小山田あみさんのレビュー一覧

詐欺師は恋に騙される 小説

  小山田あみ 

可愛い詐欺師なんです

詐欺師と被害者の再会ものラブストーリーでした。
それも後半はとびきり甘えたがりの受け様萌えの作品です。
受け様は詐欺師なんですがその背景はちょっと切ないですね。
5歳の時に母親から公園に置き去りにされる形で捨てられる
そして詐欺師の男に拾われるんです、でもその詐欺師も
なんか昔の義賊みたいな感じで確かに犯罪者ではありますが
親に捨てられた受け様を精一杯育ててるんですよね。
そんな受け…

7

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

作者の愛情たっぷり

出会ったときは、集団生活から弾かれた者同士。
光線過敏症がきっかけですっかり捻くれ者になってしまったニーナと、子供の頃からずーーっとニーナが大好きな年下の陽光。
7歳の歳の差ながら、社会から目下脱線中のニーナと人よりも早く社会にでた陽光とでは、精神年齢が釣り合ってます。なんせ、小学生相手に手加減無しで文句垂れる高校生だし。大人気ないにもほどがある。笑

そんなニーナと陽光の8年間のお話なの…

11

優しい悪魔が同居人 小説

朝香りく  小山田あみ 

優しい悪魔は

どっちだったんでしょうね?

運が悪くて臆病者、会社は倒産、アパートは立ち退き、実家とはゲイがばれて疎遠。
そんな宇佐美は、酔っぱらうととたんにたがが外れて怖いもの無しの向こう見ずに豹変。
チンピラヤクザに絡まれて、あわやというところを助けてくれた、強面の男・駿河に助けられたのはいいんだけど、、、。

物事は何でも自分の心がけ、受け止め方次第。
怖いと思えば何でも怪しいし、うじうじし…

2

優しい芥子の花 小説

小川十子  小山田あみ 

あくまでも「ヤンチャ」

不良でも、それは「ヤンチャ」の範疇で、暴力はOKでもクスリはNG。
そんなBL商業作品のお約束が伏線としてしっかりいかされているお話。

小料理屋のカウンターを挟んだ、腕に刺青が覗く強面のバイト君・富田政文と、いつも地味スーツの優しげな眼鏡公務員・戸井田。
富田はカウンター越しに戸井田と交わす他愛ない一言二言の会話を楽しみにして、まあ、既にぞっこんな訳で。
対して戸井田はというと、、、

0

極道はスーツに二度愛される 小説

中原一也  小山田あみ 

記憶喪失

帯『いやらしい躰に、してください』

既にラブラブカップルで出来上がっている芦澤〔攻〕と榎田〔受〕
しかしもうすっかり榎田は淫乱でマゾっけ有り有りですね。
芦澤にされる事ならもうどんなプレイでも受け入れるし、羞恥に襲われながらも快感におぼれてしまう。

そんな折に、榎田が交通事故にあって軽症ではあったのですが何故か、芦澤やヤクザ関係の事のみすっぽり記憶から抜けてしまいます。
ベタな記…

2

極道はスーツを愛玩する 小説

中原一也  小山田あみ 

木崎×諏訪多め

帯『芦澤さんは、虎より危険です』

今回はメインカップルと共に、木崎×諏訪の脇カップルが作品ページの約半分あるのですよー。
メインはもうかなりラブラブで出来上がっているカップルなので、むしろまだじれったい展開中の木崎×諏訪の方が気になりますなー!!
今回の芦澤の尿道責めは綿棒と初心に戻ったのか?意外とソフトな気がしてくるから慣れって怖いーー!!

榎田が取材を受けたカメラマンから、芦澤…

0

極道はスーツに契る 小説

中原一也  小山田あみ 

尿道ーー!!

帯『いやらしく俺を喰ってみろ』

極道はスーツにシリーズときたらやはり外せないのが尿道責め!!
ヤクザ×テーラーカップリングなんですが、もうすっかりこの2人は出来上がっちゃってますね。

毎回手を変え品を変え、芦澤〔攻〕が弘哉〔受〕に尿道プレイをやっちゃいます。
今回の登場責道具はなんと細長いバルーンとグミ!!
どちらも弘哉の尿道に入れて責まくります。
しかし芦澤がバルーンとかグミ…

2

池上准教授の恋愛学異論 小説

野坂花流  小山田あみ 

完璧な外面が崩れる時に

頭脳明晰で誰にでも優しく見た目も綺麗なイケメンの
受け様は、実はかなりの曲者で、二重人格のように
外面がいいだけのホントは性格が悪い人物。
両親にさえ本当の姿を見せない受け様が唯一、素で
向き合えるのは幼なじみだけだった。
その幼なじみに片思いをし続ける受け様を唯一知って
いたのは、後輩である攻め様。
攻め様も受け様に片思いしていたから・・・
受け様の素の顔も知っているのです。

2

探偵は危険を運ぶ 小説

中原一也  小山田あみ 

中年オヤジは手癖が悪い?

一見クールホントは熱い検事とダメオヤジな見かけ、
でも一本筋が入った探偵とのスリリングな
恋愛模様のお話でした。
几帳面を絵に書いたような堅物検事の受け様は
ある殺人事件の現場で浮浪者みたいにだらしない
見かけの探偵と係ることに・・・
完璧すぎる証拠があり起訴するには問題の無い事件
でも受け様は何故か起訴に踏み切れない。
そして、加害者の婚約者に依頼され調査をしてる
攻め様に事件…

1

探偵は危険を運ぶ 小説

中原一也  小山田あみ 

注目は・・・足粉(爆笑)

無精髭によれよれの服装、傲慢な態度なのに何故か目が離せない。
そんな魅力あふれるオヤジ(多分40前後ではある)と、ちょっと四角四面だけど正義感の強い実直な男の組み合わせは、中原作品の定番な流れながら、飽きさせずにサスペンスを織り込み一気に読ませるみせどころたっぷりの一冊でした。

今回のオヤジの特筆点は・・・足粉!?
いきなり初めて上がった男の部屋へ入るなり靴下を脱いで足の爪を切りだす(爆…

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