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雀影
こういったフェア小冊子のおもしろい所って、本編で充分に紆余曲折しちゃったあとの、ラブラブぅになったあとのお話なので、ほとんどキャラ崩壊とも言えるくらいの、デレデレぶりが見られるところで。 SIMPLEXのヨシュアは、ロブとの完璧とも言える初デートの締めで、自宅の秘密(しっかり隠した以外なコレクション)を見つけられちゃうし、 不浄の回廊の西條は、記念日とかいってうざくて重い歩の言動にズッキュ…
凪良ゆう 小山田あみ
ハイ爺
…気がつけば感動し、うるっと泣いていた。 萌え属性とか、10代は趣味じゃないとか、そんなのどうでもよくなってました。 (萌えないという意味ではないです、ニーナは「これぞツンデレ」では?) 太陽の下に出られない難病を持つニーナ18歳と、児童劇団の子役をやっていて、でも売れない為、いじめにあっている真下光陽11歳。 18歳と11歳のやり取りが自然に感じられる、これは作者の力量とおもいます。…
橘盾
2人の会話だけですが、癒される1枚です。好きだ! 二ーナは、業界からの妬みをネタに、陽光と話しています。 二ーナは音楽家、陽光は俳優として、今は順調な2人だけれど、暗く足掻いていた時期はあった。 「何も知らないからね」「まぁな・・・」 (何だか、長い付き合いの納得が微笑ましい~♪) そこにふと、二ーナが、 「だけど、たまに自分がどこにいるか分からなくなる」と提議。 陽光も …
凪良先生の新作、待っていましたっ! やっと手にできたぁ~!嬉しいです!宝物です! 【真夜中クロニクル】 読み始めて数ページ、このまま読み続けて良いのか迷った程でした。 二ーナの重荷があまりにも辛くて、自分に影響してしまうかもと。 事実、二ーナの言葉がいちいち、胸に棘をさしてきました。 皮膚病の野良猫に、 「つくづくブサイクな奴だな。俺と一緒だ。ほら、こっち来い」 楽器が沢山あっ…
小山田あみ
CHIHIROCK☆
同人から追っかけてる作家さんなので、作家買いです。 絵のお上手さは相変わらずで、すんごい艶v フェチ的な事を言えば、唇。たまらんです。じゅる(^¬^) 二次同人でずっと読んできたので、オリジナルのキャラはどうかな~? と少し不安もあったんですが…。 官能小説家(変人)×編集、+時代背景&輪廻って設定で、 私的にはもう、ごちそうさま! っ言うか、ありがとうございます!!って言うか。…
あやたな
凪良さんの作品が好きでこれまでも全部読んでますが、今までの作品で一番良かったです! 二人の関係が攻が小さい頃からすごくすごく丁寧にかかれていて、主人公の病気とか読んでいて痛い部分もたくさんあったのですが、それ以上にあたたかい気持ちをたくさんもらえた作品でした。他の方が素晴らしいレビューをかかれていらっしゃるので、細かい事が省きますが、私にとって大事にしてまた読み返したいと思えるような大切な一冊に…
ユッキ
ニーナと陽光の2人の成長が瑞々しく描かれていて、読み終えた後はカタルシスがどっと押し寄せてきてきました。読み進める度に物語の面白さはとは別に読み終える事に対する寂寥感に溢れたくらい素敵な作品でした。絵師も小山田あみさんで凄く素敵で、物語の世界観と融合されてました。これまで読んできた凪良作品は私には「全ての恋は病から」が突出していて他の作品はそんなに心に響くものがありませんでした。表紙買いしたので小…
茶鬼
ネタバレ
本編後、デビューを果たして上京してきたニーナは陽光と同じマンションの3階と5階に住んでいます。 実質デビューとなった映画の主題歌がヒットしたニーナ。 売れない下積みも経験し、映画の成功でスターダムに上がった陽光。 二人の立場はにているのかもしれない。 ヒット曲を出したことで同業に嫌味を言われたニーナは、ふと考える。 一体自分はどこにいるんだろう。 そんな時、7歳も年下の陽光は的確な言葉…
中原一也 小山田あみ
クレタコ
中原さんの兄弟モノで挿絵は小山田さんと来ればこれはもう読むしか無いじゃないですかー!! 兄弟モノスキーとしてはがっつり萌えました。 次男はエリートサラリーマン、三男瑛[受]は父親の跡を継いで書道家。 長男雄矢[攻]だけは職業不定で色んな女の所に転げ込んでるヒモ状態の所謂ジゴロ。 そんな訳で雄矢は厳格な父親からは嫌われているんですが、3人の兄弟仲は良くそれなりに平和な生活を過ごしてます。…
よかった!!心があったかくなった!!とっても素敵だった!! 文章にしてしまうと薄っぺらい感じがして、すごく残念な言葉しか出て来ないのがもどかしい! よく「BLっぽくない」とか「BLらしい」と言う表現を自分たちは使うけれど、もしその月並みな言い方をつかってしまうならこれはBLじゃない。 自分には、BLだろうがなかろうが、そこに人間の魂の触れ合いがあって、それがたまたま同性だっただけ、というもの…