小山田あみさんのレビュー一覧

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

愛にあふれた幸せなSM

SMスキーなので、「本格SM官能ロマンス」なんて言われたら、読まずにいられずw

受けはとても不器用で生きづらい子。社会にうまくなじめずに売り専をしていたところ、ご主人様に買われて奴隷に。でも、ご主人様は事業に失敗し、潤音を置いて失踪してしまいます。何かあった時に行けと言われていたSMクラブに身を寄せていたところ、宗司に再調教されることになるのです。

前のご主人様の調教はほとんど虐待でし…

8

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

追い詰められて萌え

夜光花先生ならではの、ミステリーたっぷりな作品だと思います。
獣とか蟲とか人外は出てきませんが、非日常な設定です。「花」シリーズを彷彿とさせるような重大な謎が隠されている感があります。今作では解決しません。
色々と思わせぶり過ぎて、どれが伏線なのか…。
本当に続きが気になります!
早く読みたい!

人がバンバン死んでいくので、苦手な方は辛いかもしれません。

個人的には受け様と攻め…

2

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

続編が待ち遠しくて仕方ない!

まさかの続編ありきのノベルズで後半ごろにえっ?これで終わりじゃないよね?
そんな風に思ってのあとがきに続編に続くとあって気になって仕方ない(笑)
それでも既に書き上げているとのことで直ぐに続編も発売されそうなので今から楽しみ。

舞台はネバーランドという大型リゾート施設でプレオープンに招待された受けになる
匠家族が大変な目にあってしまうミステリアスな作品でエロ多目系の作品です。
楽しい…

5

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

身につまされる

ずっとランキングに載っていて気になっていた今作品。一気に読み、そしてすごい読後感に、しばし帰ってこれませんでした。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

初っ端から恋人に「結婚したいから家を出ていって」と別れを切り出されるつぐみ。売れない作家で生活の一部を恋人に負担してもらっているつぐみにとって、恋人から別れを切り出されることは恋人を失うだけでなく「生活」も失うこと。順風満帆な…

36

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

前後編らしいですよー

『お願いします出版社さま、続きがあるなら前編とか書いて下さい』ってとこですね。
最近この傾向が高い本を色々なところで見ますが、ラストがハッピーエンドじゃないと読みたくないわたしには酷です(涙
ただ、この作品に関してはあまり待たずに後編が出るそうですが。


受けの大和田匠は、何らかの心因で記憶障害を患う大学生、22歳。
家族で大型リゾート施設、『ネバーランド』の試験オープンに招待されま…

8

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

思い出という宝物

日々、生きていく中で積み重ねていく記憶。
自分が自分であることを形作っているのが記憶なのかもしれないと思います。
その記憶がこぼれおちていくことの怖さ。そして、そうした人と一緒に生きていくなかで感じる寂しさ。
私の身近な人が患った記憶力障害という病気と一緒に過ごした時間のことを思い出したりしました。

つぐみと朔太郎は恋を芽生えさせることと同時に愛情が育ちすぎて行った二人なのかななんて感…

8

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

早く続きが読みたい!

作家買いです。

リゾート施設のガイド・隼人×大学生・匠

リゾート施設への無料での招待が当たり、家族でそのリゾート施設へ向かう匠。そのリゾート地でガイドとして働く隼人に会いますが、彼は匠の幼馴染で、かつ昔の恋人でした。素晴らしい施設で、何をしても無料ということもありすっかり楽しむゲストたちですが、食事を取った時に何人かが突然苦しみだし、そのまま亡くなるという殺人事件が起こります。その際に…

4

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

いや〜泣くわ(´;ω;`)

切ない…切なすぎるだろ〜

初めて、BLで泣いたかも…
普通にBL読む感じで手を出すと後々苦しいです。
この二人の恋愛って美し過ぎて、見ていてスゴく辛かったです。
お互いを想う気持ちが、結構はじめの方から物語の終わりまでじわじわと伝わり続けます。そう、ず〜っと伝わってくるんです。強く愛し合っていますが、HAPPYな感じでは決してないので、そういうのを求めて読んでしまうと爆死します。
賛…

7

ヤクザな子猫は初恋中 小説

朝香りく  小山田あみ 

いたずら仔猫調教師と『やわらか仕上げのファンシーヤクザ』

前作『やさしい悪魔が同居人』は読んでいませんが、独立して楽しく読めました。

『やわらか~』は作者があとがきでおっしゃっている言葉なのですが、あんまりピッタリなので笑ってしまいました。
そして、小山田さんのきれいな表紙絵の文字のない全貌はカバーを外すとよく見えるとのことなのでじっくり見ました。ほんとこの方のイラストは大好きです。評価がワンポイントアップする方の一人です。

思い人の獣医さ…

2

虎と竜~灼熱の純情と冷徹な欲情~ 小説

四ノ宮慶  小山田あみ 

脇キャラがデンジャラス

可愛いBLも好きだけどデンジャラスでバイオレンスなヤクザものも好きなので
この作品もかなり面白かったですよ。

規模は全然違う同系列のヤクザの若頭同士の熱いラブで意外にも再会ものでもあります。
もっとも受けになる新條は後半まで攻めの藤森のことを思い出さないので
見た目や態度は大物極道オーラを出している藤森が見せる新條への一途な思いは萌え。
互いに相愛になってからも新條のクーデレ具合が崩…

7
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