小山田あみさんのレビュー一覧

宿命の婚姻 小説

剛しいら  小山田あみ 

まさにつり橋効果でした!

題名が”婚姻”、帯に”夫神×妻神”見事に苦手要素を示唆するような言葉が並んでいたものの、剛さんだし・・・と作家さんの名前で清水の舞台から飛び降りる(w)
なにやら、親からきつく言いつけられていた行ってはいけない田舎へ行ってしまい音信不通になった兄と連絡をとりたいと、その双子の妹が友人の婚約者で、友人から依頼された為に、TV屋の性もあり、引き受けてそこへ出かけると、
何と、そこに秘められた神事に…

2

宿命の婚姻 小説

剛しいら  小山田あみ 

ゲイパラダイス?は危険と隣り合わせ

昔ながらの因習と神事にまつわるトラブルに巻き込まれた受け様と攻め様の恋です。
攻め様はTV制作会社のディレクターなのですが、学生時代の友人に頼まれごとを
依頼されるのですが、それは友人の婚約者の双子の兄を探し出して欲しいというもの。
友人の婚約者と兄の受け様の父親は、ある閉鎖的な村の出身でそこから逃げ出して
来たと言うことで、土壌研究をする研究員の受け様がそこに行ったみたいなのだが
戻っ…

3

カタギの分際 小説

櫛野ゆい  小山田あみ 

帯の煽りが笑えて・・・

「お前、カタギの分際でオレに突っ込む気か?」
「え?はい、だめでしたか?」
「だってお前、オレだぞ?ヤクザだし、年上だし・・・」

基本ヤクザものは避けているのですが、帯の煽りでズキューン!ときました。
本屋で笑いをこらえきれず、ニヤニヤしちゃいました。
ヤクザもの苦手でも楽しく読めると思います。

そして小山田あみさんのイラストが素敵です。
特にエロのイラスト良すぎです。(特に…

1

優しい芥子の花 小説

小川十子  小山田あみ 

この先が楽しみな作家さん

前半すごく面白かったんですが、後半になってややもたついた感じ。
お話そのものはめちゃくちゃイイと思います。
キャラもいい。主役カップルはもちろん、脇役の友人二人含めてみんな個性的で魅力的で。
元不良の攻めが、天使と悪魔の葛藤に負けてレイプにおよぶ場面あたりまではワクテカが止まらなかったです。

ただ後半が。
まず、攻めの後悔が足りないこと。大好きな相手をレイプして悩み苦しむ場面で、もうちょい萌えさ…

1

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

よかった

評価が高かったため、気になって買っちゃいましたが評判の通りでした。

話の中に引き込まれ、とても大好きな作品になりました。

お互いに大切に思ってるのが伝わって泣けました。

2

優しい悪魔が同居人 小説

朝香りく  小山田あみ 

ネガティブ受けが可愛い

うじうじしたネガティブな受けが大嫌いな私なんですが、このお話のネガティブ受けは大好きでした。とにかく可愛かったです。
コメディだったからっていうのもあるし、少しずつ成長して前向きな思考を覚えていくのが微笑ましかったというのもある。なにより、攻め様が受けのネガティブさを一切受け入れず、いちいち怒ってくれるのが良かったです。
二人のやりとりが楽しくてさ。受けはネガティブなだけじゃなく、かなりの天然で妄…

6

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

確かに好き系の話。

友人にこういう感じの話が好みだというのを話して、「それなら、コレ」とチョイスしてくれたのがコレでした。
うん、確かに好き系の話でした。

ある日、ゲイバーで同期の八木と出会った香月。
香月が隣に可愛い子を連れていたことから、同じように可愛い子が趣味なのだと誤解されてしまい、八木と職場での可愛い同僚の争奪戦をしようと一方的に持ちかけられてしまう。
本当は最初に連れていたのはただの友人だった…

0

優しい悪魔が同居人 小説

朝香りく  小山田あみ 

なんかかわいい。

普段あまりコメディっぽいものって読まないのですが、友人が貸してくれたので読んでみました。
普段読まないせいもあって、新鮮でした。

貧乏くじな人生を送って来た宇佐美は、そのせいものあってどこかうじうじしたところがあって。
しかし、お酒を飲むと一点。
ヤクザに絡まれていたところを駿河に助けられ、同居することになるのだが…。

とにかく宇佐美の性格がスゴイんですよね。
ただのうじうじじ…

4

カタギの分際 小説

櫛野ゆい  小山田あみ 

カタギな年下ワンコ

最初から最後まで楽しく読めました。
正直、ヤクザものはあまり積極的には読まない私ですが
コチラは読んでいて心がフッと温まるような読後感にさせてくれました。

ヤクザの桐生が、花屋の青年・上條と知り合い、「俺はヤクザだ!」なんてことを
上條にことあるごとに言いながらも、そんなことはお構いなしに、ドンドンと踏み込んでいくいく上條。
一見穏やかそうな中に、こうと決めたらひかない強さももってい…

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探偵は止まり木で眠る 小説

伊郷ルウ  小山田あみ 

派手さはないけれど温かく優しい物語。続編を読みたいです。

30歳と35歳という年齢設定、攻めは同僚にして親友でもあった人を、受け(と言っていいのか)は叔父でありながら最愛の恋人でもあった人を亡くしたという共通の悲しみを知る者同士とあってか、終始落ち着いた雰囲気の物語でした。2人の視点が切り替わりつつお話が進みますが、境目が判りやすいので混乱することはありません。

亡き恋人の跡を継いでバーを経営する天海、そこをたびたび訪れる探偵・杉崎。天海に惹かれる…

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