたまらない。
消防服姿もこれまたかっこいいんだな。

お話もすごく面白くてですね。
主人公であり受けのイサム視点で進んでいく今作。

11

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

どちらが飼うか飼われるか

電子版カラー口絵、挿絵、あとがきあり。
アンダーグラウンドの世界で生きる謎の男と、刑事の秘密の関係。
ストーリーはハラハラドキドキ、面白かったんですが、正直お互いに情報をやり取りする対価としてカラダの関係を…というのがなんか、わかるようなわかんないような…。そこでエッチする必要ある?と思っちゃった。要するに自覚するのは遅かったけど、どっちも一目惚れだったってことなのかな…。

一見ハードボ…

2

死神執事と狼男爵 フェア店舗限定ペーパー 死神の悪戯 グッズ

とある夜の2人

本品は『死神執事と狼男爵』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、ある夜の満月の夜のお話です。

恋人としての時間を過ごし、
仁は精も根も尽き果ててベッドに沈みますが、
ランツェフィードは身体を起こすなり
黒いガウンに袖を通します。

仁がランツェフィードを情緒のないやつ
と引き止めるとすると「少し休息するだけだ」と
ふっと含み笑って出ていきました。

戻ってきたランツ…

0

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

人外バトルの勝者とは

今回は冥界から来た死神と人狼の血を引く男爵家三男坊のお話です。

受様が命を狙う攻様との関りで今までとは違う生き方を選択するまで。

受様は代々議員名簿に名を連ねる男爵家に生まれます。

一族の初代は人狼であり、男爵位を賜った成功も
人狼としての能力とも実しやかに伝えられており、
一族の男子は程度の差こそあり人狼として生まれます。

今の長である伯父は初代の生き写しと言われる人…

1

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

表紙買い

カッコよすぎる表紙に我慢できず購入。攻め受けともきゅんとするタイプではなかったので、萌にしました。お話は面白かったです。本編300Pほど+あとがき。

9才の時に火事で両親を失い、児童保護局のグループホームで暮らしながらハイスクールに通っているイサム。ある日、幼い頃隣家に住んで仲良しだったジェイクとハイスクールで再会し・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
デニス(受けの友人)、攻…

8

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

ある意味期待どおり

作家様のイメージを覆すカップリング臭+小山田あみ先生のイラストに惹かれました。萌と中立の間くらいの印象です。

展開に勢いがあって、主人公・仁のキャラもオスオスしくて序盤は期待感でいっぱいだったのですが、意外性や新鮮味は思ったほど得られなかったかな…。というのも、タチなはずの仁はイラストのヴィジュアルがいかにも…なので、自分より体格の良いランツェフィードを抱いてやるといくら意気込んでも、抱かれ…

2

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

たった一人のヒーローになりたい

ものすっごく良かったです!
表紙やタイトルから受ける印象はシリアスですが、読み口は比較的ライト。
それでいて随所に伏線が張り巡らされており、読み応えは抜群!
ラブ面でもしっかり萌えさせてくれます。

とにかく、攻めが魅力的。
一途な健気攻めで、幾度となく泣かされました。

「ヒーローになりたい」

誰かの──じゃなく、受けの。受けだけの。
それを体現していた攻めが、本当に素敵…

17

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

沙野さんの男前受けが帰ってきた!

アングラの世界に住むフリーライターのゼロと、国家組織に所属する刑事の鹿倉。
強い信念を胸に、違う世界で生きていた二人の男たちが出会い、やがて共通の目的の元共闘する姿を描いた、まさに男✕男の作品。

女の自分から見ると、肩を並べる男同士の絆というのはどこか憧れる。
鹿倉は、命さえ失うかもしれないと感じた時、後を託す相手に同じ警察内の同僚たちではなく、素性どころか本名さえ不確かなゼロを選ぶ。

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