小山田あみさんのレビュー一覧

優しい芥子の花 小説

小川十子  小山田あみ 

イラストとギャップありすぎな乙女受

恒例のごとく、小山田あみさんのイラストに惹かれて買いました。
おそらく小山田あみさんの男前イラストじゃないと好きになれなかった
であろう乙女受の戸井田は、バツ1三十路のごく一般的なサラリーマン
設定らしいんですが、あみさんが描くとど~頑張っても男前になって
しまうので、あみさん挿絵の時はいっそのこと受も攻も超イケメン
設定にして下さい、って思っちゃいました。

ストーリーは珍しく攻(…

0

哀しくて、愛しい 小説

愁堂れな  小山田あみ 

家族の「死」によって結びつく二人

今回のルナノベルスの愁堂さん、いつもと雰囲気が違いますよーー!!
すごく大人な、静かで深い物語なんですv
こういうのは好きです~、軽い感じがしなくて満足感がありました。

家族を失って抜け殻みたくなっていた男と、家族の縁の薄さに後ろめたさを感じて生きてきた年下の男。
この二人が偶然出会ったことで、年下の男が年上の男に「生」を思い出させ、
年上の男が年下の男に「家族」を教える。
どこか…

13

タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

このカップル、好みすぎる!!

甘さの全く足りない、ケダモノのようなデカぶつ2人だ。
このカップル、一部には熱烈に受けると思います。っていうか、わたしにはすごく受けました。でも、一部にめっちゃ受けるということは。キライな人や受け付けない人がたくさんいることが予想されます。ダメな人はホントダメだろう…;それはもう、感覚の違い。

あらすじは読んでいただくとして…。
受けの靫は、警視庁公安部の「綺麗すぎる狂犬」、キレイな男で…

9

追憶 コミック

小山田あみ 

微妙……

最初は青年漫画的なタイプの漫画の描き方するんだな~~と思って読んでたんですが、読んでる内にうーん、やっぱコマ詰め込みすぎ感がひしひしと…。
表題作と「スタートライン」の2作入ってるんですが、特にスタートラインのコマ割はこれでもかー!とばかりにギチギチに詰まってます。もうちょっとでも隙間があればそこにコマ入れるよ!!って位の勢いで入ってます。
描き方はやっぱ青年漫画の系統に近いと思うんで、その方…

2

極道はスーツに二度愛される 小説

中原一也  小山田あみ 

綿棒職人からグレードアップして尿道職人w

ヤクザの若頭・芹澤と、テーラーの榎田のシリーズも、もう6作目。
すでに二人の愛は揺るぎないものになっているし、榎田は腹くくって、芹澤に付いてくって決めているし、さて、次はどんな試練で二人を試すんだろう?とワクワクした作品。
題名の通り、榎田を白紙に戻して、もう一度芹澤を愛させる展開となりました。

記憶喪失モノですね♪
設定としてはベタな王道でありますが、榎田の覚悟が本物だということが解…

6

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

大人とは年齢ではなく、経験力!

うはぁ~。また榎田先生の手腕にひっかかってしまう読者がここに!
なんだぁーこれは。このタイトルでこうくるか!!!?
今の気持ちはそう「悔しい」ですw
見事に転がされました。うーん時間軸飛び越えるとは。。。

何故かタイムトリップしてしまい、高校生活をもう一度送る久我山。
過去の時間軸で生きて、彼はどうなるんだろう?という逸る気持ちが沸き立ち、とにかく止まらず読み進めるしかなかった。

7

この佳き日に 小説

海野幸  小山田あみ 

現代結婚事情

今回は結婚詐欺にあう洋酒輸入販売会社企画室長補佐と
攻様の式を担当したウェディングプランナーのお話。

結婚詐欺にあった攻様が新しい恋を見つけるまで。

攻様は
社長である父を筆頭に家族経営している
洋酒輸入会社で姉の企画室長の補佐をしています。

華やかな容姿と楽天的で軽やかな性格で
人生を謳歌していました攻様は

春のある日、
会社近くの喫茶店で運命の女性と出逢います…

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檻の中で愛が降る ~命がけの恋~ 小説

あすま理彩  小山田あみ 

あああああもうたまりません!!

あすまさん大好きの私ですが、これはダンゼンNo.1です!!
なんて可愛いんでしょう!!萌えがつまってました///
凌辱、下剋上、時代モノ、どれも私のツボですが、いままで読んだその系統のどの作品より、暖かい作品でした。
なによりも想いの強さが、こちらまで満たさせられるくらい。
欲を言えば、続きが気になるかな~、なんて。
そしてやっぱりここもあすまさん、ふとした出来事が胸を鷲掴みにしてくれま…

2

追憶 コミック

小山田あみ 

う、うーん…。

「追憶」
官能小説家・霧村×編集者・森山
父親たちの因縁のある関係。
といっても最初はその因縁を霧村しか知らなくて。
そこへ切り込んでいったために森山は知らされて。
霧村に行為を強いられるのに彼の本来の作品である初期作品に触れて思い直す。
最初の時から霧村が見せていた表情が気になっていた時点でどこか惹かれるものがあったのかな。
もしかしたら、森山の方が霧村より先にちゃんと「相手」とし…

2

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

恋すればだれもみな…

読み返しました。レビューの皆さまも英田先生ご自身も、地味と言われることの多い作品ですが、恋する心情をメインと考えると、とてもドラマティックに感じました。
恋の病は心の内に内に入っていくものだと思うので。
ある意味外の世界を遮断する?
乗っ取られる感覚とでも言いましょうかw

この作品はBLなんですが、BLの域を超えたお話でもあると思います。
恋だと自覚するまで、棚橋が長く葛藤する。

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