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中原一也 小山田あみ
茶鬼
ネタバレ
前回リンクス「よくある話」で枯れたおやじ受けが登場した中原作品ですが、今回もおやじ受け、しかも今度は天然魔性!? 小山田さんの絵、格好よすぎておやじに見えない~ 皆川は市役所の「なんでもやる課」にいて昼行燈みたいな人なので”ジミヘン”ってあだ名で呼ばれています。 見た目が地味で変な人だから・・・なのに、物ごころついた頃からのホモなので、小さい子供から80越えの老人まで男にモテることといっ…
英田サキ 小山田あみ
ひよこ
教え子が社会人になって、高校時代の担任に再会し、恋をする。教え子は今は眼鏡キャラで、担任は昔は同僚とつきあっていて。榎田さんの『はつ恋』と被るなあ。しかも絵師まで一緒とは。 タイトルがすごくよかったです。『いつか終わる恋のために』『恋ひめやも』。どうして恋などするだろうか、いやしない。恋なんてしない、と自分に言い聞かせるのがすでに恋なんですね。 「恋ひめやも」は「あかねさす紫野ゆき~」への返歌…
雀影
地味なっていうか、普通の設定の話。 7年ぶりのクラス会であった元担任。 話してみるとなんだか落ち着く、それにちょっと可愛く見えたりして,どきっ? 自分には、結婚を考えている可愛い恋人がいて、 自分も先生も男で、 それなのに恋は! 小説家、究極の命題、 「恋に落ちたら」 そんな命題に、ヤクザだの麻薬だのって言う、派手な舞台なしで、 普通のサラリーマンと、さえなかった元担…
榎田尤利 小山田あみ
BL大好き
熱血でまじめな高校時代の担任に タイムスリップした生徒が恋する話 タイムスリップした生徒久我山が攻め、高校の担任が曽根で受け。 弁護士の久我山は仕事に女に不自由のない毎日を送っているが、なぜだかつまらない。 そんな時、高校時代の友人本城から高校のときの担任曽根のお葬式に誘われた。 当時から冷めていた久我山は熱血だったというその担任のことをあまり覚えていなかった。 曽根は借金苦による自殺だ…
かにゃこ
結婚を意識した彼女がいる棚橋が 同窓会で再会した八歳年上の高校教師・水原に惹かれていくお話。 別に高校時代に恋をしていたわけじゃないのに 卒業してからも記憶になかったはずなのに 再会して、ぽろりぽろりと水原の思い出を呼び覚ましていくんですよ。 心地よい時間は、いつしか恋になっていくという。 25歳という年齢の棚橋は、結婚を前に はじめて恋というものを知るんですよね。 しかも…
久江羽
【いつか終わる恋のために】 あきらめきれなかった二人のお話。棚橋目線で語られます。 高校時代の担任の教師・水原と同窓会で再会した棚橋は、それまで忘れていたくらいの存在だった水原にどんどん惹かれていきます。 結婚を前提に付き合っている女性がいるのに、水原への思いは大きくなるばかりで・・・ 生徒と教師という関係だった頃の記憶、大人同士という今、趣味や価値観が似ていて居心地のいい場所・・…
読み終わって、先月読んだ榎田尤利さんの「はつ恋」を思い起こさせました。 ただ、先生と生徒というだけじゃなくて、登場人物達の性格も全く違うものなんですが、根底に流れるものが同じ匂いのするものかな?などと・・・ 英田さんもおっしゃってるように、地味な作品ですが丁寧に丁寧にセリフも心もたどられた文章なので、それぞれの気持ちが胸に響いてきます。 「いつか終わる日のために」は元教え子の棚橋視点 …
サガン。
元教え子・棚橋と元担任・水原が同窓会で再会して徐々に気持ちが近付いていくお話。 「いつか終わる恋のために」 棚橋視点のお話。 同窓会で再会した水原は在学当時とはまるで印象が違っていて。 あることをきっかけに自分の知らない水原の姿に遭遇し、少しずつ不可解な感情を抱くようになっていく棚橋。 けれど、自分はゲイではないし彼女との結婚も約束しているし…。 少しずつ距離が近付くにつれて棚…
くもとり
とても良かったです…。 もう何というか、二人が過ごす時間のさりげない描写の積み重ねや、切なさの演出の巧みさにじわじわとやられました。これ良いわー…。 生徒×先生で再会ものというのが個人的にツボだったというだけではないと思います。大きな事件の起こらない作品(ヤクザもマフィアも警察も犯罪者もでてきません@あとがき)でありながら、この充足感。もう今更なんですが、英田先生って本当にお上手な方なんですね…
水無月さらら 小山田あみ
おもしろかったです! 新婚旅行で訪れた香港 初夜の翌朝ジョギングにでかけたら拉致られ 人身オークションにかけられ 砂漠の国の性的奴隷にされてしまった・・・ と、いうお話。 そのまま砂漠の国で、お話が展開するのかと思いきや 運良く日本に生還し病院で療養するというところからスタートするのです。 砂漠の国での奴隷生活を物語に組み込むことはなく あくまでも主人公の供述的な感じ…