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高峰あいす 緒田涼歌
marun
ネタバレ
受け様が7歳の頃、身体が弱く避暑をかねて訪れていた場所で出会った、 攻め様である金髪の青年、チョットしたきっかけで仲良くなった二人。 受け様は歳の割に物静かで身体が弱くみんなに心配を掛けている事から ワガママひとつ言わない聡明で思いやりのある子供なんです。 攻め様も家の事で悩んでる時期だったので、受け様との交流はその小さな身体で 精一杯生きて、健気さに心を癒される存在になるのです。 受…
秋山みち花 緒田涼歌
霧島伊都
初めて買ったBL本(その1)です。 どういう経緯でこの本を知ったのかは忘れてしまいましたが、 知ったのは発売から半年ほど経った頃でした。 それ以来、購入するまでの約半年間、ずっと気になっていました。 鳥海さんが出演しているCDをチェックしている時に、 『ルナノベルズ フェア2011 ~番外編CD全員サービス~』 のフェアがあるのを知り、そのフェアを機にようやく購入しました。 …
橘かおる 緒田涼歌
もこもこ
前作同様面白く、読んでいて楽しい作品でしたが好み的には前作『絶体絶命の恋』の方がより好きなテイスト満載。 シリーズ二作品目は健気で頑張り屋のしっかり者受けと、強気で傲慢な所があり、だがやはり伴侶の香りには弱かった・・・!な攻めの話でした。 攻めが受けに対して、はぁはぁはぁし過ぎだと笑ってしまった。 猫にマタタビを与えたような、匂いに酩酊するイメージで、あんなにも『伴侶の香り』というものに…
ストーリーも好み、攻めの受け溺愛も好みで面白く読んでいて楽しい作品でした。 表紙絵も素敵。 作者さんのあとがきを読んで私も帯を外した口です。 うさぎさんのお尻と、それを狙う獅子が・・・!全てを物語っています。 攻めの一族には、魂の匂い、簡単に言えば善悪を見極めるようなものを感じ取れる特殊な能力があって、添い遂げる伴侶になる人物はとても良い匂いを漂わせている。 そんな伴侶の香りを漂わせ…
前作の「絶体絶命の恋」の関連シリーズスピンオフ篇の作品で今回も皇一族の 不思議な匂いを嗅ぎ分ける力が題材で、前作の主人公の皇獅子と同じ能力を持ってる 弟分的な蒼鷹が攻め様として登場、相手役の受け様は叔父が経営する 人材派遣会社の代表代理として働いている普通の男なんだけど、何故か男を惹きつける 事が悩みのタネでもある受け様。 前作の受け様はビクビクした白兎だったけど今回の受け様は生意気やん…
神楽日夏 緒田涼歌
霊媒師の受け様と霊媒師の息子だが能力の無い攻め様との穏やかなロマンス 受け様は『霊媒師』として代々続く〈諏訪〉の名を継いだ四代目なのですが 諏訪とは血縁関係でなく、本来は15才の時に助けを求めて来た依頼者なのです。 受け様は、人の痛みを自分が替わりに引き受けるヒーリング系の能力者で 触れた相手の痛みや苦しみを身に取り込んで、それを自分では浄化出来ずに 諏訪に助けを求めて来たのですが、霊媒…
茶鬼
神楽さん作品はファンタジーが代表的ですが、その中でも特殊能力とか人外みたいな題材を扱った作品は結構好きで、今回も期待を裏切らないというか、 ちょっと毛色の変わったお話で、読み進めるに従ってどんどんと面白くなる♪ そんないい作品だと思いました。 主人公が巫女の格好をしていて、余り巫女設定が好きでないのですが、これは単なるコスプレに近い巫女装束である部分も自分に受け入れやすい要素だったと思います…
妃川螢 緒田涼歌
ショコラ文庫は他のレーベルさんよりも親子モノって多くないでしょうか? なんだかしょっちゅう親子モノを見かけている気がします。子持ちBLも定番化してきたジャンルですね。 ちびっこが出てくるので、ほのぼの路線価と思いきや案外シリアスな話しでした。 小さな子供さんが出てくるので、それなりにほのぼのした雰囲気もありましたが、受の心がギスギス・グダグダした部分もあって、読んでいてなかなかハッピーに…
本編後に、実家に帰って来た兄と二人で暮らすようになった日常です。 弟は初めて兄への思いを自覚した、兄と父親との禁忌の関係を見てしまった 幼い日の頃を夢にみて、目覚めた時にいつも傍で眠る兄の温もりが消えて 思わず5歳の、兄からおいて行かれた日の心細さを思い出して 兄を追い求め夢中で探す、キッチンで兄を見つけた弟の焦った心情が如実に わかる内容です。 大好きな兄がいれば何もいらないみたいな…
本編後に二人で両親の墓前に墓参りに来た時のお話でした。 今頃父はあれ程待ち望んでいた母と再会を果たしているだろうかと思いを馳せる 受け様に、弟からの呼びかけ、墓前に供えた花に蝶が現われる そしてその蝶を追いかける様にまた違う蝶が・・・ 二頭のもつれあうように飛ぶ蝶を二人で見つめ二人が思う事は一つ あの蝶たちは両親なのではと、そして弟は兄へ誓いを 禁忌の罪悪感とともに、それでも離れる事の…