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綺月陣 小山田あみ
雀影
ギリシア神話の神様シリーズの続巻です。 綺月先生もこんなコメディ書かはるんやっていうのが、まず驚き。 これ、電子で2冊同時に購入して、ついうっかりこっちから先に読んじゃったのですが、前作の設定をしらないままでも、ちゃんと問題なく楽しかった。 ひがみっぽいハデスの脳内妄想と、絶妙にすれ違いながらも成立しちゃってる角崎のオヤジギャグ感性。 そして大いに盛り上がる二人の夜! もう、この前半で心…
ジョシュ・ラニヨン 小山田あみ
renachi
ネタバレ
ひと時のバカンスを過ごした相手が突然失踪し、有休で捜査に押しかけるFBI捜査官のお話。 空港でのお別れシーンから始まる物語は、二人の関係性にぐっと興味を引きつけられる。その後捜査を通し、改めてグレンのことを知っていくナッシュ。私情が入りまくるせいで感情的になり、推理もやり方も強引で、見ていてとても危なっかしかった。 失踪したグレンとナッシュの関係はまだとても曖昧で、回想で語られる内容も…
夜光花 小山田あみ
碧雲
不浄って、なんのことだろうと疑問を深く突き詰めないで読み始めたら、 才能未開花の除霊師が、黒い不浄物霊を背負った美男の同級生に恋をする話だった。 気になる黒い影を背負った同級生の霊の正体を探ろうとして、憑依されてしまい、 倒れて、学校に行けない不安定な状態になってしまった主人公の歩。 その同級生、西条とは縁があるらしく、一人暮らしを始めたアパートの隣人。 西条には、黒い影の他に奇妙な…
fandesu
何が『臨場感』なのかと言いますと、このお話の語り口なんですよ。 講談師みたい。またはスタンドアップ・コメディアン。 綺月さんが講談してくれたんですよ、あたしの目の前で。 笑いありキュンありの冒険譚を、立て板に水の名調子で。 なんて贅沢! 『沼の竜宮城で、魁皇様がお待ちかね』のスピンオフです。 世界観を同じくするお話ですし登場人物も被っていますので、前作は「読むべし」と思います。なに…
momo5
前作「沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね」では、作品のトーンに大いに驚かされたのでした。確かに今までの綺月先生の作品でも、軽妙な掛け合いなどに秀逸な笑いをチラチラ拝見することはありましたが、綺月先生の作品まるまる一冊がコメディってことが驚きだったのです。 そんな楽しく笑えた作品の続編。 今作もとても楽しかったです。 前作で、来人の職場の先輩として登場し、来人との噛み合っていない会話がめちゃ…
ポッチ
ドシリアスな作品を書かれることも多い綺月先生ですが、そんな綺月作品において異色と言って良いでしょう、多くの腐姐さまの爆笑を浚った『沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね』。今作品は、その神シリーズのスピンオフ、というか続編?になるのかな? 海皇神ポセイドンの兄であり、冥界の神でもあるハデスが主人公のお話です。 スピンオフものって前作が未読でも問題なく読めるものも多くありますが、今作品は前作既…
砂床あい 小山田あみ
くろねこさぁん
オメガバース大好き人間なので沢山オメガバースを読んできましたが今作は特にΩに対する風当たりが強く、差別されて当然の劣等種というあり方が色濃く描かれているように思います。しかしながら、前向きに生きている主人公の目線で話が進んでいく点からも悲観的にならず前に進もうとする強い力を感じるのでシリアスに傾きすぎないちょうどいいバランスが保たれているように思います。この作品は刑事ものとして惨い事件が軸にあるの…
バーバラ片桐 小山田あみ
さくらら
刑事×ホスト 高校時代の友人同士 再会モノ 刑事モノではないしサスペンス要素もそこまでありませんが、甘く柔らかい恋愛模様がしっかりと描写されていて大変好みでした。 バーバラ片桐先生安定の長くしっかりとした満足感のあるHシーンと、攻めによる受けのtkb弄り。 怒涛の好き設定に悶えながら読ませて頂きました。 好きだからしたいっていう受けの一途で臆病な様子が可愛かった。 カラー…
高岡ミズミ 小山田あみ
著者買い 小山田あみ さんの美麗な表紙に目が眩んで読みました。 読みやすかったけど、余り好きになれない内容だったので、読後書評を投稿していなかった本。 著者の初Ω本。 -- 2021/3/9のトップのポップが面白かったので、メモ。 【オメガの純情~砂漠の王子と奇跡の子~】 わんこ王子×幸薄オメガ、アラビアンオメガバースBL❤❤ スパダリに溺愛され愛でられる作品が好きな人におすすめ…
凪良ゆう 小山田あみ
ましゅ
BLジャンルとか萌えとか忘れて、一般書を読んでいるような気持ちになりました。 自分の心にダイレクトに響いてくるんですよね。 そして影響を受け、考えさせられる、というより色々頭に浮かんでくる。 嬉しいことや悲しいこと、喜び、不安…。 普段、BL楽しんでる!って思う時は、自分の存在なんて消滅しているのに(笑) 告美が感じる孤独に共感することも多く、とても刺さりました。 だからこそ、そば…