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英田サキ 小山田あみ
かにゃこ
ネタバレ
結婚を意識した彼女がいる棚橋が 同窓会で再会した八歳年上の高校教師・水原に惹かれていくお話。 別に高校時代に恋をしていたわけじゃないのに 卒業してからも記憶になかったはずなのに 再会して、ぽろりぽろりと水原の思い出を呼び覚ましていくんですよ。 心地よい時間は、いつしか恋になっていくという。 25歳という年齢の棚橋は、結婚を前に はじめて恋というものを知るんですよね。 しかも…
久江羽
【いつか終わる恋のために】 あきらめきれなかった二人のお話。棚橋目線で語られます。 高校時代の担任の教師・水原と同窓会で再会した棚橋は、それまで忘れていたくらいの存在だった水原にどんどん惹かれていきます。 結婚を前提に付き合っている女性がいるのに、水原への思いは大きくなるばかりで・・・ 生徒と教師という関係だった頃の記憶、大人同士という今、趣味や価値観が似ていて居心地のいい場所・・…
茶鬼
読み終わって、先月読んだ榎田尤利さんの「はつ恋」を思い起こさせました。 ただ、先生と生徒というだけじゃなくて、登場人物達の性格も全く違うものなんですが、根底に流れるものが同じ匂いのするものかな?などと・・・ 英田さんもおっしゃってるように、地味な作品ですが丁寧に丁寧にセリフも心もたどられた文章なので、それぞれの気持ちが胸に響いてきます。 「いつか終わる日のために」は元教え子の棚橋視点 …
サガン。
元教え子・棚橋と元担任・水原が同窓会で再会して徐々に気持ちが近付いていくお話。 「いつか終わる恋のために」 棚橋視点のお話。 同窓会で再会した水原は在学当時とはまるで印象が違っていて。 あることをきっかけに自分の知らない水原の姿に遭遇し、少しずつ不可解な感情を抱くようになっていく棚橋。 けれど、自分はゲイではないし彼女との結婚も約束しているし…。 少しずつ距離が近付くにつれて棚…
くもとり
とても良かったです…。 もう何というか、二人が過ごす時間のさりげない描写の積み重ねや、切なさの演出の巧みさにじわじわとやられました。これ良いわー…。 生徒×先生で再会ものというのが個人的にツボだったというだけではないと思います。大きな事件の起こらない作品(ヤクザもマフィアも警察も犯罪者もでてきません@あとがき)でありながら、この充足感。もう今更なんですが、英田先生って本当にお上手な方なんですね…
水無月さらら 小山田あみ
おもしろかったです! 新婚旅行で訪れた香港 初夜の翌朝ジョギングにでかけたら拉致られ 人身オークションにかけられ 砂漠の国の性的奴隷にされてしまった・・・ と、いうお話。 そのまま砂漠の国で、お話が展開するのかと思いきや 運良く日本に生還し病院で療養するというところからスタートするのです。 砂漠の国での奴隷生活を物語に組み込むことはなく あくまでも主人公の供述的な感じ…
榎田尤利 小山田あみ
るならぶらぶ
地位も名誉も手に入れ女にも不自由しない容姿の31歳弁護士 久我山。 だが、なにか物足りなかった。 そんな時、高校からの付き合いの本城から高校の担任であった曽根先生が死んだとの連絡が入り顔も覚えていなかったが本城に付き合い通夜に参列する。 その帰り道、タクシーに乗った久我山は事故に会ってしまい・・・。 目覚めたら17歳にタイムスリップ。というところから始まります。 体は17歳の久我山だ…
もこ
“読みたい”誘惑に負けました(* >ω<)=3 面白かったです。榎田さんの作品も久しぶり。 過去へのタイムパラドクスもの。 記憶の片隅にしか居なかった高校教師。彼の葬式の帰りの事故でなんと高校時代へと意識だけが飛ばされてしまう。 そこで再開した曽根先生。記憶の中にあるのはさえない、どこか暇しい存在だったはず。だった。 しかし、若かりし曽根に触れるほどにそれはいとしいとい…
榊花月 小山田あみ
帯に「苦手なのに気になる、憎みきれないロクデナシ」って沢田○二の歌みないなコピーがついてまして(古!)、どんだけ悪い男なんかい!?ってちょっと期待・・・ジャイアンでした。 ジャイアンなんだけど、ヘタレだったので、更にジャイアンをパワーアップしてみたが、のび太くんに優しくされて改心して結局いい人? 荻野は、プロジェクトで自分の提案をことごとく潰す冬堂が苦手。 また冬堂も、それを楽しんでいる…
トモナ
外見はエリートでちゃんとした人間だけど、内面はエゴイストな弁護士久我山が、行きたくもない高校時代の担任曽根の通夜に出席した直後、高校時代にワープしてしまう物語。 ワープというのとは違うのかな。高校生の体の中に、31歳の心が宿り、2度目の高校生活を体験します。 いじめられている女子、教師の行動、両親の不仲と離婚、同じものを見ても高校時代とは見方が違っていて、以前は気付かなかったことに気付きます。…